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【新入社員】インヴァストはインターナショナルでフラット、とても働きやすい環境

2022年6月にデータサイエンティストとして入社したばかりの新入社員である楊暁静氏に、入社したきっかけや日々の業務、職場環境について話を伺いました。

米国の大学を卒業してからインヴァストに入社するまでの経緯や休日の過ごし方、また将来の夢についても語って頂いています。

米国の大学を卒業し日本で製造業向けコンサルティング会社に入社

-まず、楊さんのご経歴について教えていただけますか。

はい、私は中国の青島出身で、アメリカのミネソタ大学に留学して数学を専攻し2018年に卒業しました。卒業後は日本のコンサルティング会社にデータサイエンティストとして新卒で入社しました。両親が日本に在住しているので、アメリカではなく日本で就職活動したんです。

私自身もミネソタ大学で日本のカルチャーについて学ぶクラブ活動に参加していたので、日本文化への興味もあって日本の企業に入社したいと考えていました。そこで製造業界向けの業務改善コンサルティングサービスを提供している企業に入社したんです。

データサイエンティストとしてAIモデルの開発に向けた要求分析からシミュレーション、検証や環境構築まで担当しました。最近はメーカーでもAIの人気が高いので、効率を高めコストを減らすなどお客様の課題に対しAIモデルを活用して業務改善を実現するためのコンサルティングにデータサイエンティストとして参画したんです。

データサイエンティストとしての仕事は大変楽しかったのですが、約3年半ほど在籍したタイミングで、一度中国に戻らなくてはいけなくなってしまったんですね。

家族の健康問題のためだったのですが、当時は2021年の7月でちょうど新型コロナの感染が拡大していた時期だったので、隔離に時間がかかったり再入国の問題があって、一度退社という形を取らざるを得ませんでした。飛行機が週に1便か2便しかなかったので、チケットを取るのにとても苦労したのを覚えています。

その後、2022年の2月後半に日本に戻りました。そして、日本で改めて就職活動をはじめたところ、インヴァストと出会ったんです。

-日本語が大変お上手でいらっしゃいますが、どちらで習ったんですか?

大学で日本語の授業を受けていたほか、日本に関するクラブ活動に参加していたのが役に立ったと思います。ただ、大学を卒業して日本に来た頃はまだそれほど話せたわけではありませんでした。

前職の会社では外国人が私ひとりだけだったので同僚とコミュニケーションを取るために積極的に日本語を使わざるをえない環境で、それで上達したんだと思います(笑)。

興味を持っていた金融業界でAIのスキルを活かすため入社

-インヴァストに入社したきっかけを教えてください。

私はもともと金融に興味を持っていたんですね。金融業界で働けば、投資や資産運用に関する知識を学ぶことができると思ったんです。

投資や資産運用についての知識は自分の将来にも役に立つんじゃないかと(笑)。そこで、前職で経験したAIに関連するスキルを金融業界で活かせたらいいな、と考えていました。

ネットでいろいろ調べていましたら、インヴァストの求人を見つけ、自分のイメージにマッチしている会社だと感じたので応募したのがきっかけです。インヴァストは私にとって2社目の会社にあたり、初めての転職でしたが、2022年6月に入社して今に至っています。

-今は毎日出社しているんですか?それともリモートワークが中心ですか。

入社して最初の2週間は毎日オフィスに出社して、会社についての基本的な研修を受けたり、評価制度を学んだり、オフィスの勤務環境について教えていただきました。

その後はリモートワークで、主にデータサイエンスチームの業務について書類とかコードを読んで理解しようとしている段階です。といってもひとりでやっているわけではなく、ミーティングで教えてもらえますし、上司は鶴見常務取締役になるのですが、質問すれば親切に説明してもらえます。

鶴見豪常務取締役インタビュー

出社するのは週に1回か2回ですね。いまは入社してちょうど1ヶ月が経過したところなので、7月以降のタスクについて話し合っているところなんです。おそらく、AIや機械学習では特徴量の検証を担当することになると思います。

特徴量とは分析対象データの特徴や特性を定量的に示した数値で、機械学習の予測や精度を高めていくために重要な変数のことです。マイメイトの機能を強化していくために必要な役割ですから、今から頑張ろうと思っています。

インターナショナルで人間関係がフラット、とても働きやすい

-インヴァストに入社して楽しいことはありますか?入社して良かったと思う点があればお願いします。

いっぱいあります(笑)。まずインヴァストには外国人がとても多いのが気に入っています。同じ中国人の同僚もできましたし、インヴァスト証券も合わせるとアメリカや台湾、インド、フランスなどかなりインターナショナルです。

前職では周囲におらず私一人だけでしたから、さみしかったんですね。とても国際的で、うれしいです。

また、オフィスがとてもオシャレです。特に2Fのフリースペースにあるロングテーブルやコーヒーメーカーがカフェみたいで気に入っています。出社するのが楽しみなんです(笑)。

日本企業って上下関係が厳しいイメージがあったんですけれど、インヴァストは人間関係もフラットでとてもいいですね。前職の会社は上下関係が特に厳しかったわけではないんですが、日本的な文化でしたから戸惑う場面もありました。

でもインヴァストは外国人が多いせいもあるでしょうけれど、皆が優しくて一緒に仕事をしていても友達みたいに接してくれるし、個人を尊重してくれるのでとてもやりやすいです。

-では、逆に入社して戸惑ったことはありましたか?

