経験の点を線で結ぶ。「キャリアの掛け合わせ」で生まれた、SNS漫画家マネジメント会社 - アントレnet Magazine
独立、開業、起業、フランチャイズ募集のアントレnetが「経験の点を線で結ぶ。「キャリアの掛け合わせ」で生まれた、SNS漫画家マネジメント会社」についての情報をお届けします。
https://entrenet.jp/magazine/15476/
こんにちは、株式会社wwwaap(ワープ)の広報をお手伝いしている石根です。
私は、株式会社SEAMという会社で子育て関連の事業を立ち上げており、wwwaapのオフィスをシェアさせていただいています。
故にwwwaapのメンバーに囲まれて仕事をしており、社内の雰囲気や出来事をいつも身近で感じているので、第三者として、wwwaapについて紹介します。
まずはじめに、CEO 中川元太さんの変化について。
元太(親しみを込めて、いつもの愛称で呼ばせてください)とは、wwwaapができる以前からの仲でした。
初対面の印象は、とにかく “イイやつ”でした。人当たりよく、誰にでも好かれるタイプ。そして、お願い事はまず断らず、「大丈夫!なんとかするわ!」と受け入れます。
とにかく “GIVE(ギブ)の精神”が強いんです。
一方で、当時の元太は、何者かになりたくて、でもそれが何かわからなくて、ややふわふわしている印象でした。
“いいヤツ”だからこそ、誰にでも何にでも興味を持ち、様々な出来事をすべてポジティブに話している様子に、「それっていいように使われているだけじゃない?」と心配になることもありました。
そんな元太が、wwwaapを立ち上げ事業を始めて、圧倒的に変化していきました。
今でも覚えているのは、wwwaapが創業して数ヶ月後、久しぶりに元太と会って、「最近どう?」と話していたとき。
元太は真剣な表情で、「俺、自分の人生かけること決まったわ。才能あふれるクリエイターの選択肢を増やすことだわ」と答え、その後wwwaapの目指す将来を私に語り続けるのでした。
その覚悟を決めた目は半年前の元太の目と全然違っていました。
素直に「かっこいい」と思う、そして心から応援したくなる目でした。
それから1年後、wwwaapのオフィスを間借りさせてもらい、日々元太とコミュニケーションを取っていますが、さらに日々元太は変化しています。
数十年後の未来を見据えて、地に足をつけて歩んでいる。
近道はないことを理解し、目標に向かって地道に成果を積み上げていこうとしている。
当時の印象とは180度違う、“経営者“としての元太です。
明確なビジョン、そしてそれに伴う立場や経験が人を変えていくんだなと、彼を見ていてつくづく思います。私も日々、刺激をもらっています。
あいかわらず強烈に “いいヤツ“という彼のもっとも良いところは全く変わっていないのですが(笑)。
元太の考え方がよく分かる記事が、こちらにまとまっているので、興味ある方はぜひ読んでください。
どんな会社でも、CEOの右腕がいて、能力を補い合っている組織は、本当に強い。wwwaapには、高橋伸幸さん(通称のぶさん)という最強の右腕がいます。
元太のタイプは、ビジョナリーな情熱型です。夢を語り、人の夢を応援します。なので、クライアントにも漫画家にも最大限に寄り添います。
一方でのぶさんは、静かに闘志を燃やす万能神です。
収益の作り方、組織体制構築、管理体制効率化など、組織を円滑にし拡大するための術を知り尽くしています。
そして、何事にもぶれない、動じない、これまでの経験と人生観で培った、揺るぎない信念がしっかりと通っています。
のぶさんの軸はこの記事に詳しく記載されています。
ちなみに、息子の直太朗の前ではめろめろなパパになります(笑)。
言うなれば、元太の”GIVEの精神”を、のぶさんが”GIVE&TAKEできるビジネス”にしているといったところでしょうか。
社内でよくこんな会話が聞こえてきます。
元太「のぶさん、すみません…利益にあまりならないんですが、この仕事引き受けました。」
のぶさん「しょーがねーなあ。なんとかするから、詳細教えて」
二人の関係が、ここにすべて表れていますね(笑)。
また、のぶさんは今自分が何をすべきか、今自分の役割は何かを、常に見定め実行しています。
「俺が数字作ってくるから、お前は未来を創ってきて」
のぶさんが元太に常々言っている言葉です。
どうですか?イケメンすぎませんか?
