1
/
5

【Langooデザインチームインタビュー 前編】「やりたいこと」を見つけた私たち

みなさんこんにちは!Langooプランナーの本田美なつです!

以前投稿した、デザイン勉強会デザイン座談会の記事、みなさん読んでいただけましたか?

Langooのデザインチームは、広告のクリエイティブからWantedlyのサムネイルまで、幅広い分野で活躍し、いつもLangooのサービス運営を支えてくれています。

今回は、そんなLangooのクリエイティブチームの4人にインタビューをしてきました!

まずは前編!Langooデザイナーインターンチームでは一番インターン歴の長い弓庭さんと、この1年でデザインを新しく勉強し始めたという加藤さんです!

座談会だけでは聞ききれなかった、あんな話やこんな話など、色々と深い話が聞けちゃう…かも…?

ぜひ最後までお楽しみください!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1人目 弓庭理子(ユバ・リコ)さん

プロフィール

札幌市立大学デザイン学部4年生。大学入学後に本格的にデザインを学び始め、Langooでは電車中吊り広告の作成やアプリ内UIUXの改善などを担当。大学入学後は学生団体での活動やカンボジアへの留学など幅広く活動。2019年8月からLangooにデザイナーインターンとして入社。

==============

本田:デザイン座談会でも話に出ましたけど、弓庭さんはもともと、デザイナーになる道を希望していたわけではないんですよね?

弓庭:そうですね。もともとは法学部に入るつもりで、でも受験でうまくいかなくて、それで今のデザイン学部に入ったというのが経緯です。

だから大学の最初の3年間は本当にちゃんとしたデザインはしていなくって。

周りを見て、みんなすごいなあ、私にはできないなあ、て事ばかり考えてました。

本田:弓庭さんにもそんな時代があったんですね…。

弓庭さんって、大学3年生の終わりにベトナムに留学されてますよね?

それはどういう動機だったんですか?

弓庭:3年生の終わりから、卒論や卒研の話が始まって、そのために教授から「何か自分の特徴として語れるコンテンツを考えておきなさい」という話をされていたんです。

でも私はそもそも、希望していなかったデザインの学部に来てしまって、将来どうしよう、自分は何になるんだろう、という考えの部分がすごく浮いてしまっていたんですよね。

それで、自分探しの旅じゃないですけど、知らない世界に行って経験を積んでみて、ふわふわしてしまっている自分の核の部分を固めたいと思ったんです。

本田:もともと希望していなかったデザインの学部に来てしまった弓庭さんならではの判断だったんですね。

実際ベトナムではどんなことをされていましたか?

弓庭:4つのインターンを転々としました。

1つ目はWebディレクター、2つ目は営業、3つ目は日本語学校の先生、4つ目は新規のWebサイトなどを作るデザインのインターンです。

本田:デザインのインターンは4つ目だったんですね!

デザイン以外のインターンで、何か学んだことはありましたか?

弓庭:もちろんたくさんありました。

一番今に繋がっている気づきだったな、と思うのは、営業のインターンでしたね。

日本人向けのフリーペーパーの広告枠を売る営業を経験したんですけど、正直商品そのものに自分が納得感を持てていなかったとしても売らないといけないというのがしんどかったんです。

でも、商品を作るのではなく売るのが仕事だから多少は仕方ないのかもしれない。

そう考えたときに、それなら私は「作る」方になれば良いのでは?と思ったんです。

本田:なるほど、それが今の「デザイナー」という仕事を目指す動機の一つになっている訳ですね!

弓庭:あとは、座談会でもお話ししたんですけど、とあるお店で「デザイン学部」というだけでメニューのデザインをお願いされたことがあったんです。

その時に、「あれ?デザイナーってもしかして市場価値が高い仕事なのでは?」と思い、本格的にデザインを頑張ってみようと思いました。

本田:そこで、「市場価値」まで発想が飛ぶところが面白いなと思います。

もともとそういう風に、「自分の市場価値」とか「自分にしかできない仕事」を考える習慣があったんですか?

弓庭:そうですね。

私たちの世代って、子供から大人になる時期に「AIが将来仕事をとる」とか将来の仕事に対する不安な話をよく聞かされていたな、と思うんですよね。

私も、漠然と自分の将来の仕事に対する不安を抱えていて、「私って何ができる存在なんだろう」とはずっと考えていました。

だからこそ、「デザイナーの市場価値」に気付いた時、それが自分の納得感の得られる「作る側」の仕事だったこともあり、「これだ!」と思ったんです。

本田:自分探しの旅の末に、見事自分を見つけた訳ですね!素晴らしい!

でも大学の最初の3年間は、デザイン学部にいながらも興味がなかったのでデザイン自体は本腰を入れて学んでなかったんですよね?

そこからどうやってデザインを学んだんですか?

弓庭:最初は手探りでした。

転機になったのは、帰国後にビズリーチのデザインインターンに参加した時です。

サービスのプロトタイプのデザインを作るインターンだったんですけど、そこで学んだのが、「デザインは目的やコンセプトなどを言語化して、それを具現化する作業」ということだったんですね。

つまりはセンスやフィーリングではない。ターゲット、目的、コンセプトなどをしっかりと考え抜き言語化する努力ができれば良い。

「生まれ持ったセンスでなく努力で伸ばせるなら、私にもできる!」と思ったんです。

本田:そこから、言語化の努力を始めたんですね。

デザインを仕事でしたことがない人には、今弓庭さんが仰ったように「センスやフィーリング」でデザインをしていると思う人は多いですよね。

弓庭:そうですね。実際は、頭で考える割合の方が大きいと思います。

(これまで弓庭さんが作ってきたWantedlyのサムネの一部)

本田:この記事を読んで、「実際のデザインの仕事」への理解を深めてくれる人がもっと増えると嬉しいですね!

