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MHOK(エムホック)始動 ②1



くらじかの三輪です。

前回の記事のパート2で、地域に何か還元できないかという考えから

川中島平(でーら)にもスポットを!テーマに現在取り組んでいる

NPO法人設立に関してご紹介します。

地域に何か還元できないか?と思っている、そんなある日、

元下氷鉋第一区の区長の中村さんから、
「長野市は善光寺と松代がクローズアップされているが、その中間のこの川中島平(でーら)が日の目を見ていない。

何とか町づくりを一緒にやりましょう!」
と嬉しいお誘いを頂き、地元企業の日本無線株式会社の総務部山本さんにその趣旨を話して頂きました。
日本無線もちょうどその時、東京の本社から長野へ、1,000人規模の従業員の移動により、研究者や技術者他が大異動されてきた時期でした。その転勤してきた方々の中から、「こんなに空気がきれいで、お米、野菜や果物に恵まれ、歴史のある町なのに、何故・地元の方はそれに感動しないんだろう?との声が多く出ている」とお聞きしました。

さらに日本無線のCSR(Corporate Social Responsibility/企業の社会的責任)
部署のメンバーにも声をかけて頂き、協力を頂くに至りました。

社員が地元の歴史を語れないなんて・・・弊社は、「社員が地元の歴史を語れなくてどうするんだ、皆で学ぼう!」という意識から地元の「更北歴史を知る会」、「更北語りべの会」にもご賛同頂き月1回の勉強会をこれまで毎月開催して参りました。それらの経緯があり、目標として、「地域のまちづくりと地域の子供たちが、県外に出た際に地元の歴史が語れ、やがてこの郷土を永住地として戻ってくる若い人材を育てることを目的としたまちの活性化を行うNPOを設立する」として出来たのがMHOKというわけです。

そして、M.H.O.K. が今年2月に設立総会を開き5月にNPO法人の誕生に至る予定までこぎつけました。

M.H.O.K.とは・・・

MHOK(エムホック)の名称の由来は、地域の自慢の
項目からその頭文字を取り名づけられました。いよいよ
私たちの活動が動き始めることになります。

M:水
川中島でーらは、昔から川の氾濫により水に悩まされていた。
しかしその氾濫を優れた松代藩の武士(科学者/佐久間象山
の門下生)により、堰をつくり治水したという、水害に打ち
勝ってきた地域の賢さがある。

H:発見・発展
多くの優秀な人材が育ち、発達・発展を遂げてきた地域である。

O:思いやり
思いやりのある、地域で根付く「結いの心」を今も継承している。

K:絆・還元
結いの心で結ばれた地域愛を若い世代につなげたい。

次回は、MHOKの今後の具体的活動にてお話ししたいと思います。

(③に続く・・・)

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