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デザインハッカソン“justInCaseアプリ リ・デザイン チャレンジ”受賞者インタビュー|Vol.2 優秀賞 ツモマーさん

「バーテンダーから一念発起。プロダクトやコンテンツのストラテジーが得意分野。思い返せば今回もデザインよりストラテジーの方に使えるものだった。 -優秀賞 ツモマー(@tsumomah)」

justInCaseは、最新のテクノロジーで保険を変えるインシュアテック企業です。
これまで「難しい」「よくわからない」「本当に必要なのか?」と思われがちだった保険を、「楽しく」「もっと身近に」感じていただき、「必要なときに必要な保障を」受けられるような印象に変えるため、今までにない保険商品を開発しています。

そんなjustInCaseが提供するスマホアプリ「justInCaseアプリ」は、アプリストアで既に平均4.1もの高評価をいただいていますが、これから商品や販売チャネルが増えていくことを考慮し、さらに使いやすく、楽しく使っていただけるものに!との想いで、デザインを最重要事項のひとつと考えています。

そこで今回、今後の当社アプリの方向性にヒントとなるデザインを募集し、実際にデザイナーの皆さんにプレゼンテーションいただく、“justInCaseアプリ リ・デザインチャレンジ”を開催し、6名のデザイナーさんにご参加いただきました!

⇓開催報告はこちら⇓

justInCaseアプリ・リ・デザイン・チャレンジ開催報告 | 株式会社justInCase
こんにちは、保険テック会社のjustInCase(ジャストインケース)で東京におけるデザインチーム立ち上げミッションを担当しています、豊田です。 10月26日(土)、大手町FINOLAB内の当社justInCase Technologiesオフィス内にて、朝8:30から夜20:00まで、デザイン・ハッカソン「 justInCaseアプリ・リ・デザイン・チャレンジ ...
https://www.wantedly.com/companies/justincase/post_articles/192861


MiroというWeb上のホワイトボードツールを使って、当社の課題に沿ったフレームワークを整然と作成。解決策の方向性がカスタマージャーニーマップのように整理されていました!そして、ここまで情報を整理した上で、UIも色から既存のものとは全然違う提案!自社保険をまとめてスマート保険と呼び、 他社保険も売るプラットフォームになっていく、という構想からあえての信頼感あふれる「青」を基調としたデザインにしてくれました。圧巻のプレゼンテーションで、ツモマーさんが優秀賞に輝きました。

優秀賞を勝ち取ったツモマーさんのjustInCaseアプリ リ・デザイン提案にあたっての考えや、デザイナーとしての挑戦について、当社のデザイン戦略担当 豊田がインタビューしました!

面白そうだと思ったから、個人の力を試してみたかった

豊田:今回参加した理由は?

ツモマー:twitterのタイムラインに流れてきて面白そうだなと思って。以前、チームでハッカソンに参加したことはありましたが、今回は力試しのつもりで個人で参加してみようと思いました。

豊田:どんな意気込みで臨まれましたか?

ツモマー:事前に御社の現状のプロモーションなどをチェックしたり、スマホの保険について調べてから参加しました。類似したアプリがなく面白そうだなと思ったので、楽しみにしていました。

豊田:事前にお調べいただいたんですね、さすがです。最初の当社の印象はどうでしたか?

ツモマー:国と連携していたり、プレスリリースもしっかりしていて、信頼感があるなと思いました。逆に少しお硬い印象も持ちました。

豊田:そうですよね(笑)いろんな企業のデザインをしているとなおさら、保険というだけで硬いイメージがありますよね。


自分がデザイナーかというと微妙なところ。プロジェクトやクリエイティブにおける舵取りが主な役割

豊田:ツモマーさんのプランは、Miroで作成されたユーザー体験の全体像が圧巻でした。UXの手法で作成されたカスタマージャーニーマップから具体的なUIに落とし込むには、一種の飛躍が必要だと考えていますが、コツがあれば教えてください。

ツモマー:まず要求の整理から入りました。今回の要求は、課題である新規ユーザー獲得、既存ユーザーのアクティブ化、保険の重ね売りなどですね。それを整理したときに、達成するための計画を要件整理として落とし込みました。それがジャーニーマップにあたるものです。それによって要求を達成するためのタッチポイントが見えてきます。そのタッチポイントをアプリのコア機能として落とし込みました。

豊田:すごく丁寧に考えてくださったのがとてもよく伝わってきます。今回、12時間という時間制限のなかでアウトプットを出す必要がありましたが、気をつけたことはありましたか?

