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社内のエンジニアにいまさら聞けないことはありますか? 〜エンジニア採用担当者の疑問を解決するHR Meetupを開催しました〜

こんにちは!PR担当の伊藤です。
scoutyではHR Meetupというエンジニア採用担当者を対象としたイベント毎月開催しています。
毎回15名くらいの方にご参加いただき、LTや懇親会を通してエンジニア採用のノウハウや業務の悩みを共有しあっています。
今回はHR Meetupの中でも特に好評をいただいた「scoutyのエンジニアが採用担当者の疑問に答える」というテーマの会で参加者からいただいた質問について紹介します。

イベントのはじまりは乾杯から

TECH CS Meetupというイベントの記事でも紹介しましたが、scoutyのイベントのはじまりは乾杯からです。初対面で緊張している参加者同士がリラックスできる仕組みづくりを心がけています。乾杯で交流を深めると、LTやレクチャーなどを行う場合も話し手が聞き手に一方的に伝えるのではなく、相互にコミュニケーションを取れるようなインタラクティブなイベントにすることができます。

scoutyのエンジニアになんでも訊いてみよう

本イベントの趣旨は「社内のエンジニアにはいまさら聞けないことを、scoutyのエンジニアになんでも訊いてみよう」です。
技術的なことやエンジニアに関連する知識は、採用担当者には理解が難しいものです。理解しないまま採用活動を続けているうちに「いまさらこんなこと知らないとは言えない」ということが増えてきてしまします。今回のイベントではそういった体面は捨て去り、どんな初歩的なことでもscoutyのエンジニアに訊いていただきました。


アルコールを飲みながらラフにディスカッションします


Q. エンジニアがスカウトメールを書く時間はどうやって確保してる?

scoutyのサービスに限らず、スカウトメールによるエンジニア採用手法は一般的になっています。
一方で、採用担当者は技術的な知識が及ばないため、どうしても社内のエンジニアにスカウトメールの文面を執筆してもらうケースがあります。エンジニアには開発というメインの業務があります。そういった中でどのようにしてエンジニアに協力してもらうのかは気になるところだと思います。

A. scoutyでは、全員でスカウトタイムというスケジュールを作って一斉に書いています

scoutyでは全社員が一斉にscoutyやリファラルなどでエンジニアをスカウトする時間を作っています。その時間の中では他の業務はせずにスカウトだけに集中するようにしています。

一方で、同じように全社員でスカウトを行う企業ばかりではないと思います。
scoutyのクライアントで運用をスムーズに行っている企業は、社内定例やエンジニアの時間を確保して、会議室などでスカウトに集中してもらうようにしていることが多いです。

スカウトは、普段の業務とは毛色や思考が異なるものです。頭を切り替えて取り組まないとなかなか難しいこと、また決まった時間を確保しないとなかなか進捗しないということが起こりえます。これはエンジニア以外の採用担当者にもいえることですが、きちんと時間を区切って、スカウトだけに集中して取り組む方が効率が良いようです。

Q. GitHubの内容に踏み込んだ言及はどうやって書けばいい?

エンジニアへのスカウトメールでは、プロフィールに書いてあることを並べただけの文章やテンプレートでは返信率が向上しません。(もちろん受け取る側も嫌な気持ちになります)
エンジニアのアウトプットをきちんと見て、自社にマッチした点、魅力的に感じた点をスカウトメール文章で伝えることが大切です。一方で、エンジニア技術に造詣が深くない採用担当者はどのような点に注目して、どのような文章を書けばよいのか悩んでいるようです。

A.社内の技術と親和性がある技術やツールだけでも覚えておく

まずは社内のエンジニアとコミュニケーションを行い、自社で活用している技術について認識を深めることが肝要です。といってもすべての技術を理解できるわけではないでしょう。そこで、現在課題になっている技術や活用を検討しているツール、すでに活用している特徴的な技術に限定して学んでいきましょう。

例えば、scoutyではSNSなどの情報をクロールするために「Scrapy」というPythonのライブラリを活用しています。これを理解しておくことで、GitHubのレポジトリの詳細までは読み込めない場合でも「Scrapyを活用して◯◯をクロールしている」といった候補者の情報が読み取れます。
非エンジニアであっても、ポイントをおさえて社内の技術への理解を深める事で、ある程度まで技術に言及したメールを書くことが可能です。

エンジニア目線のアドバイスに、真剣に聞き入る参加者

この他にも「今scoutyの◯◯さんが転職するとしたらどんな企業?」「うちの会社はエンジニアから見るとどんなイメージ?」「◯◯と◯◯ができる◯◯歳くらいのエンジニアを探しているんだけど、どういうコミニュティにいるんだろうか」といった個別の相談も多くいただきました。

エンジニアリングの知識不足は、エンジニア採用担当者の大きな課題です。
中には採用担当者になってはじめてGitHubという言葉を訊いたという人もいるぐらいです。
この課題を解消するためには、社内のエンジニアの協力も必要です。

採用担当者は恥を恐れずに社内のエンジニアになんでも訊いてみる、エンジニアは採用担当者にわかりやすく採用に必要な技術を共有するということを心がけてみてください。

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