駐在妻として過ごした2年間が転機に!"キャリアチェンジ"を目指す人を応援したい:Webディレクター 板倉 美奈 | ランサーズ株式会社
【プロフィール】 板倉 美奈(Webディレクター) 出身地:長野県 好きな食べ物:ラーメン 趣味:ジャズ鑑賞 ジャズピアノ演奏 ...
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時間や場所、雇用形態にとらわれない働き方の創出を目指すランサーズでは、もちろん性別にもとらわれず活躍し、評価されているメンバーがたくさんいます。
今回は中でもお子さんを持つお母さんにフォーカス。ライフステージの変化の中でどんなキャリアを歩まれてきたのか?ランサーズならではの働き方や、実際働きやすいのか?まで聞いてみました!
▲左:小林あづさ/コーポレート部 マネージャー、中:小沼志緒/コーポレート部門 執行役員、右:板倉美奈/オンラインマッチング事業部 マネージャー
小沼 志緒(以下、小沼):新卒で日興シティグループ証券投資銀行本部に入社後、約4年半勤務後退職、半年の渡米経験を経て2010年4月に株式会社リクルートに入社しました。リクルート勤務時代にIPOと株式売出しを経験しましたが、そのイベントの前後に2度産休・育休を取得しました。
小沼:2018年1月よりランサーズにジョイン。現在は執行役員としてコーポレート部門の管掌を主に担当しており、フルタイムで勤務しております。子供の送り迎えは夫と義父との3交代制で行っております。
板倉 美奈(以下、板倉):新卒で入社したリクルートコミュニケーションズを主人の海外転勤を機に4年で退職、中国に帯同しました。その時ランサーとしてランサーズを通して少し働き、帰国後は時短ではなくフルタイムで復職しました。
板倉:ランサーズ入社後もフルタイムで、週に2日はお迎えを主人がしてくれ残業をするという働き方です。正直、他の従業員からは働きすぎなのではないかと思われていると思います(笑)。
小林 あづさ(以下、小林):大学卒業後、大手証券会社にて約10年勤務。その間に2度、産休・育休を取得しています。子供が生まれた後も総合職フルタイム勤務を続けました。現在はコーポレート部で内部統制マネージャーと経営企画を兼務しています。
小林:子供の送迎の都合があるので、特に退勤時間の制限があるのが他の社員の方との違いですね。自宅でのリモートワークもフル活用しています。
小沼:子供を2人出産した後、よりチャレンジングな環境に身を置きたいと想い、一念発起してランサーズへの入社を決意しました。子供の世話については、以前から夫と義父と協力しながら行っていたので、大きな不安はありませんでした。
板倉:正直、子供がいる状態での転職に不安はありました。
板倉:前職でもフルタイム勤務できていたので自分の中で少し自信は付いていましたが、転職時プラスにはならないと思っていたんです。それを上回るバリューが出せるか、独身時代と同じくらい働ける!というどちらかの武器がないと厳しいと感じていました。
板倉:ですがランサーズに入社前、当時の上司と役員と打ち合わせをした際に、「時短じゃなくていいの?」「リモートも相談のりますよ」と言っていただきました。
板倉:ベンチャーだからと気負って挑んだので拍子抜けしちゃいました(笑)。
小林:私の場合、前職も決して子供を抱えて働きやすい環境ではなかったので、子供を抱えているがゆえの不安はありませんでした。次女が1歳の時の転職だったので、転職直後で有給休暇がない中、リモートワークで病児対応できたのはありがたかったです。
小林:小沼さんは元々ママ友だったのですが、小沼さん然り、社内は意外とママが多い環境です。女性に限らず、男性でも子供の病気や送迎等で時間制約のある社員も多く、その点での心理的安全性は高いなと思いました。
小林:子供のお迎えで早く帰ったり、子供の病気が理由で休むのが自分だけだとちょっと気まずいですよね。
板倉:4年勤めてみて、多様性を許容しようとしている会社だと感じています。子供の育児でリモートワークをする都合のあるママ・パパにも、それによって実際に発生する課題にも、メンバー皆が主体性を持って向き合っています。
