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【スクレポ】現場社員が語る!未経験からゲームのバトルデザイナーに転身して感じたこと

スクレポ

こんにちは。スクウェア・エニックス 人事部 大脇です。

さて、今回は『ドラゴンクエストX オンライン』でバトルデザイナーとして活躍している社員の声をお届けします。

仕事のやりがいなど熱く語っておりますので、是非お読みください!

                       第二開発事業本部 バトルデザイナー 朝倉 裕次郎

朝倉さんのこれまでの経歴を教えてください。

前職は全く異業種である通信業界に6年ほど勤めておりました。

転職のきっかけは、昔から夢だったゲーム業界にどうしても未練があり、たった1度の人生、キャリアチェンジするなら今だ!と感じ、思い切って行動したのがきっかけです。

スクウェア・エニックスは、まさに私がゲーム業界を夢見るきっかけになった会社で、業界未経験ではありましたが、未経験可で募集をしていたポジションがあり、とにかく「ドラゴンクエスト」が大好きだった私は、その熱意で当たって砕けろ!という気持ちで応募したことを今でも覚えています。

ゲームが大好きという想いと、「ドラゴンクエスト」に対する熱意しか、武器という武器は持っていませんでしたので、採用のお話をいただけるとは、正直思っていませんでした。

現在の仕事内容を教えてください。

現在『ドラゴンクエストX オンライン』のバトルデザイナーをしています。

ゲームデザイナーとして入社し、元々はメニューを担当していましたが、1年ほどして、バトル班リーダーの方に声をかけていただき異動しました。

主にモンスターの作成や、プレイヤーの職業バランス調整がメインの業務になります。

また、ゲームデザイナーはバトルデザイナーに限らず、コンテンツをディレクターに提案をして、『ドラゴンクエストX オンライン』の中のアトラクションの一つを作る仕事があります。

例を挙げると、遊園地は行くのも楽しいですが、乗り物などに乗ったほうがもっと楽しいですよね。同じようにゲームデザイナーの仕事の中には、どうしたら楽しくなるのかを常に考えて、仕様を作成して、ディレクターに提案することも業務のひとつになっています。

ボスモンスター1匹をとってもそうですが、自分がゲームで夢中になったのと同じようにプレイする瞬間の体験に夢を与えられる事。これを叶えるのがゲームデザイナーのお仕事です。

仕事上の成功例や失敗例のエピソードがあれば教えてください。

入社して1年でバトルデザイナーのセクションに異動して、わりと早いタイミングでボス作成を任されました。

とにかく自分なりに努力をして、研究や勉強などをして作り上げたボスですが、お客様のニーズとは少しズレているとリリース直前に感じたため、ディレクターとテクニカルディレクターにお願いをしてスケジュールが過ぎていたにも関わらず修正をしたことがありました。

出来上がった作品はこれまでの作品と同じ目線でお客様はプレイされますので、どんなものであれクオリティを担保する事が求められます。

その後もボス作成を続けさせてもらい、今では多くのお客様から楽しい!と反響をいただき、長時間プレイをしていただけるようなボスを作れるようになりました。失敗から何がいけなかったのかを学び、最終的に成功に結び付けることが出来たと私は思っていますので、「失敗は成功のもと」ということわざを身をもって感じました。

仕事のやりがいを教えてください。

ゲーム制作の一番のやりがいは、自分が作った作品をお客様がプレイしてくれること。これに尽きると思います。

正直これはスクウェア・エニックスではなくても同じだと思いますが、スクウェア・エニックスはとにかく昔からのファンの方がたくさんいます。もちろん私もその中の一人です。

今はその大好きだったタイトルに携わり、リリースをして沢山の方にプレイしていただけていますし、様々なリアクションをもらえています。とにかくこれが魅力ですね。

特に私は『ドラゴンクエストX オンライン』に携わっているため、オンラインゲームの性質上、このスパンがとても短いです。

お客様からのリアクションに一喜一憂する事もありますが、スピード感も早く、とてもやりがいのある仕事です。


仕事の難しさを感じるのはどんな時ですか。

『ドラゴンクエストX オンライン』は有名なシリーズタイトルであるがゆえ、非常に高いクオリティが常に求めまれます。また、お客様からの期待値も高いです。

やりがいとの裏返しではありますが、限られた時間の中で高いクオリティを維持し続けるのは大変です。

また、自分の思い通りのものを、常に作れるわけでもありません。時には考え直したり、大きく作り直したり、試行錯誤することも大切です。

それを乗り越えて完成させることが、この仕事の魅力でもあると思っています。

どんな人がこの仕事に向いているか教えてください。

ゲーム開発はひとりでできる仕事ではありませんので、コミュニケーション能力が高い人だと思います。

そして行動力も大事です。ゲームデザイナーはとにかく色々なメンバーに実装の依頼をします。エンジニアやアーティストと話す機会はとても多いですし、自分の考えをしっかり伝えないといけません。

特に現在は在宅勤務をしている方が大半ですので、自分からZOOMやSlackなどのコミュニケーションツールでアクションを起こし、説明をしなければいけません。会社で働いていた時よりも自分から率先して動くというのがとても大事です。

会社の規模が大きいこと、ひとりでは絶対に出来る仕事ではないので、セクションごとでのやり取りをスムーズに出来る方が向いていますし、仕事もしやすいと思います。

朝倉さんの今後の目標を教えてください。

やはりゲームを作りたくてこの業界に入っていますので、いずれは自分の立ち上げたゲームのディレクターをやりたいという思いはありますが、前に立ってアピールしたりする事は昔から好きなので、プロデューサーへの道も最近は考えるようになりました。

チーム一丸となって作った自社のゲームをお客様に伝える仕事はとてもやりがいがありそうですし、興味があります。

スクウェア・エニックスは私たち社員の思想を前向きに考えてくれます。入社後のキャリアプランも考えやすい会社です。

これから当社へ応募される方へのメッセージをお願いいたします!

冒頭でもお話しましたが、私はゲーム業界未経験からの入社で現在に至っているので、未経験の方でも諦めずに是非チャレンジをしていただきたいです。

夢は必ず叶うものではありませんが、行動を起こさなければ絶対に叶いません。

その熱意があれば、それは入社後も大きな武器となります。

私の小さい頃の夢は、「ドラゴンクエストの勇者」でした。今では、勇者を生み出して夢を与えるのが仕事です。

一緒にスクウェア・エニックスで働き、最高の物語をお客様へ提供しましょう!


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