この経営陣のチームワークは、wwwaap最大の魅力だと思います。
(役員会議中の、元太、のぶさん、のぶさんジュニア)
wwwaapは、漫画家ファースト主義です。
具体的には、こんなことが日々オフィスで起こっています。
・毎日漫画家さんの新作をメンバーでシェアしあい、愛でています。
・クライアントに、「案件が確定でないなら、漫画家にオファーできないので、確定してからご連絡ください」や、「このご依頼では漫画家の良さが出ないので、もう少し細かくオリエンしてもらえますか」と普通に言います。
・編集・藤井さんが好きな漫画家を紹介していくブログに、愛が溢れています。
・中川さんが元旦に、お世話になった作家全員に、ものすごいテキスト量でお礼の挨拶を送っていました。
・広報MTGの際、いろいろ提案するが、「それって漫画家にとって良いことなんだっけ?」が最終意思決定の判断軸となります。
キャスティング業は、気をつけていても時にタレントを商品として扱ってしまうことがあります。
しかしwwwaapは、いつでも漫画家を心から尊敬し、第一に考えています。
そして、だからこそ漫画家にも愛されているんだなと実感するエピソードがありました。
お世話になっている漫画家さん数十人をお呼びして、感謝祭を行ったときのことです。
とある漫画家さんは、これまで漫画家を書き続けてきた過去をお話してくれました。
「夢を持って頑張って頑張って書き続けても、お金にならない。家族も友達も長い間応援してくれるけれど、申し訳ない気持ちでいっぱいで、何度もやめようと思った。
しかし、wwwaapさんからお仕事を頂き、僕の漫画で喜んでくれるクライアントも読者も増えた。
家族にお礼ができるほどのお金を稼ぐことができるようになった。
漫画家人生捨てたもんじゃないなと改めて思いました。
本当にありがとうございます」
「好きなことで生きていく」を成し遂げるには並大抵の努力では難しく、かつ努力をしても必ず叶うものでは決してありません。
毎日歯を食いしばっている漫画家は星の数ほどいるでしょう。
wwwaapはその才能と努力を少しでも見える形にし、現状を打破し、「クリエイターの生きる選択肢を増やす」ことに真摯に向き合っている。
そしてすでに救われている漫画家が何人もいるのです。
元太が真剣に私に語っていた夢が形になっているんだなと感じ、胸が熱くなったことを今でも覚えています。
wwwaapには、業種・立場問わず、様々なジャンルの方々が集まってきます。
漫画家、クライアント、業務に関わる方々はもちろん、メンバーの先輩、後輩、フリーランサー、ノマドワーカーなど、業務にまったく関係の無いメンバーもふらっとオフィスを訪れます。
メンバーは笑顔で出迎え、「いいよいいよ!」といいながら一時的な仕事場として利用させてあげたり、荷物を置かせてあげたり。
オフィスは、 “GIVEの精神”で溢れています。
それ故、人が絶えず来て、そこで新たな仕事が発生したり、思いがけない出会いが生まれます。
人が集まり科学反応が起こるのは、wwwaapの “人間くささ“ゆえにです。
何かあると本気で心配してくれて、あらゆる解決方法をくれる。
どんなに忙しいときでも相談にのる。
アドバイスは素直に受け入れる。
この“人間くささ”は、狙ってできるものでは決してありません。
見えないwwwaapの文化であり、あらゆるモノを引きつける魅力だと思います。
以上が、第3者の私から見たwwwaapの魅力でした!
wwwaapの数年後の姿が、心から楽しみでなりません。