板倉:私のように「子供がいても独身時代くらい働きたい!」という人にも、ママだからと同質化をせずに、仕事の品質は手加減せずに要求してくれるのでとても嬉しいです。女性でも非常に優秀な方が多く、重要な仕事を任せられている人も多い印象です。
小沼:カルチャーも裁量面も、性別に関係なく能力で判断される風土ですね。柔軟な働き方が許容される制度もそろっているので、女性が活躍しやすい環境だと思います。
小林:昔ながらの「女性だから…(活躍できない)」という見方は社内に全くないですね。がっつり働くママ、フルリモートワークのママなど、それぞれにあった色々な働き方をしているので、自分らしい働き方ができる職場だと思います。
板倉:私は2年間専業主婦も経験しているので、両方経験した上でワーママのほうが私の性格に合っていると思いました。
小林:私も2度の育休を経て、専業主婦は向かないと実感しました。家事が本当に好きじゃないので(笑)。
小沼:私も悩んだことはありません。ただ、人それぞれ幸せを感じるポイントや自己実現欲求が異なるので、自分で決めることが大事だと思います。
小沼:一番は「ママが常に笑顔でストレスなく子供と過ごせる環境」を作ることだと思いますので、その状態を模索して、その状態を作るためにご家族などに協力を要請することが重要だと思います。
小林:そうですね。特に子供が小さいときは制約が多いので、思うように出来ず辛いこともあると思いますが、自分なりのペースを見つけていくのが良いと思います。
板倉:仕事と育児のタイミングで言えるのは、同じ種類の仕事に付くのであればブランクは短いほうが良いです。自分自身の経験として、1回目の2年ブランクがある状態での転職活動と、同じ子持ちでも仕事をしている上での2回目の転職活動は、周囲の人の反応や待遇が全く違いました。
板倉:ただ、新卒1年目で子供を産んでいる知人もいますし、逆にマネジメントした上で復帰している先輩もいます。どちらもかなり活躍していますので、これはどちらも正解だと思います。
小沼:かわいい子供を預けてまで働いているので、自分の成長につながり、かつ社会の役にたつ仕事ができる環境を選んで働いています。どんどん挑戦できる今の環境は刺激的で、とても貴重な経験だと思って日々を楽しむようにしています。
小沼:家族の協力なしでは到底成り立たないので、全力で応援してくれる家族には感謝感謝です……!
小林:自身の成長実感と社会への貢献のために働いていますね。やったことのないことでも、まずはやってみて、常に自分のスキルを磨いていたいです。
小林:一方で誰かの役に立つことでないと単なる自己満足になってしまうので、誰かの役に立ちつつ、自分も成長していける仕事をしていたいと思っています。
板倉:私はランサーとしての経験で事業自体に思い入れがあるので、事業に恩返しがしたいと思っています。成果を出して会社を成長させたいです。
板倉:また、自分をここまで育ててくれた社会にも貢献したいという気持ちです。自分が関わったサービスでより多くの迷える人に解決策を示せたら嬉しいです。
小沼:ランサーズの成長とともに自分も成長していけることを目指しています。女性のパイオニアとして日本で有数のCFOになることも常に目指しています。
小林:営業でもバックオフィスでも、何でもできる人でありたいので(≒どこででも働ける人)、仕事の好き嫌いせず、幅広く何でもやって経験を積んでいこうと思っています。
板倉:ランサーズの事業を成長させたいという思いが自分の直近のゴールです。
板倉:子供の教育に興味はあり、最大の機会の提供と金銭的支援は考えていますが、子供のライフサイクルを軸にキャリアは考えていません。海外赴任で帯同した際の経験から、家族は大事ですがキャリアは自分で納得のいくものにしたいと考えています。
板倉:主人・子供の人生と自分の人生は影響はしあうが干渉はしないのが目標です。
仕事に育児にとパワフルに活躍するママさんメンバーに!と思い座談会を設定しましたが、実際に話を伺うと性別や「ママだから」にとらわれない働き方や思いを伺うことができました。