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Business Analyst 中江 | 豊富な業界経験と静かなる熱意を胸に、少短の社長の悩み解決に挑む

日々全力で前に進むジャストインケースグループの社員たち。この企画では、メンバーが当社にジョインするに至るまでのストーリーを、彼ら自身が語る言葉でお届けしていきます!

今回は、アライアンス部Business Analystの中江則夫です。

justInCase わたしの、ここから。

プロフィール

中江則夫

  • 職種:Business Analyst
  • 趣味:爺さん仲間でやるゴルフ、スポーツ観戦、コンサートライブ観戦

長年、大手損保会社で営業と商品企画に携わり、55歳で少額短期保険に出向。少短の経営を経験したことで、そのシステム上の課題に気づき、少短の社長の悩みを解決したいとの思いから61歳でジャストインケースグループへ転職した中江が、入社の経緯や現在の思いを語ってくれました。

目次

1 少額短期保険との出会い
2 justInCaseとの出会い
3 少額短期保険の社長の悩みを解決したい
4 入社から1年を振り返って
5 JICTの良いところと今後に向けた意気込み

少額短期保険との出会い

学生時代、将来を考えたときに、製造業の場合はモノを作っている人の方が立場が強いけれど、私は理系ではなかったからモノを作る技術は無いし、必然的にモノを売る側の人間になるだろうなと思っていました。1984年に新卒で損害保険会社に就職したのは、保険という形のない商品を人間性で売る、という点に魅力を感じたから。当時は損保の商品が各社とも同じだったことも決め手となりました。
入社後5年間はリテール営業を担当し、その後1年間はロンドンに駐在。帰国後は、企業営業に携わり、大手自動車メーカー向けの商品企画なども担当しました。その後、企業営業を周り、ご褒美のような福岡でのリテール営業を2年間担当し、55歳で11年にわたる単身赴任生活を終えて東京に戻ると、あすか少額短期保険株式会社(あすか少短)への出向を命じられました。その当時、少額短期保険の存在自体は知っていましたが、その内容についてはほとんど知りませんでした。あすか少短は少額短期保険業制度導入直後の2006年にレオパレス21グループが設立した少短で、私が参画したのは設立から10年目のこと。役員として、銀行出身の新社長をサポートしながら、社内の人間関係にも気を配り、社内文化の健全な醸成に務めました。当時の私のもう一つの仕事が、一般事業者である親会社(=代理店)とのコミュニケーションでした。 一般事業会社である親会社には少短規制の理解が難しかったため、できること・できないことを整理して丁寧に説明をしてきました。

justInCaseとの出会い

justInCaseは少短の世界では有名でしたし、創業者の畑さんも有名人だったので、わりと早い時期からそういう会社があるということは知っていました。実際に畑さんにお会いしたのは、私が少額短期保険協会の監事の時で、畑さんとは協会理事会メンバーとして出会いました。理事会の場で既存理事の常識となっているようなことに対して、畑さんが素朴ながらも鋭い質問をする姿を見て、面白い人だなと感じたのを覚えています。当時、畑さんからFNOLという事故受付システムの提案をいただいたことを機にjustInCaseという会社をもう一段深く知ることになり、justInCaseTechnologies(JICT)のことも知りました。業界と自分の今後を考える中で、少短の社長の多くが抱えているシステムに関する悩みを少しでも減らしたいと思うようになり、JICTのHPで見つけた「助ける喜び」という言葉に背中を押されて、畑さんに相談のメールを送りました。多分畑さんも61歳の人間を採用するのにはそれなりの覚悟が必要だったと思います。それでも、社内の人との面接を経て、有期雇用契約で採用してもらうことができました。

