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未経験ながらも大活躍の舘野さんが語る、プロダクトデザイナー(UIデザイナー)としての今後の目標とは

こんにちは、鎌倉新書広報担当の古屋真音と申します。

鎌倉新書では現在、プロダクトデザイナー(UIデザイナー)を積極的に採用中です!今回は、未経験ながらも大活躍中の舘野さんにインタビューをしました。

・UIデザイン詳細設計経験のある方
・プロトタイプ作成経験のある方
・客観的かつ理論的な視点でデザイン業務に携わってきた方

上記のような方に是非お読みいただきたいインタビューです。

ー まずは自己紹介をお願いします。

舘野 由(たての ゆう)です。2020年に新卒で鎌倉新書に入社しました。入社後最初の配属先は「いい介護」で、当時は立ち上がったばかりの新サービスでした。同年10月にクリエイティブチームに異動し、プロダクトデザイナーとして1年2カ月が経過しました。現在は主に「いいお墓」の広告バナー制作、ページの設計やコーディング、数値分析を行っています。

ー 舘野さんは未経験でクリエイティブチームに配属されましたが、最初の1カ月はどのように過ごしましたか?

バナー制作や簡単なコーディングなど、クリエイティブチームの業務全体を一通り経験しました。中でもメインは「いいお墓」のバナー制作です。1番初めは練習で「架空の広告バナー」を制作しました。以降は実際の広告案件を任せてもらっているので、未経験ではありましたが、比較的最初から業務に携わらせていただいています。当然初めから1人ではできないので、上司の見本を真似つつ、1つ1つの案件に時間をかけて取り組みました。スポット案件としては大量の写真を選定する機会があったので、いろいろな写真を比較しながら「伝わる写真の見極め方」を学びました。

OJTとしては、ツールの使い方は調べたり勉強すればできるようになるので自分で手を動かしながら理解を深めました。一方で「なぜこのデザインになるのか」というロジックや、「デザインは見た目を整えることではない」という価値観は最初に丁寧に教えていただきました。

ー 現在の業務内容を教えてください。

大きく4つに分かれています。

(1)  バナー・LPの作成

現状のメインの業務です。バナーやLPをロジックに基づいて制作するように心がけています。例えば、霊園のバナーの場合、営業さんから霊園の魅力をヒアリングした上で、その魅力が伝わるように色彩学や構成学の知識を使ってデザインしています。

(2) UI改善のための設計

「いい葬儀」のプラン一覧ページのカードの設計や「いいお墓」のサイドカラムの設計など、UI改善のためのページの一部の設計と実装、周囲への提案を行っています。

(3) UIUX改善

ディレクターと一緒にヒューリスティック調査を行い、ある程度の仮説を立ててユーザーインタビューを実施しました。実際に「いいお墓」を使った方の声を聞くことができ、とても貴重な体験ができたと思います。また、ユーザビリティテストを行って、初めて「いいお墓」のサイトをご覧になる方にサイトの使い勝手をインタビューし、UIUXの改善を行いました。

(4) 制作したバナーの数値分析

納品したバナーがその後どの程度クリックされているのか、本格的に分析を始めました。開発グループの方がツールを使って整理してくれたので、数カ月前から詳しい分析ができるようになりました。数値分析はWebディレクターが担う場合も多いですが、手が回らないことも多いです。分析結果をデザインに反映し、より効果的なバナーを制作したいです。今後最も注力したいと思っています。

ー 未経験でスタートして、デザインについてどのように勉強しましたか?

バナーを制作してフィードバックをもらうという「やりながら学ぶ」ことの積み重ねが1番実践的で効果的でした。コーディングに関しては、CSSでも何通りも方法があるので、今回はなぜこのコードにするのかなど、コーディングについて体系的な理解をするために先輩に聞いて理解を深めました。私自身、形を整える方を優先してしまって、後から後悔することも多かったので・・・。(笑)

他に行った自己学習としては、

(1) 動画学習サービスの活用

Photoshopの使い方やコーディングなどの基礎を固めるために動画学習サービスを複数活用しました。

(2) バナーのトレース

数をこなすために、「不動産 バナー」などで検索してトレースをしました。駅から何分、一部屋何万円~のような、訴求ポイントがお墓と近いと感じたので、不動産のバナーを選びました。自分では思いつかないような構成のもの、訴求ポイントがよく伝わっていると感じるものを選んでいました。

他にも、色彩検定(2級)の取得、Adobeチュートリアルの視聴などもしました。

ー 上司からのフィードバックや評価(KPI)について教えてください。

フィードバックについて

最初の頃は上司が見本を制作してくれました。例えば「『いいお墓』への掲載を前提にすると、色彩学の観点からはこの色の方が良い」や、「可読性を高めるためにこの明度差にした方が良い」など論理的に導いてくれるので、学びにもつながるし腹落ちします。1つ1つのフィードバックに一貫性があり、着実に自分の力になっています。

また、初期こそ上司からかなり丁寧にフィードバックをもらいながら案件を完遂させていましたが、現在はほとんど1回でOKが出るようになったので私としても成長を感じています。アウトプットに至った過程が重要なので、バナーの数値分析にも着手し、分析結果をもとに課題解決ができるデザインを目指しています。最近はフィードバックの数や確認の時間を削減できているという実感があります。

▼舘野さんが制作したバナー

フィードバック内容
・「見学予約」:既にオレンジで強調されており装飾は不要
・「3」「メリット」:各数の少ないカタカナで文字が大きため装飾は不要
・「解説を見る」:グレーだと目立つため控えめにしたい
・もう少しコミカルな印象にしたい

フィードバックを受けて整理したポイント
・何を訴求したいのか
・どのような印象を与えたいのか
・目立たせたいところに装飾を付ければよいのではなく、全体のバランスが重要

KPIについて

例えば「バナー制作の時間を半分にする」「上司やディレクターなど関係者の工数を半分にする」など、生産性の向上が1つの評価ポイントになります。目下はUIを設計するだけでなく、数値分析をもとに根拠ある提案することでディレクターやエンジニアの納得できる提案をできるようになることが目標です。最初の目標設定の段階で十分にすり合わせを行っているので、普段の業務がどのようにKPIと紐づいているか事前に把握ができています。現状は、上司の期待と、自分のデザイナーとしての方向性が合致しているので満足しています。

ー 鎌倉新書のデザイナーとして活躍する人に共通すると思う特徴はありますか?

自分の頭で考えるのが好きな人には楽しい環境だと思います。チームとして、「根幹(何が課題で、なぜやるのか)から関わっていこう」という価値観を持っています。目の前のことをこなすだけでなく、自分の頭で考える機会がとても多いです。

一方で、素直さと頑固さも大切だと思います。ディレクターや広告の営業担当の意見をとりまとめたり、課題を洗い出してアウトプットをするのもデザイナーの役割なので、素直に意見を受け入れる寛容性と、主張を貫く頑固さの両面があると良いですね。

ー 舘野さんの今後の目標を教えてください。

将来的には、今上司がプレイヤーとして遂行している業務ができるように力をつけることが目標です。現状はページの一部など、簡単な設計は任せてもらっているので、今後は主要ページや重点施策を担えるようになりたいです。そのためには、数値分析やユーザー調査などの経験を重ねて知識を蓄積していくことが重要だと思っています。

ー 鎌倉新書を志望する人へのメッセージをお願いします。

鎌倉新書のクリエイティブチームは自信を持っておすすめできます。まずはぜひ気軽に話を聞きに来てほしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

今後も募集している職種について紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

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