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強みを見つけるコツを5つ考えてみた。

こんにちは、(株)ピュア設計部の和智です。

アカウントの取得と移行・更新がひとまず終わりました。

またここから心機一転、更新していこうと思いますのでよろしくお願い致します。

今日は、強みを見つけるコツを考えていきます。と、同時に、

得意を伸ばすか?それとも苦手を克服するか?も考えていきたいと思います。


もし、今取り組んでいる物事に関して、上手くいかないなと感じていたら、

その後にとる行動は2つあると思います。

① なんとかして、上手くいかない事柄を克服する

  マイナスをプラスにする(-1→0)

② 上手くいかない事柄はそれ以上やらず、上手くいくところに注力する

  プラスをもっとプラスにする(1→2)


一般的に日本では、苦手を克服することに焦点を当てる傾向が強いと思います。

受験のテストにおいては、まんべんなく平均点以上の人の方が評価されます。

でも、景気が悪い時は、仮に自社がマイナスをちょっとプラスにしたところで

元々大きくプラスの会社には勝てないという話もあります。

何か突き抜けていれば、その分野において他者に負ける事がありませんが、

他者に負けないように他社と同じレベルに持ってきても他社には勝てません。

しかも、出来ないことを出来るようにするにはものすごいエネルギーがいります。

つらいし、大変で、時間もかかります。

逆に、好きな事や得意な事はいくらでも出来たりします。

楽しいし、短期間で効果が出やすく、精神的負担が軽くなります。


私もつい最近まで、苦手を克服しようと奮闘していましたが、

ある時からそれはやめて、得意な事をのばす事にシフトしました。

上司の理解があったので、以前よりワクワクしながら仕事をしています。

やはり、得意・不得意や向き・不向きがあるんだと感じました。


では、どうやってその、伸ばすべきいい所をみつけるのでしょうか?

強みを発見するコツを考えてみます。

①外ではなく内を見る。

②新しいものを追わず、今あるものは何かを確認する。

③自分の持っているもので、流行・時代に合う形を見つける。

④社内の大多数が反対しても一部の共感者がいたら、そのメンバーとやってみる。

⑤成功体験を重ねる。(上手くいったら、それを継続し発展させる)


