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【気になる話題】withコロナ時代の変革管理における新コンセプト 『>>switch(スイッチ)』ステートメントを知る(前編)

IT業界出身のフリーライター・ゴウトが、
気になるトレンドやテーマをピックアップしてお届けします。


これまでの当たり前が当たり前ではなくなった2020年。企業、社会、生活者全般に求められているのは、ポジティブな「価値観の転換」です。
DXコンサルティングを提供するKeepAlive株式会社は、withコロナ時代の変革管理における新コンセプト『>>switch(スイッチ)』ステートメントを公開しました。


根底から覆った経済活動の前提

大人数が物理的に集うことを避けなければならない情勢になり、経済活動の前提が根底から覆りました。就業時間内に同じ場所で社員が一律に働くことを前提としたオフィスや、対面での折衝・視察を行う出張に疑問符がつくように。
東京商工会議所が会員企業に対して4月と6月に行ったテレワークの実施状況調査によると、3月下旬時点でテレワーク実施企業の割合が26.0%だったのに対して、6月初旬では67.3%と41.3ポイント増加しました。
テレワークを実施したことにより、「働き方改革(時間外業務削減)が進んだ」、「業務プロセスの見直しができた」、「定型的業務の生産性が上がった」と、前向きな声が挙がっています。一部で緩やかに進んでいたテレワークの流れは、今回の不測の事態で一気に加速したことが見てとれます。

それに伴い組織の在り方や労務管理、ひいては社員のライフスタイルに至るまで、あらゆる面にかつてない変化の波が押し寄せています。


必要なのは包括的な変革

「この変化をチャンスと捉えて、ポジティブにチャレンジするか否かが次なる時代を切り拓く鍵になる」。そう表明したのは、DXコンサルティングを提供するKeepAlive株式会社。同社はコロナ渦に直面して、テクノロジーの活用にとどまらず、あらゆるモノ・コトを対象とした包括的な変革が必要との考えに至りました。

コンセプトは「>>switch」です。

段階的に進化していくことを表す「>>(シフト)」と、行動様式の変化をポジティブなものにする「switch」の意味を込め、最終的には新しい価値への転換(switch on)を目指すと宣言。2020年7月13日には、策定した「>>switch」ステートメントを公開しました。同ステートメントを指針にした包括的な観点を持ちながら、DXを推進・加速しようというのです。(switchステートメントはこちら。


目指す世界観へ向けて段階を踏む

「>>switch」ステートメントには、“時間や場所、組織の壁といった制限を解き放ち創造力を発揮する”、“自由で柔軟な発想と行動を自らが主体的に行い変革を起こしていく”と記されています。この考えをベースにして、レベル1、レベル2と段階を踏みながら変革の成熟度を増していき、最終的にはゴールである「switch on」された世界への到達を目指します。
自社の社員はもちろんのこと、パートナーや取引先などのステイクホルダーとこのステートメントを共有し、理解と推進を図っていくといいます。

KeepAliveのパートナーとしてワークする筆者は最初にこの話を聞いた時、正直言ってピンときませんでした。ビジネスモデルや評価制度ばかりでなく、就業形態、さらに社員のライフスタイルや衣食住といった生活全般にまで踏み込んで言及する意図がわからなかったのです。
「DXで新たな企業価値を創ること」を推進していた企業がなぜ、ひと足飛びとも思える提言をするのか?最初は疑問でした。


確実に芽吹いた変化の兆し

筆者は当初、今回の変化を表層的にしか捉えきれていませんでした。
しかしよくよく考えていくと、テレワークが当たり前となれば仕事の進め方はもちろんのこと、コミュニケーション、使うツール、時間や身体の使い方など、ありとあらゆる面で変化が生じます。
例えば、通勤が必要なくなれば朝の過ごし方が変わるでしょう。時間がなくて簡単な朝食を摂っていた人が少し手の込んだメニューに変えるかもしれない。家や近隣で仕事するならば、リラックスできる服を着たい。女性ならばお化粧の仕方も変わるでしょう。都心の駅近に価値があったマンションより、ワークスペースを確保できる郊外や地方の物件に人気が移るかもしれない。価値観と行動様式の変化は、これまでにないビジネスチャンスをもたらすかもしれません。
未来は不確かではあるものの、変化の兆しは確実に芽吹きました。経済活動の前提が覆ったのですから、KeepAliveが言う通り、この状況をポジティブに捉えることでより自由で創造的な世界へ移行できるのかもしれない。そう考えるようになったのです。

KeepAliveが示す段階的なステップとToBeの世界観は、次回の後編で詳しくご紹介します。



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【プロフィール】
ゴウトナオ(ライター)
インフラエンジニアとして長らくIT業界で勤務後、専業ライターに転身。最前線で活躍するビジネスパーソンへのインタビューを数多く行う。アートとおつまみと銭湯が好き。小学生二児のおかんライター。

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