ツモマー:最終的な落としどころは最初に決めました。コンテストの課題として、「アプリ画面が1つあればよくて、ユーザー体験を全体的にみたい」ということだったので、デザインはコア機能のみにして、あとはフローやワイヤーをアウトプットととして作ろうと考えました。

豊田:なるほど。そのなかで、「我ながらうまくできたな」という点は?

ツモマー:自社のスマート保険、他社保険は、今後どれだけ追加されても追加修正が楽なように設計しました。もちろんスコアの機能も同じで、汎用性と耐久性を考慮して設計できたかなと。

豊田:逆に「もっとこうすればよかった」という点はありますか?

ツモマー:仮説ではありますがスプリントを回すための建てつけになっていて、リ・デザインまで完全には落とし込めなかったという反省点があります。思い返すと、僕のやった要求整理やジャーニー作りなどは、アプリデザインより事情戦略の方に使えそうだなと。実際にやったことと逆なりますが、ワイヤーをざっくり作ったら、あらゆる画面やトンマナなどを作り込めばよかったなという感じですかね。普段はプロジェクトやクリエイティブにおける舵取りが主な役割なので。


バーテンダーから一念発起。個人的なプロジェクトも立ち上げ

豊田:プロダクトやクリエイティブのディレクションまでやられているとのことですが、ツモマーさんのキャリアが気になります。

ツモマー:元々バーテンダーや夜の仕事をしていたんです。このままじゃだめだと思って、知人のデザイナーに拾ってもらいました。そのあと一度フリーランスになり、代理店経由でお仕事をもらっていました。その時は広告の仕事がメインでしたね。

豊田:へー!そうなんですね!

ツモマー:はい、一念発起した感じです。

豊田: デザイナーのなかでも、ツモマーさんが得意としている分野は?

ツモマー:プロダクトストラテジーコンテンツストラテジーあたりが強いです。他は専門家にまかせることが多いですね。

豊田:ご自身のプロジェクトもやられているとか?

ツモマー:はい。デザイナーのためのコミュニティバーを立ち上げました。

豊田:コミュニティバー?

ツモマー:デザイナーのための出会いやつながりを作れる場所として、悩みや仕事の相談、一緒に何かをやるための仲間探しなど、様々な用途で利用していただけるようにしています。

豊田:素敵なプロジェクトですね!始められたきっかけは?

ツモマー:もともとは、自分自身がもっとレベルアップするために、いろんな人に会いたいと思ったことがきっかけです。おそらくこの悩みはすべてのデザイナーが持っているんじゃないかと思って。と同時に、これまでデザイナーとして様々な仕事をしてきたので、その集大成としてアウトプットしたものでもあります。

豊田:なんと素晴らしい・・・!

ロジカルな提案を発表してくださったツモマーさん、インタビューでもそんな一面が垣間見られました。全くの異業種からの転身や、デザイナーのためのコミュニティバー立ち上げ など、その行動力にも圧倒されてしまいました!

ツモマーさん、ありがとうございました!そして、入賞おめでとうございます!

Vol.1で、最優秀賞の川原さんへのインタビューを掲載しております。そちらも是非お読みください♪

デザインハッカソン"justInCaseアプリ リ・デザイン チャレンジ"受賞者インタビュー|Vol.1 最優秀賞 川原惇さん | 株式会社justInCase
「 困っている人を助けたい。助けるために自分が使えるのがデザイン。だからこそ、自分がデザイナーとしてどの位置にいるのかを試してみたかった。 ー最優秀賞 川原惇 」 justInCaseは、最新のテクノロジーで保険を変えるインシュアテック企業です。これまで「難しい」「よくわからない」「本当に必要なのか?」と思われがちだった保険を、 「楽しく」「もっと身近に」感じていただき、 ...
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