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チャレンジしたい人がチャレンジできる社会へ KyashのCFO Lee AVAがKyashを選んだ理由

※こちらの記事はKyash Blogからの転載となります。

2018年10月にLee AVAがKyashのCFOとして入社しました。Leeはなぜ、Kyashに入ることを決めたのかインタビューしました。

プロフィール
Chief Financial Officer
李 佳優
2009年 Columbia University 卒業。
Fidelity InvestmentsのResearch Analyst、 T. Rowe PriceのResearch Analystを経て
2017年個人間P2P Lendingのプラットフォームを提供するInspeeeを創業。
2018年10月KyashにCFOとして入社。

夢を諦めた友人たちと、”お金の問題”

社会人になるまで日本、韓国、イギリス、米国、中国と様々な国で過ごし、多様な価値観に触れてきました。国が違えば文化も違う。友人たちの思考もその国や土地によって、異なっていました。自分のチャレンジしたいと思うことに、果敢に挑戦していく多くの友人たちに出会う一方で、やりたいことはあっても夢を諦めて、堅実な道を選ぶ友人たちもいました。夢を諦めた友人たちのなかは、挑戦しなかったことを今も悔やんでいる人もいます。なぜこんなにも違うのだろう。そこには”お金の問題”がありました。”お金の問題”が与えられた機会の差にもつながっていたのです。私は人はもっとリスクをとって挑戦していいと思っています。この不公平に対して違和感を感じ、自分ができることはないかと漠然と考えていました。

ストーリーを創り出す側になりたい

大学を卒業して就職を考える時期になると、社会を変えてきた創業者、より良くするためのサービスを創り出した起業家に会えるポジションで仕事がしたいと考え、コンサルティング会社、投資銀行、運用会社(バイサイド)を視野に入れて、就職活動を行いました。最終的には運用会社に入社し、小売セクターとインターネットセクターをカバーすることになりました。担当した企業は創業社長が多く、リスクを取って大胆な策を講じていました。実現したい社会があって、実現を社会と約束し、約束を果たすために目標の数字を設定して貪欲に達成していく。その姿勢に当時の私は感銘を覚え、私も彼らの創り出したストーリーを評論する側ではなく、自分自身もストーリーを産み出す側になりたいと強く思うようになりました。

”お金の問題”を解決するために起業

経済的な理由で夢を諦めた友人を見ていて、そんなことがなくなればいいのにと思いました。だから、お金を増やせるようになればいいと思っていました。そして、お金を増やせる事業を創ろうと起業を決意します。2つサービスをリリースさせました。最初に立ち上げたのは投資に関わる情報を発信する実名でのSNSです。しかしながら思うようにユーザーを増やすことはできませんでした。お金を増やすために投資はすべきで、且つそのための情報を収集しなければならないと。これは自分の考えを相手に押し付けていたのだと気づきました。次にお金を借りたい人と貸したい人をつなぐP2Pレンディング*のサービスを立ち上げました。ビジネスプランを策定し、ライセンスを取得するために奔走しました。ライセンス取得に非常に時間がかかることがわかり、資金調達と組織づくりの壁にぶつかり行き詰まってしまいました。

*P2Pレンディング・・・ウェブサイトを通じてお金を貸したい個人とお金を借りたい個人を結びつける融資手法

Kyashとの出会い

何としても”お金の問題”が解決できるサービスを立ち上げたい。そんな時前職の先輩からKyashのことを聞きました。「Avaと同じ世界観を持って、事業を立ち上げている人がいる。」と。Kyashはもともと個人間送金アプリから始まったサービスです。まだ日本においては「個人間送金」は根付いていませんでした。認知コスト等を踏まえて決済サービスへと見せ方を変え、リアルカード発行と決済額の2%を還元するインセンティブプログラム開始を機に急成長サービスになっていました。一度話を聞いてみたくて、思わず転職サイトから「Kyash」を探して応募してしまいました。笑

感謝と共感、応援や支援の気持ちをお金に乗せて届けるKyash

鷹取と話して、目指すものが同じだったことがわかったときは本当に感動しました。

鷹取もお金を届けたい人に届かないという”お金の問題”を解決したいと考えていて、それを「Kyash」というサービスで表現していました。異なっていたのはアプローチの方法です。私はお金を増やすことで解決しようとしていたのですが、鷹取は感謝や共感、応援、支援という気持ちをお金に乗せて届けるという方法をとっていました。例えば、スポーツの試合が中継されていて、選手のユニフォームの袖にはQRコードが記されている。テレビの向こう側で応援したい私たちは、そのQRコードを読み取って応援の気持ちを乗せて送金する。それが選手の活動資金の一助になるかもしれない。そのような新しい価値の交換のインフラができたら、マネーは人の感情のままに動けるようになり、新しいマネーの流れとなり、そこから生み出される新たな価値は個人を超え、新たな経済循環となり、世の中を変えると。その新しい銀行のカタチを構想していたのです。

見たい未来を創るために、今ここにいます

Kyashに入社して、すごくワクワクしています。見たい未来を創り上げるために仕事ができること、そこに共感して一緒に目指している仲間がいることに感謝しています。

現在はCFOとして未来を創るために、財務全般を担いどう事業戦略へつなげていくか検討、実行する業務を担当しています。サービスも自分も成長を実感できることは、とても幸運なことだと思っています。私は社会に出て、多くの素晴らしい人たちとの出会いのなかで、人生を賭けて、見たい未来を創れることが自分にとって重要なのだと確信しました。一度しかない人生において社会にどう貢献していけるか。それを一緒に目指せる仲間がいることが大事なのです。Kyashにはそれがありました。だから私は今ここにいます。

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