イトグチに入る前

私は大学時代に特に打ち込んだこともなく、ただなんとなく生活をしていました。そんな状態だったため、いざ就職活動となったとき、一応は数社に履歴書を送って面接を受けましたが、会社選びの基準は「いかに楽ができそうか」という１点でした。 そんな気概で受かる会社があるはずもなく、なあなあで就活時期は終わりを迎えました。 もちろんどこにも内定は無い状態でしたが、かといって特に危機感もあるわけでもなく、まぁなんとかなるかな〜という気持ちでフリーター生活に突入して、日銭を稼ぐ日常が始まりました。 そんなときに、大学時代からの友人であった大濱から仕事を手伝ってほしいと連絡がありました。「よくもまぁそんな状態の男に仕事を頼んだものだな」と今にして思いますが、当時はイトグチも立ち上げたばかりで、とにもかくにも人手が足りない状況だったので仕方がなかったのかもしれません。 しっかり就活していた人達には怒られてしまうかもしれませんが、当時は杓子定規な就職活動に強く違和感を持ったことを未だに覚えています。 そんな状況だったため、ベンチャー企業のスタートアップという響きと、大濱の語る教育の格差をなくし、人を創る企業となるというビジョンがとても魅力的に感じられて、ジョインすることにしました。

現在

ジョイン当初から色々なことを任せてもらえたおかげで、自分自身としても考え方から何からかなり変わったなと感じていいます。 明日から経理おねがい！と言って、経験ゼロの状態で経理をポンと丸投げされたときはめちゃめちゃ焦りましたが（笑）。 現在は、「努力できる人」にとても価値を感じています。 それはともかく、現在の具体的な仕事としては、創業期からコミットしている経理業務のほかに、各校舎の管理・マネジメントを主な業務としています。 事業全体について万遍なく視野を持ち、目標設定から達成までのサポートをすることが今の仕事です。

イトグチについて

出来ない原因よりも、どうすれば出来るのか？という点をしっかり考えていくことを重視する社風です。 上手くいかないことも環境のせいだけで終わらせずに、改善点を検討していける人達が多いです。 また、年齢層が若いことも特徴の一つです。 平均年齢が26才以下の会社です。ここはベンチャーならではという気がします。 よって、髪型や服装などを取っても、比較的に自由な社風とも思います。 早い段階から色々なことにチャレンジすることができる環境です。 ただ言われたことをこなすだけではなく、自発的に動いて考えて、何かを成し遂げたいと思う人にとってはとても良い職場だと思います。

今後について

イトグチは「人を創る企業」となることをビジョンとしています。 壮大な理念ですが、その達成のために出来ることを一つずつがんばっていきたいと思います。 私自身、仕事を通じて、恐らく必要以上に苦しいこともありましたが、とても成長できたなと感じています。 教育現場に立つなかで、夢も希望もないような生徒たちも見かけてきましたが、そんな人も もっとたくさんの人に、一生懸命がんばって、何かを達成する喜びを知ってほしいと考えています。 また、教育において、リアルな人の繋がりを構築できる校舎の存在はとても貴重だと私は感じています。 ただ、それだけでは事業の成長や、手の届く範囲に限界があります。 ですので、展望としては、校舎形態のビジネスのみならずITの力を借りて、もっと大規模で広範囲な人たちにサービスを届けられる事業を展開できればと考えています。