弓庭さんはもうLangooのインターンは卒業ということで、本当に今までありがとうございました!

弓庭:こちらこそ、ありがとうございました!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2人目 加藤万柚子(カトウ・マユコ)さん

プロフィール

デジタルハリウッド専門学校在学。岐阜で短大英文学科を卒業後、デザイナーを目指しデザインを学ぶために上京。Langooには2019年10月からデザインインターンとして入社。OGP画像や記事のサムネイル画像を担当。

================

本田:カトちゃんは、もともと全く違う大学に通ってたんですよね?

加藤:もともと通っていた大学は英文学科でしたね。デザインとは程遠い学部でした。

本格的にやり始めたのはこの1年です。

本田:そこから、「将来好きなことを仕事にしたい」と考えて、デザインの道に進む決意をしたんですよね。

加藤:そうですね。

高校の時までは、「やりたいこと」って本当に分からなかったんです。

何をやりたいんだろう?と考えても分からなくて、それで大学は全く違う英文学科に進みました。

でもやっぱり自分の好きなことを仕事にした方が楽しいだろうし、楽しめないと続かないと思って真剣に考えてみた結果、もともと物を作るのも好きでサイトなどを見るのも好きだったこともあって、デザインの道に進むことにしました。

本田:「好きなことを仕事にした方が楽しい」という考えは、もともと持っていたんですか?

というのも、意外と「仕事はお金をもらうためのものだから、しんどいのが当たり前」という考えの人もいると思うんですよね。

特に最近の大学生には、そう言った「仕事」に対するマイナスイメージを持っている人が多いのではと思います。

加藤:もともと「好きなことでなくては続けられない」という考えは持っていたと思います。

小さい時からやっていた習い事もほとんど、好きでないものは続けられませんでした。

逆に、好きだったピアノはずっと続けていました。

あとは、お兄ちゃんの影響もあります。

私のお兄ちゃんは東京でエンジニアの仕事をしているんですけど、自分の仕事を楽しんでいるんですよね。

身近にそうやって「仕事を楽しんでいる」人がいたから、「仕事はお金をもらうためのものだから、しんどいのが当たり前」という考えにはなりませんでしたね。

本田:身近にそういった人がいるというのはとてもラッキーでしたね。

そこから、岐阜を離れて東京という場所でデザインを学ぼうと思ったのはどうしてでしたっけ?

加藤:一つは、私の学びたい分野を学べる学科が東京の学校にしかなかったから、というのがあります。

あと一つは、大学までずっと岐阜で過ごしていたので、そろそろ地元を離れてもっと広い世界を見てみたいな、と思ったからですね。

本田:大学までの間で、そう言った「世界を広げたい」みたいな気持ちが溜まっていたんですね。

加藤:そうですね。地元が嫌いなわけではないですけど、東京という都会に出てもっと経験を積むのも良いのではと思ったんです。

本田:実際、カトちゃんが「デザイナーを目指して東京に行く!」と行ったとき、ご両親とか周囲は反対しなかったんですか?

加藤:やはり少しはされましたね。「何言ってるの?」って感じで。

大学のゼミの先生にも、「大丈夫?」と心配されました。

両親もびっくりしたと思います。

でも、お兄ちゃんがエンジニアでWebサイトのデザイナーとかのことも知っていたこともあって、全く未知の世界というわけではなかったので、結局は「頑張っておいで」と言ってくれました。

本田:今は、ご両親に自分の作品を見せることもあるんですか?

加藤:見せています。「もっとこうしたら良いんじゃない?」ってアドバイスをくれることもあります。

本田;応援してくれてるんですね!よかった!

加藤:そうですね。今は応援してくれていると思います。

本田:もし後輩が、カトちゃんみたいに全然違う学部からデザインの道に大きく方向転換するって言ったら、お勧めしますか?

加藤:うーん、どうでしょうか(笑)。

私は今まで本当にデザインの基本も知らなくて、この1年で学んだんですけど、やっぱり今通っている学校のクラスメイトとかにはすごい人がたくさんいるんですよね。

デザイン経験もたくさんあって、ツールもバンバン使いこなせる人もたくさんいる。

そういう人たちについて行くことは正直大変だなと思います。

Langooに入ってからも、例えば同じインターン生の弓庭さんなど、デザインを案を思いつくスピードが本当に早くて。

自分はまだまだだからもっと努力しないととよく思います。

大変なことは確かなので、みんながみんなにお勧めできる道なのかは分からないけど、私自身はこの道を選んで最終的には良かったです。

やっぱり好きなことだから続けられそうだし、これからも頑張っていけそうです。

(加藤さんが作ったサムネやOGPの一部)

本田:良い意味で楽天的なカトちゃんだからこそ選べた道だったのかもしれないね(笑)。

カトちゃんも弓庭さんと同じく、Langooのインターンを卒業と聞いています。

本当に今までありがとうございました!

加藤:ありがとうございました!

===============

(編集後記)

「自分は何ができるのだろう?」「自分は何が好きなんだろう?」ということが、よく分からなかったという弓庭さんと加藤さん。

2人に共通していたのは、「よく分からない」と思った時に、きちんと考えたり行動を起こしたりして答えを探しに行った点だと思います。

実際の仕事に触れることができたり、人生の先輩である社会人の人と話をする機会もたくさんあるインターンは、「自分探し」において一つの手段であると言えそうですね。

デザインチームインタビュー、後編もお楽しみに!

今回のインタビューを読んで、Langooやデザインインターンに少しでも興味を持ってくれた方は、ぜひお気軽にオフィスまでお越しください ^ ^

よろしくお願いします!

Riiid Inc.では一緒に働く仲間を募集しています
5 いいね!
5 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング