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組織として強くなるために、クラビスCTOが開催する「問題解決講座」。

こんにちは、クラビス広報です。
株式会社クラビスについて、クラビスが提供する「クラウド記帳サービス STREAMED」について。
その裏側にある、私たちのストーリーをお伝えしていきます。

「STREAMED」について:
クラウド記帳サービス STREAMED」は、経理の現場の課題である「紙からのデータ化」を解決するサービスです。領収書や通帳のコピーをスキャンするだけで、手書きの領収書でも99.9%正確にデータ化され、仕訳データを作ることが可能です。


組織で戦うために必要な「個々の能力の基礎トレーニング」

2020年1月に、CTOの横井が「問題解決講座」という全5回の勉強会を行いました!希望する”全社員”を対象に、業務後に毎週2時間ロジカルシンキングの基礎を学ぶ講座です。CTOの横井に、開催した背景を聞いてみました。

横井:
クラビスは、「組織力での戦い」にシフトしないといけないフェーズになったなと思っています。組織力で戦うというのは、”戦時”から”平時”への転換なのかなと思っていて。スタートアップって戦時なんですよね。一回でも負けたら会社が潰れてしまう短期戦の一発勝負。なので、今いる人材でどう戦うかというトップダウンの組織の戦い方になるし、メンバーの成長を考える余裕もないんですね。でもその次の戦い方に行くには、マネジメントの仕方を変えて、権限移譲を行い、メンバーを育成していくことが必要。そういう教育や育成ということを、やっと考えられるようになったんですよね。

今までがトップダウン型だったので、集団でディスカッションを行ったり、新しいやり方に対応できる下地を作らないと、組織としては強くなれないと思っています。まずは個人個人が戦略を実行していくことができるように、「重要課題にフォーカスする」「先行指標を決めてアクションする」「行動を可視化する仕組みを作る」などの筋トレを行っている感じですね。

クラビスの行動指針は「課題の本質を理解すること。解決しうる能力を持つこと。行動して解決すること。」つまりこの行動指針の基礎となる”考え方”を身につけて、みんなに課題解決のプロフェッショナルになってほしい。そんな思いで開催しています。



実務に沿った課題を解くことで、「自分ごと化」に繋げる

問題解決講座は、「輪読会 + 本の内容に沿った演習」という形式で行われました。事前に課題図書の決められた章を読み込み、当日は分担して要約をまとめてみんなに発表します。その章に応じた課題が宿題として出るので、各自で課題を解いて次の週に発表を行います。

課題図書に使われたのは、「仕事の説明書〜あなたは今どんなゲームをしているのか〜」(著者:田宮直人、西山悠太朗)。カバー範囲が広く、一通りのことが学べるという理由でこちらをセレクトしています!

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実際の講座の様子をのぞいてみました

この日は第4回目の講座を見学しました!
ふりかえりを行ったあとに、前回の課題(宿題)の発表を行っていきます。


前回の宿題は「日々のオペレーションのデータから、生産性をより高める方法を提案して下さい」という、けっこうガチな内容です(笑)

クラビスが提供している『STREAMED』は、領収書や通帳をスキャンするだけで、仕訳データを作ることが出来るサービスです。お客さまがスキャンした画像を、AIとオペレーターを組み合わせて一日以内にデータ化していくので、「オペレーターの生産性」というのはクラビスにとって重要なテーマ。

これを宿題としたのは、オペマネジメントチームだけでなく、他部署もそういう視点を持っていてもらいたいという狙いがあります。サービスを磨き続けていくために、自分たちで考えて、常に生産性のあり方をアップデートして欲しいという思いがあるんですね!


実際の数値を用いて分析しているため、詳細な内容が掲載できないのですが(ごめんなさい!)、各自が行った分析と提案内容をひとりずつ発表して、その内容についてディスカッションしていきました。

ところどころで横井から「もう一歩踏み込んで、”誰のための数値化なのか”という観点もあるといいよね。」「この手法は、今回のケースにはあまり適していないんじゃないかな?」などの実践的なフィードバックが入ります。

見ていて興味深かったのは、発表の際はわかりやすく見せるために各自グラフ化しているのですが、「エンジニアは生データで見せたくなってしまう生き物」という話。「データをサマって分かりやすく見せるよりも、こんなデータを持ってるんだぞ!とドヤりたくなってしまう」ということでした(笑)



課題発表のあとは、次回のパートの輪読会です。指定の章を分担して、それぞれが要約したものをスライドにしてわかりやすく発表してくれます。輪読した章の内容を踏まえて、次回の課題が発表されて終了です!少人数に分かれての開催だったこともあり、ところどころで笑いが起こって楽しそうでした。


終わったあとはCTOにカジュアルに相談できる時間


ストイックな2時間の講座のあとは、WeWorkの共有エリアで乾杯しました!

業務上の課題に対してロジカルシンキングをどう応用させていくか質問したり、自分自身の強みや弱みをアドバイスしてもらったり、横井にカジュアルに相談できる良い時間になっているようでした。


実際に問題解決講座を受けた、カスタマーサクセスの塚野の感想は...。

塚野:
問題解決講座は全5回の開催だったのですが、初回にみんなが提出した課題は、基本の考え方も、資料のフォーマットも、全くバラバラ。正直みんながお互いの課題に対して、「これはひどい」って思ったんじゃないかなと思います(笑)職種やチームの違いもあり、現状のままではお互い伝えたい事が伝わらないな、と痛感しました。

入社当初は、実際の仕事でロジカルに伝えられずに「どうすれば伝わるんだろう。」と悩んでいたのですが、答えがここにあったんだなと知るきっかけになりました。その後、メンバーとブレストする時にもMECEを用いて「この要素足りてないんじゃない?」とか「それはちょっと本質の問題とは違うよね」と深くディスカッションできるようになったと思います。また、知識をつけるだけではだめで、どんどん実践を重ねる事が重要なんだと知ることもできました。

今回は「ベーシック編」だったということなので、次回の講座もかなり楽しみにしています!



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