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異業種の経験で面白い化学反応を起こしたい

こんにちは!インテグリティ・ヘルスケア(IH)の日比です。今日は、当社の国際事業を、以前紹介した王さんとともに猛推進している重田さんのストーリーです。文章から伝わる通り、普段からユーモアが溢れでている重田さん。このストーリーにも、2つほどあるマンガから引用した「ネタ」が仕込まれているそうです!笑

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いろいろなネットサービスの立ち上げ・グロース・M&Aなど、幅広く携わってきました。ネットビジネスのファーストキャリアはDeNAでのEC事業です。当時EC事業は同社の主力事業でしたが、ヤフーと楽天の2大巨人に挟まれて苦しい中で、取扱高を上げることはなんでもする、というような働き方でした。マッキンゼーやリクルート、IBMなど超一流企業出身の優秀な人材と、経験の有無や業務範囲に関係なく一緒に泥臭く戦う経験を通じて「コトに向かう」という働き方を学ぶことができたのは大変貴重だったと思います。

自分が企画したビジネスプランを具体化し、事業責任者として黒字化まで全うする機会にも恵まれましたが、まさに初めてのことの連続でした。Googleのロジックを研究するために学術論文を読んだり、未収金の回収に行って相手に羽交い絞めにされて外に放り出されたり、受注メールに「一件獲得です!」という社内連絡をしたつもりが間違ってそのお客様に送ってしまったのを謝りに行ってすごく仲良くなったり、M&Aの交渉にあたったり、挙げればきりがありません。

お陰で初めてのことに取り組むことにすっかり慣れてしまい、「初めてのことに取り組むのは初めてではない」という考え方ができるようになりました。どんなことでも逃げずに覚悟を決めれば、暗闇の荒野に進むべき道は切り開かれるものですね。

私は自分がどういう仕事をするのかということに強い関心がありますが、会社への帰属意識は低い方(会社のリクルーティングメディアという性格上、この文章ボツになるかもしれませんね・・・)ですので、興味深いミッションがあれば転職することに抵抗感はあまりありません。ECの他にも引越や買取、飲食、美容、人材、そして医療などいろいろな会社でいろいろなサービスに携わらせていただきました。うまくいったものもあれば、うまくいかなかったこともあります。

最近のうまくいった例としては、日系企業で働きたい外国人向けのメディアです。バイラルに広がり、立ち上げ半年で業界一番の母集団を獲得できました。私自身はその言語を全く読み書きできません。ネイティブのスタッフと読者のニーズやメディアのブランド価値について丁寧に練り上げていくのは簡単ではありませんでしたが、相手をきちんと理解しようとする姿勢があれば、グローバルなサービスも根本は特別なことではないのでしょう。

当社のCEOの武藤とは、実は中・高・大の同級生という縁です。医療の世界での活躍は同窓でも有名ですし、武藤の著書「医の力」も一読者として読んでいました。

YaDocのリリース後、武藤からSNSで「経験談を聞かせてほしいから遊びに来なよ」とメッセージをもらって気軽な気持ちでオフィスを訪ねたのが入社のきっかけです。そのときはまさかインテグリティ・ヘルスケアの一員になるとは思ってもおらず、ただただ自身の経験が何かの形で役立ってくれれば、という気持ちでした。

武藤から「うちに来いよ、一緒に成功しよう」と言われたときには大変戸惑いました。前述しましたメディアも順調に育っていましたので、しばらくは悩んでいたのですが、結局は協力したいという気持ちが勝ったというところでしょうか。

武藤以外に会ったメンバーも、すがすがしい優秀さを感じられる方が多いと思いました。十分に知的な集団ではありますが、変に議論を好んだり泥臭さを嫌ったりするような雰囲気でもなく、現場の経験や相手のバックグラウンドを大切にできる品の良さを感じます。インテグリティというやつでしょうか。

国際事業を担当しています。私自身は医療界に提言できるような知見もビジョンもありません。幸い経営陣をはじめ、医療関連分野に深い知見と人脈を持つプロフェッショナル集団ですので、おかげさまで情報には全く不自由していません。

そうした社内の力を活かしながら、今まで携わってきたウェブサービスの経験を活かして事業をドライブしていければと思っています。医療制度、IT環境、法律、健康に対する考え方、個人情報の取り扱い、デバイス、保険制度・・・事業検討の変数は極めて多様でしかもムービングターゲット、当然ながら言語の壁もあります。いわば、無数にそそり立つ針の穴から正解を導き出すようなもので、その作業は難事ではあります。

幸いにして、日本の医療は海外からも大変高い評価を得ています。多様な国籍・バックグラウンドをもった方々と一緒に挑戦していけたら、私たちには叶うのではないかと信じています。医療の知識を持ち合わせないことで居心地の悪さを感じることはありませんので、異業種の異端児の方にドンドンジョインしていただいて、多様な化学反応を起こしながら仕事ができると面白いな、と思っています。(個人的にはこの文章に織り込んだ元ネタに、ニヤリとしてくれる方、大歓迎です)

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