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イタンジのエンジニア全員集合! 藤井健人「当たり前の価値を持続的に提供し、存在に気づかれないエンジニアになる」

エンジニア内では3番目の古株である藤井健人がイタンジに入社したのは、2016年11月のこと。
当時のイタンジは第二創業期に入ったところで全社員数も15人程度でしたが、「フィーリングが合いそう」という直感を信じて飛び込んだと言います。
フロントエンド、バックエンド、インフラ……と、会社が求めるものに応じてポジションを転々とし、現在はSREにて、会社全体で利用する物件データ基盤の開発を担当しています。

他メンバーからは
「頼りになる優しいエンジニア」(SREエンジニア 崔)
「社内のETL周りを一手に担うイタンジ物件データの守人」(VPoE 福崎)
とのコメントが寄せられています!

イタンジ歴5年目を迎える藤井は、今のイタンジをどう見ているのでしょうか、そしてどのような未来を描いているのでしょうか。これまでの仕事を振り返りつつ語ってもらいました。

エンジニアが4人だった当時と、23人に成長した現在

− 入社当時のお話をぜひ聞かせてください。まだ組織的にもかなり少人数だったと思うのですが、スタートアップで働く苦労はありませんでしたか?

「その頃はエンジニアが4人でした。立ち上げのカオス期を想像されるかもしれませんが、ちょうど事業をピボットして今の『ノマドクラウド』や『ぶっかくん』ができ、売り上げの見通しが立ち始めていた時期で、むしろ落ち着いた雰囲気がありました。ただ、今以上に、一人ひとりに任される範囲が大きかったため、必要なことはなんでもやっていましたね」


− 藤井さんはそういう環境を楽しめるタイプなのですよね。

「そうですね、組織的にも開発に関しても、柔軟な環境のほうが働きやすいと感じます。イタンジ入社直後を振り返っても、かなり楽しくお仕事させてもらったなと思います」


− それから4年が経ち、エンジニアの人数も23人まで増えました。その過程で、イタンジはどのように変化してきていると感じますか?

「今も当時も変わらないと思うのは、手を挙げればなんでも任せてもらえる土壌があることですね。もちろん、会社の方向性と合致していることが前提ですが。
一方で、事業規模が大きくなるにつれて、各サービスのシステム連携が強く求められるようになり、エンジニアリングやコミュニケーションのハードルは上がってきているかなと感じています。以前に比べたら多少分業も進んでいますし」


− 4年の間にさまざまな変化があり、藤井さんも卒業を検討した時期があったかと思うのですが、それでもイタンジに残ろうと思えた理由は、どのようなところにありますか?

「イタンジで積める経験は、ほかではなかなか得られないものだからです。
今は減りましたが、以前はエンジニア自身が顧客と直接コミュニケーションをとるなど、職責にとらわれず本当になんでもやっていました。
オールラウンドに仕事の幅を広げたい人にとっては楽しめる職場だと思います。私もいずれは独立を視野に入れているので、さまざまな経験が積めることを魅力に感じていました」

「存在に気づかれない」エンジニアをめざす

− 藤井さんの担当業務についても伺いたいのですが、これまでの4年間でどのような変遷がありましたか?

「初めは『ぶっかくん』のフロントエンドを担当し、そこからバックエンド、インフラ、そして現在はデータ基盤開発と移ってきました。事業の成長に合わせて、手薄になっているポジションを埋めてきたかたちですね」


− ご自身はこの領域が特にやりたい! という希望はなかったのでしょうか?

「自分の仕事に対しての考え方なのですが、何を担当するかは目的ではなくて、世の中に価値を届けることが目的なので、領域へのこだわりはありません。強いて言うなら、手を動かしていたいタイプではあります」


− 現在担当されている、物件データ基盤の開発業務についてもう少し詳しく教えていただけますか?

「顧客から預かった物件データを社内で使えるようにデータ加工し、各サービスに配信する役割です。たとえるなら水道屋さんのイメージで、物件データをダムに貯蔵しておいて、それを使えるようにろ過したり殺菌したりして、必要なところに届けるんです」


− 縁の下の力持ちですね。どちらかというと活躍が目立ちにくいポジションかなと推測するのですが、ご自身には向いている業務だと感じますか?

「私の場合は、手がけたものがつつがなく動いて、持続的に価値を与えて、最終的には気づかれないくらいに “当たり前の価値” として世の中に届くことに快感を覚えるタイプなので、結構合っているなと思っています。目立つことって、単発ですよね。当たり前じゃないからこそ目立つので。データ基盤の仕事は黒子的なポジションですが、いかにみんなの“当たり前” になれるかを突き詰められる点が楽しいです」

イタンジにフィットするのは、サバイバル能力の高い人

− 長くイタンジを見ている藤井さんから見て、イタンジにフィットするのはどんな方だと思いますか?

「イタンジのステージも変わったので一概には言えませんが、サバイバル能力が高い人かなと思います。無人島に行ったら、お腹を満たすためにどうするか、火を通すためにどうするか、などさまざまな課題に直面するじゃないですか。そういうときに答えを与えられるのを待っていては、生き残れません。そこでまずは手を動かしてみる、挑戦してみる。そんな気概をもった人が活躍できると思っています。

面談でたびたびお見せする採用資料にも『サバンナで生きる自由』というフレーズがあるのですがまさにそれで、自分の専門領域しか一切やりたくない! という人にとってはきつい職場なのではないかと思います」


− なるほど。人数が増えていたり、コロナの影響でリモートワークになっていたりで、今エンジニア同士のコミュニケーションが取りにくくなってきたと感じることはありますか?

「業務規模が大きくなるとそれぞれ別のゴールを見ていることがあるので、ステークホルダーの調整には以前よりは時間がかかるようになったかもしれません。リモートワークでは、気軽に図示できないのがちょっと不便に感じますね。でも大きな問題は特に感じていないです」


− 最後に、藤井さんが今後イタンジで成し遂げたいことについて教えてください。

「現在担当しているデータ基盤のプロジェクトはまだまだ立ち上げたばかりです。先ほどの水道の例で言うと、現状は蛇口をひねるとしばしば泥が流れ出てくる状態です。そうしたエラーを直すと大変喜ばれ、ロックスターのような扱いをされることもありますが、本来めざすべき姿は日々当たり前にきれいな水が出てくる……つまりすぐに使える状態の物件データを各サービスに供給できる状態だと考えています。
そうなったとき、最終的には我々チームの姿は、もはや認知されなくなります。今はそのような状態をめざして、物件データの“浄化・消毒” に集中しています」


− ありがとうございます!

ベンチャーならではの環境で幅広い業務に挑戦してみたいという方、もしくは少しだけ話を聞いてみたいなと思ってくださった方、ぜひカジュアル面談からざっくばらんにお話しませんか?

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