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DXニューマネージャーや新規事業担当者へ向けた『switch0→1』ワークショップって何?

ある日上司から、「厳しい戦いを勝ち抜くため新たな事業の柱を建ててわが社の変革を進めてほしい」と、新規事業のマネージャーやDX担当に指名されたとします。

どうしたものかとネット検索を重ねて、『switch0→1ワークショップ【初級編】¥10,000(税別)』の案内へたどり着きました。
「新規事業企画を半日で学ぶ実践型のワークショップで、具体的なサービス企画を題材にして、事例をもとにしたアイディエーションと企画書の作り方を学ぶ」とあります。

半日だし、初級って書いてあるしと思いつつ、詳しい内容がわからないと迷いますよね。

そこで、企業取材を中心に活動するライターゴウトが、講師のKeepAlive社たかはしさんと参加者へ「実際どんな?」を聞きました。

「switch0→1ワークショップ」講師のたかはしさんに聞いた


▲ワークショップ講師KeepAliveたかはしさん

―何を教えてくれるの?
実現できるサービスアイディアの生み出し方です。手法だけでなく、提案骨子にするところまでが初級編の範囲で、「企画書を作る」ことがゴール。
与件の整理⇒リサーチ⇒提案骨子という企画書の逆引きで構成しています。

―誰が教えてくれるの?
顧客企業のDX推進を目的にしたITコンサルティングを行う、株式会社KeepAliveの経験豊富な現役コンサルタントです。自社のR&Dで得たノウハウと、テクノロジーをベースにした実現性の高いコンサルテーションが強み。三井不動産やパナソニックなど大手企業のDXコンサルタントに実績があり、評価をいただいています。

―なぜアイディアの出し方がテーマなの?
当社はITコンサルティングを生業にする会社なので、事業会社側で挙がった企画をIT化するというタイミングでお話が来ることが多い。しかしその大半が、デジタル化が難しかったり、既存システムと整合性が取れなかったり、そもそも企画としてイマイチだったりするのが実情です。
結局、企画のリプランニングが必要になる。事業会社の担当者が実現可能な企画を最初から立てられれば、後戻りは必要なくなりますよね。
ITテクノロジーを含め実現可能な企画立案を行うには、「超上流」であるアイディア出しまで遡る必要があるというのが当社の考えです。

―どうやって教えてくれるの?
1回10人前後に参加者を限定し、3~4つのグループに分けたオンライン・ワークショップ形式で行います。
参加者を「とあるメーカーの新プロジェクトメンバー」と仮定し、講師が提示するお題に対してワークシートを埋めながら進めます。
イメージしやすいように、国内外の新規事業やDXの実例を数多く用いて解説します。

―どんな人が参加しているの?
過去の参加者は、当初から想定していた事業会社のDX担当の他にもPR会社のコンサルタント、エンジニアなどで多岐に渡ります。
テーマがテーマだけに、新規事業の担当者やニューマネージャー、DX推進担当などを想定していますが、DXや新規事業を支援する立場にある開発ベンダの方々も参加してもらってOKです。業界・職種は問いませんし、参加に必要な前提知識や経験も特にありません。

―このワークショップならではのポイントは?
実業で培ってきたノウハウと知見をベースにした、「ロジカルシンキングとデザインシンキングのバランス感覚」をお伝えできることです。
具体的には、アイディアにはキラリと光る要素が欲しいので、アート脳によるデザイン思考が必要です。しかし、それだけでは実現できる企画になりづらい。
「与件の整理」と「リサーチ」のフェーズでは、ロジカルシンキングが大事です。ここでは、内的要因として自社の強み、外的要因であるニュースやトレンド、さらに一段上の目線である社会課題などを盛り込んで整理する「コンテキストマッピング」という手法を用います。

―デザインシンキングとかコンテキストとかよくわからないのでビビるんですが……
言葉だけだと難しそうに感じるかもしれませんが、わかりやすさを意識して解説しますし、こちらで用意したワークシートに穴埋めしたり追記してもらったりする形を取るので、置いてきぼりになることはありません。

―色々と教わりながらやって最後に「提案骨子」としてまとめる感じ?
そうです。実際に使えることにこだわっているので、生み出したサービスにキャッチコピーをつけて持ち帰ってもらいます。
こうして何もない0から、アイディアが生み出された1へと進みました。これが「switch0→1【初級】」ワークショップのおおまかな内容。ワクワクした!と感じてくれればそれでOKです。

絵に描いた餅にしないためには、ここからが本番。作り上げた骨子をどう実現していくかが大事です。この先は、「基盤」や「組織」といった担当者だけでは進められない要素が関連してきます。
DXに成功している企業は、思いついたアイデアを即実行できるように、システムのマイクロサービス化やAPI部品庫といった整備されたIT基盤を持っていることでDXを迅速に進めることができます。新規サービス成功のためのは最初から完成形を求めずブラッシュアップを重ねることが前提なので、「失敗を許容できる組織」であることも必要になります。
上級編は実現へ向けてより踏み込んだ内容で、組織全体に対する啓もうや各社に合わせたオーダーメイドでのワークショップを行います。

3名の参加者に感想を聞いてみた

「実際に使えること」に重点を置いた、とても練られた内容だと感じました。
ワークショップを受けた人の感想はどのようなものでしょうか。

―どうして参加しようと?
Kさん:三井不動産やパナソニックなど大手のDXコンサルに実績を持つ会社が主催していることと、その会社が持つ独自の手法や概念はどんなものだろうと興味を惹かれたのがきっかけです。実務で企画や新規事業に携わっているので、スキルアップへの期待もありました。

Mさん:私はチーム教育の一環として参加しました。

―どのような収穫があった?
Mさん:アイディアという部分は感覚的になりがちでしたが、大枠の設計から試行まで一連の流れをロジカルに学べました。

Oさん:私は社会人経験が少なくて、参加前は敷居が高いかと不安でしたが、穴埋めだったり丁寧に用語解説をしてくれたりで、すごくわかりやすかったです。知らなかった領域を知ることができました。

Kさん:世に出ているサービスを実例にした解説では、どんなテクノロジーが使われているかを認識することができました。例えば、「ペットの行動と健康状態を管理するアプリは、センサーで取得した愛猫のデータをデータベースで解析し、アプリを通じて行動や体重などが把握できる仕組み」といった具合です。

Mさん:メーカーが従来型のものを売るビジネスから、従量課金型のサービスに転換したり、コスト削減に寄与した場合に報酬を得る成果報酬型サービスを提供したりしているなどといった実例を数多く紹介いただけたのもとても参考になりました。ビジネスがデータ主導型になっていることを実感しました。

―参加形式については?
Kさん:オンラインでの開催は会場までの移動時間が必要ないですし、心理的にも参加しやすくて良かったです。講師が一方的に話すスタイルではなく、参加者がグループを組んで課題に取り組んだりディスカッションしたりするワークショップ形式だったことで、理解が深まりました。

Mさん:リアルな会場のように近くの参加者に声をかけられるITツールが導入されていて、ワークショップ特有のワイガヤ感がありました。参加者が主体的に取り組めるような工夫だと感じました。

というわけで、まとめ!

ひとつひとつの用語や概念に対してしっかり解説を行うので、「これを知っていなくてはついていけない」という前提がいらないのは嬉しいですね。最初に受けた印象より、参加するハードルは数段低いと感じました。
そうはいっても内容は、かなり濃密で実用的。自社に帰った担当者が社内に展開した際に、上層部からも納得を得られるレベル感です。
1万円の参加費用、半日という所要時間、リモートでの参加方法。どれを取ってもDX事業立ち上げのファーストステップとして適しています。

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