色々な企業の成功例を調べてみたのですが、自社の強みに気付いて

ピンチをチャンスに変えている企業には上記5つの共通点がありました。

1.内を見る

流行りものを追いかけると、資金力のある大企業にどうしても負けてしまい、

また、他社も同じことをやるとなるとお客さんにとっての自社で買う理由が

なくなってしまうので、気軽に便乗はできません。

そこでポイントは、会社の外を見て新しいものを取り入れるのではなく、

会社の内側を確認するという事です。自分の強みというのは自分の内側にしかありません。

外にあり成功している他社の例を参考にすると自社でもこんなのが強みになるんだと気付けます。

ただ、それだけだと他社と同じレベルの強みになるので、他社にはない自社の強みを考える必要があります。

2.今あるものを把握する

新しい物事にチャレンジすることは、かなりのエネルギーが必要となります。

新しい方が気持ちも改まるかもしれませんが、失敗するリスクがあり、先が続かない場合もあります。

ものと考えるとわかりにくいのかもしれませんので、ここは、商品に置き換えて考えてみます。

まず、今ある商品で何とかすることを考えます。

今ある商品の中で上手くいっているものや、成功した事のあるものはあるでしょうか。

なぜその商品が成功したかはひとまず脇に置いておき、何があるかを確認します。

逆に今まで社内にあって、いつか使えると思っていたけどずっと仕舞われていた商品や、

タイミングが合わずに人気が出なかった便利な商品が人知れず眠っているかもしれません。

商品は元々売れる商品なのではなく、商品はただの商品でそれ以上でも以下でもありません。

大抵は結果的に必要だと思われたり欲しいと思われて売れた商品が大半かと思います。

つまり、誰かの困っている悩みを解決できる商品が売れていきます。

逆を言えば、今自社の商品は誰のどんな悩みを解決しているでしょうか。

3.流行・時代や場面に合う形を見つける。

何を持っているか確認したその後、

今の時代に何が求められているのか?現場で需要があるのは何か?を考えます。

その商品を考えてわかった求められている形、需要のある形態に変えます。

意外と、まだ気づかれていなくて自社の商品がそれを解決することが出来る場合もあります。

これで売り方が自然と変わります。アイスは冬に売っても意味がありません。夏でこそ売れます。

商品がダメなわけではなく、商品の良さが出せていないだけという事です。

使うシーンやどんな利点があるのか、こんな悩みがコレで解決できるという内容を

宣伝に盛り込む必要があります。

人気なのは粉なのか豆なのか、それとも完成品なのか。ボトルなのか缶なのか。暑い日か寒い日か。

4.社内の反対より少数の賛成

世の中は大半の平凡な人と少数の秀才とわずかばかりの天才で構成されています。

革新的な提案は多くの平凡な人に否定され、それに従えばイノベーションは起こりません。

革新的な提案は時代の最先端を行くので現在に注力している人にはその良さが伝わりません。

不確定な未来より、確実な今を大切にし維持しようとします。

今を繰り返せば変わらない未来が来ると信じています。

しかし、今状況が悪い方向へと移行しているのであれば、それは好ましくありません。

いくら変わらないと言っても、悪くなっているのであればいつか許容範囲を超えます。

また、同じものを作り続けるだけでは、話になりません。飽きられて、新しい方に流れます。

そこで工夫が必要になるのです。今まで馴染んでいる自社の商品で違う形を考えます。

このままでは駄目だという想いがあるのであれば、

自分の案を受け入れて共感してくれる仲間と小さなチームを作って

さりげなく小さい規模で試すのが成功のきっかけとなります。

小さいチームでいくつかの成功体験を重ねていきます。

おそらく、周囲の人とそのチームでは見えている景色は違います。

5.成功体験を重ねる

小さいチームで失敗すれば、大きい時も失敗する可能性が高いです。

失敗しないのが一番ですが、逆に小さいチームで失敗してもわずかな損失で済みます。

失敗をしないように成功する形を模索しながら、ノウハウと経験を蓄積しつつ

沢山の成功体験を重ねていれば、次第に周囲から賛同を得る事が出来ます。

成功した前例があればあるほど、周囲の人は安定を求めてそれをやりたがります。

現状維持で奇抜な提案を否定しまくってある変化のない今より、

提案がいくつも試され成功してノリに乗っている方で安定を求めます。

「え!ずるい、俺もそっちに入れて!!こわくないなら、得したいし、成功したい!」

となるのです。失敗しないと分かった後なら、一緒にやってくれるのです。

楽なとこだけ持って行ってずるい、なんていじわるな想いや考えは捨てましょう。

周りを説得して巻き込むにはこれが一番効果がてきめんです。

こうして上手くいく実力も身に付き、周りを動かす力も手に入れられます。


強みを見つけるコツ

大企業でも中小企業でも、これがひとつの強みを見つけるコツだと思います。

周囲の反対に負けず、少数の賛同者と自社の製品の良い所を伸ばそうとする会社が

ピンチをチャンスに変える事が出来ます。もちろん、実力がなければそこで終わります。

ただ、ほっといても終わるのであれば、最善を尽くして終わりたくありませんか?

そこでうまくすれば、終わらないで続ける方法を見つけられるかもしれません。

強みを理解すれば、ピンチをチャンスに変えるどころか、ピンチに強くなれます。

多くの会社のピンチに陥る原因は、停滞と怠慢です。

物事を変えるのは大変で、ものすごいエネルギーが必要になります。

だから、楽な方へと流れがちですが、都度やることはしっかりやらないといけません。

今持っているものを別の用途で転用できれば、その分、負担が軽くなります。

得意なもので勝負する方が精神的にも楽です。強みを存分に生かしていきましょう。

ひときわ飛びぬけている所に注目すると同じものでもきっと新しい景色が見えてきます。


いかがでしょうか。今回は、強みを見つけるコツを考えていきました。

危機を乗り越え成功を手にしている企業を調べてみると、共通点が見えてきます。

もし興味がわいた方は自分でも調べてみると、また違った意見になるかもしれません。

あくまでも今回の記事の内容は個人的見解になりますが、

役に立つようであれば参考にしていただければと思います。


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