戸惑ったり困ったことは特に感じませんでした。ただ、業務で金融に関する知識が不足しているのを痛感しています。前職は製造系のコンサルティングだったものですから、金融とは関わりのない業界だったんですね。ですからミーティングでメンバーが話す金融の専門用語がわからない時があります。

金融分野の知識不足は入社前から覚悟していましたので、現在も自分で勉強していますし、これからも勉強を続けて早く追いつきたいと思っています。

前職ではじめて日本企業に入社した際には、働き方やルールについて多少驚いたこともないわけではなかったんです。でも、一度経験していますから特に違和感を感じることもなく勤務できています。特にインヴァストはカルチャーも日本企業とは少し違っていますから(笑)。どちらかと言うと外資系の企業文化に近いのではないでしょうか。

他にはそうですね、ひとつ挙げるとすれば前職で日本の企業はタスクの管理がとても細かいと感じていたんです。プロジェクト内でタスクやスケジュールを詳細に設定して細かく管理するので「そこまでやるのかぁ!」と思っていたのですが、インヴァストではそんなこともなくて。

前職のように細かく管理するのではなくて、基本的にここからここまで宜しくねあとは任せるから、という感じなのでやりがいを感じています。

Kaggleで入賞し外国人女性としてマネージャーになりたい

-楊さんは将来、ご自身のキャリアプランや目標をどのように設定されていますか?

短期的な目標としては、インヴァストでマイメイトのバージョンアップに貢献したいと思っています。

また、機械学習のコンペティションとしては世界最大規模の「Kaggle」で入賞したいですね。「Kaggle」での入賞はAIやデータサイエンスのスキルを証明する称号になりますので、いつか入賞したいと思っています。

同じ課題を多くのデータサイエンティストと競わなければならないので、入賞はとても大変で上位1%くらいに入らないといけないんです。でも、入賞すれば自分のスキルを周囲に認めてもらえますので、目標にしています。

インヴァストにおける仕事面での目標としては、マネージャーなど管理職になりたいと考えています。日本の職場で外国人、かつ女性が管理職になるのは大変だと思うんです。ですから将来、もし管理職になれたらいいなと自分自身にとってのゴールに設定しています。

-休日やリモートワークで自宅にいる際は自由な時間にどんなことをしていますか?

私は健康のためにトレーニングに力を入れています。最近は人気ですけれどピラティスですね(笑)。健康は大切ですから。

休みの日には池袋まで中華料理を食べに行ったりしています。また友達と一緒に新宿や渋谷などオシャレな街に遊びに行ったりも。食べることが好きなので、美味しい食事が楽しいですね。

日本的な場所としては縁結びの神様として有名な東京大神宮に行きました。効果はいまいちでしたけれど。外国人にはご利益がないのかな(笑)。

東京以外では両親が住んでいる広島が好きなんです。そのため長期の休みには広島にいきます。広島は東京よりゆったりした感じで道も広いし、東京は人が多いのでどこも混んでいますから(笑)。

その点、広島は環境もいいし人も優しいのでとても気に入っています。食べ物も美味しい!広島焼や牡蠣などが大好きです。今年もゴールデンウィークに友達と一緒に広島に行って、宮島も訪れました。

あとは温泉が好きです。休みを利用して近所にある温泉にもよく行きますし、箱根や伊豆も何回か訪ねています。

-入社して1ヶ月なのでインヴァストについて十分わかっているとは言えないかもしれませんが、現在の印象で構いませんので、求職者の方にメッセージがあればお願いします。

私はデータサイエンスチームに所属していますのでその目線になってしまいますが、金融の知識を持っている方や機械学習・強化学習の経験がある人に来ていただければと思います。会社の雰囲気はとても良いので、外国人の方でも十分に活躍していただける環境だと思いますよ。

業務では英語を使うこともあります。各種の書類を読んだり、Slackで英語でコミュニケーションしたりすることが多いですね。

あと自分は雑談が好きなので(笑)同じように雑談好きだとうれしいかな。研究肌の方が多いからか、社内が静かなんです。

なので、社内で雑談したい!新入社員なのにこんなこと言ったらダメかな(笑)。

(取材日:2022年6月30日 聞き手:垣本陸)

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