少額短期保険の社長の悩みを解決したい

入社後は、「少短の社長の悩みを少しでも解決したい」という当初の希望どおり、アライアンスチームの一員として少額短期保険向けのjoinsureの営業を中心に担当してきました。この度、会社が60歳までだった就業規定を70歳までに引き上げてくれたこともあり、今年からは正社員として働いています。私が何歳まで働けるかは分かりませんが、本当にありがたいことだと思っています。少短社長時代、社内決裁・苦情管理・損害サービス関連の経過管理がペーパーレスで回るような仕組みを作りましたが、レガシーシステムの刷新までには至りませんでした。JICTに入社後もjoinsureの理解を深め、少短社長との会話を重ねましたが、基幹システムの刷新は相当に難しいことが分かり、その後は事故受付機能のみのFNOL提案を経て、今は少短参入を検討している企業に対して、2023年12月に立ち上げた「少短設立Navi」という新サービスを通じて、コンサルティングサービスを提供しています。私自身には少短の設立経験はありませんが、過去の経験上、商品設計・計画作り、システム構築、会社態勢等、どこに注意した方が良いかを、経験のある畑さんと、またjustInCaseの保険計理人と連携を取りながら進めています。

入社から1年を振り返って

今思うのは、この1年の営業成績が給与に見合っていないので、会社に申し訳ないなということです。成績が挙がらないとどんどん自信も無くなるので、できるだけ早く「少短設立Navi」で風穴を開けて、2社3社と実績を伸ばしていきたいです。それと、1年経ったとはいえ、まだこの会社で使っているツールには慣れない部分も多いです。メインのコミュニケーションツールであるslackもまだ確認・返信が遅くなることもしばしば。これまではMicrosoftのWordとExcelを使ってきましたが、ここではGoogleのドキュメントやスプレッドシートが主流なので、初めは本当に苦労しました。当社では当たり前の「エンジニアとの連携」も私にとっては新しい挑戦です。営業で話をまとめて、エンジニアにつなぐという経験もまだ1度しかなく、その時に戸惑う部分もあったので、そこは課題ですね。いろいろと難しいことはありますが、ただ、私は新入社員なので、あまり気負うこともないのかなとも思っています。これまでの経験上、クリアしなければまずい部分はなんとなく分かるので、あれもこれもと考えるのではなく、覚えるべきものを一生懸命覚えようという意識でいます。会社はフルリモートが可能な体制ですが、私は毎日出社しているので、メンバーとは社内でリアルなコミュニケーションが取れています。畑さんをはじめ、私より若いメンバーばかりですが、私の方が教えを請う立場なので、いろいろと教えてもらっています。若くて優秀な彼らに「爺さんなんだからいろんなことを知っているんじゃないの?」と思われるのは困るので、「損保と少短のちょっとしたことしか知らないよ」と日々アピールしていますが、それでも質問されたときには、必死に記憶をたどりながらできるだけ正確な回答をするよう務めています。課題は多いものの、JICTに入ったことで、社会人になって初めて保険業法の外に出ることができたので、その爽快感は格別です。特に少短では、当局との折衝に必要な資料の作成や面談で、ずいぶん胃の痛い思いもしました。それがどれだけのプレッシャーだったのか、外に出た今だからこそ分かることだと感じています。

JICTの良いところと今後に向けた意気込み

入社前は、フルリモートでオンラインの会議が多い会社ということで少し冷たいイメージを持っていましたが、入ってみると想像を超える温かい会社であることがすぐに分かりました。畑さんのお人柄からすればそんなに冷たい会社ではないとも思えたのですが、やはり社内となると話は別かなと思っていたので。社内のコミュニケーション作りにも工夫があり、定期的に1on1もあって、面倒見の良い会社だという印象です。社内全体に「思ったことを言っていいよ」という雰囲気があり、毎月経営陣が会社の情報をかなり深い部分まで社員に開示し質問を受ける点も驚きでした。個人的にはまだまだ業務上分からないことが多く、誰に聞けば良いのかも分からなかったりするので、そういう時にslackのクエスチョンチャンネルで全社員に向けて質問できるのもありがたいです。今はとにかく早く「少短設立Navi」で営業成績を挙げて、少しでも会社にお返しできるように頑張りたいと思います。

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