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KUJIRA Interview #1 愛嬌も、要領も、気づかいもない。何もなかった大学生が主体的になれたわけ。

小学生のころから「家」が大好きで、建築家になりたかったという辻菜穂さんにインタビューをしました!

どんなひと?

ー自己紹介をお願いします。

武庫川女子大学 生活環境学部 生活環境学科 建築デザインコース 4回生の辻菜穂です。2017年9月からクジラでインターンを開始し、SEKAI HOTEL Fuseのデザイン設計などをしました。1年半の長期インターンを経て、2019年4月に新卒で入社しました。

ー建築デザインコースなんですね。もともと建築に興味があったんですか?

そうですね。実は、小学生の頃からずっと建築家になりたかったんです。オープンハウスを見学に行くことが好きで、『結婚できない男』というドラマを見て、ますます建築家になりたいと思うようになりました。

ーインターンに参加するようになったきっかけや理由を教えてください。

きっかけは、大学の特別講義に社長である矢野さんが登壇されたことです。そして、その時元々受け身だった自分を変えたくて、矢野さんにも「受け身な自分を変えたいです」と言ってインターンを始めました。

ー先ほど受け身だったとおっしゃっていましたが、どんな大学生だったんですか?

本当に受け身で、指示待ち人間でした(笑)。インターンするまでただの大学生で気も遣えない、要領も愛嬌もない何もない大学生でした。

ー今のご様子からは想像もつきませんね、、、どうしてそんなに変わることができたんですか?

インターンを始めたばかりの頃、矢野さんが週に一回研修を開いてくれたり、社員さんが気を使ってくださる方ばかりで自分の考え方が大きく変わったからです。クジラで受け身はだめだと言われ続けて、受け身になった瞬間に仕事がなくなり、また仕事のできる先輩たちを見て、必死に真似していくようになって変わることができました。

一枚のチラシが、、、

ーインターンの活動の中で、印象に残っている業務は何ですか?

んー、本当に色々とやりましたけど、チラシ作成が一番印象に残っています。

ーチラシ作成ですか?ご担当は空間の設計デザインですよね?

そうです(笑)チラシ作成は設計デザインと遠いようで実はとても関係があるんです。icoimaというイベントのチラシを作製したのですが、これは地域の子どもたちが対象なので、子どもたちが手に取ってくれるようなデザインを考えたり、そのためにいいデザインを探す時間が増えたりと、とても勉強になりました。それに、勉強した分、デザインの質が上がりました。そして、このカーテンがレースだったらこうだろう、この生地がベロア素材だったらこうだろうと考えるようになりました。ソファーを設計する際にはソファーの脚デザインから探します。チラシの完成度が直接設計のデザインにも生きてくるものだと感じました。

ーチラシを作成してみて他に変わったことはありますか?

以前より社員さんに信頼してもらえるようになったと感じています。デザインして、社員さんにアドバイスをもらって、またデザインしなおして、、、の繰り返しで何度も失敗しました。でも、たった一枚のチラシかもしれないけれど、それをどれだけ真剣に本気で取り組むかで周りにどれだけ信頼してもらえるかが変わってきます。

だから、どんなに小さなことでも手を抜かず、真剣に取り組むと決めています。


ユーザーの体験をデザインする

ー業務を行う上で大事にしていることは何ですか?

ただの設計デザインではなく、人生をデザインすることを常に意識しています。

ー人生をデザインするとはどういうことですか?

ユーザーの体験をデザインする事ですかね。私がSEKAI HOTEL Fuseの客室の設計デザインを任された際に、社員さんに「ゲストにこの場所でどう感じてほしい?」「どう感じると思う?」「この部屋に泊まって一泊何円にしたい?」と聞かれたときに何も答えれなかったことがあり、そこから体験をデザインすることを考えました。

客室に入ってきたときにどういう空間になってほしいかを考えるようになり、そのためには大工さんとコミュニケーションをとったりしなくてはいけなかったり、建築だけの知識だけではいけないんだと痛感しました。

ーユーザーの体験をデザインするってすごいですね。考えたこともなかったです。

そうですね!私もインターンするまで考えたことなかったです。でも、クジラでずっと言われ続けたり、社員さん同士が「この空間だったらどう感じるかな」「お客様はどう感じたいかな」という会話をしているのをずっと聞いてきたからですかね。いつの間にか私の中にもしみついてました(笑)社員さんたちに比べたら私はまだまだですけどね(笑)

ー周りの環境ってとても大切ですよね。

本当にそう思います。クジラにはかっこいいい大人ばかりで、先輩方を見ていると悔しくなったり、もっと頑張ろうと思うんです!!

インターンで本当にものの考え方が変わり、私がデザインしたものの価値が言えるようにまでになりました。

建築関係のインターン生募集しています!

ーでは最後に、大学生にメッセージをお願いします!

クジラは社員さんとインターン生の線引きがありません。

クジライクという児童養護施設で子供たちと一緒にDIYを行うイベントでは実際にお金を管理し、設計デザインなどすべてインターン生が行います。クジラでは自分次第で思っている以上のことができる場所です。受け身で気も使えない、愛嬌も要領もなかった私がこんなにも内面から変わることができたのはクジラだったからです。受け身がちな性格でどうしたらいいかわからない大学生は、ぜひインターンに来てみてください!

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