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「現場から新しきを産み出す」社内文化へ  ~新規事業創出への取り組み~#1

トップが語る新規事業への想いとは?

こんにちは!イノベーション文化担当の齋藤です。

突然ですが、みなさん「新規事業」ってどんなイメージですか?
会社の成長にとっては必要不可欠なもの、という認識はきっと誰もがあると思いますが、
一方で、なかなか生まれにくいものというイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

イノベーションでは今年度から新たに、新規事業に関するPJ(Innovation DreamPJ)が発足しました。

なぜ、こうした新規事業創出PJに力を入れているのか?
まずは代表の富田に、新規事業についての想いをインタビューしてみました。



ー さっそくですが、なぜ新規事業が重要なのでしょうか

「攻めと守り」、2つの観点があると思っています。

一つ目は、「事業を成長させ顧客を創出し社会的存在価値をより大きくする」「社員一人一人に成長の機会を提供する」という攻めの観点です。

私たちは、2016年末に東証マザーズに上場し成長をコミットする立場にあります。
イノベーションが成長し続ける重要なドライバーとして、新規事業を捉えています。

また、新しいことにチャレンジしていくことは、ワクワクするし楽しいですよね。
新規事業の立ち上げは学びも多く、自身が大きく成長する絶好の機会です。

そういった機会を提供することで、メンバーの成長に寄与していきたいと思っていますし、新規事業が次々と立ち上がる会社や風土に魅力を感じて入社する優秀な方もいるでしょう。

会社が新規事業に注力することが、結果として社内外にいいサイクルを生み出していくと思っています。


もう一つは、「会社存続のため必要不可欠である」という守りの観点です。

今イノベーショングループの事業は順調に推移していますが、この状況が続く保証はありません。
世の中はとてつもないスピードで変化しています。外的環境により主要事業がピンチになった時、
既存事業だけでなく第2、第3の事業があれはダメージを最小限にできます。


「新規事業はうまく行っているときにやりなさい」というドラッカーの言葉がありますが、
立ち上げには時間もかかるし全てうまくいくわけではありません。
なので、次々と手を打ち続けなければいけないのです。

これまでも新規事業創出の機会は設けてきましたが、業績が順調な今こそ、より注力するべきときだと思っています。



ー具体的に、どのように注力していくのでしょうか?

まずは会社に制度やイベントを設けて、新規事業創出のための環境を整えています。

社員の皆さんも新規事業が重要という認識は、持っていると思いますが、新規事業は「重要だけど緊急ではない」というタスクになるので、余裕がないと着手できなかったり、つい日々の仕事に流されてしまいがちです。

そこで、会社として新規事業に繋がるアイディアを出しやすい風土/環境を整えようということで、新規事業アイディアを毎月社内から募り経営陣をメインに審査を行う「Innovation Dream Box(IDB)」と、新規事業に関して社内外から講師を招いて開催する社内勉強会「Innovation Dream Salon(IDS)」の 2つの施策を発足しました。


▲社内から新規事業アイディアを募る「Innovation Dream Box(IDB)」。
 これまでに約30のアイディアが寄せられている


▲オンラインで開催している新規事業について学ぶ「社内勉強会「Innovation Dream Salon(IDS)」。
 社内外から講師を招き、開催している


どちらの施策も、私を始めとした経営陣や社内で新規事業立ち上げの経験をもつメンバーがメインでサポートをします。また、投稿したアイディアが審査を通過した場合には会社からインセンティブも支給し、次のステップの機会を応募者に提供しています。

新規事業の経験がない人も、是非安心して取り組んで欲しいですね。

このように、会社としても人材や資金を投入して新規事業創出に力を入れていきます。



ー 新規事業創出のために、どのような会社を目指したいと考えていますか?

現場からアイディアがどんどん生まれる風土にしていきたいですね。

私自身多くの新規事業を立ち上げてきましたが、新規事業のアイディアは日々仕事をしている中で「これって何だろう?」という疑問とか、「使いにくいな、これは課題だな」という気づきから生まれることが圧倒的に多い。

新規事業の専任を置いたり、経営陣が考えることも手段のひとつとしてありますが、それだといいアイディアって出てこないんですよ。

それよりも、日々現場でサービスやお客様に接している皆さんの方がはるかにアイディアの種やチャンスを持っているはずなんです。だから私は、現場にいる皆さんからどんどん疑問や改善の声が出てよいアイディアが生まれる、そんな会社や風土を目指していきたいです。


新規事業というとちょっと難しいイメージがあるかもしれませんが、まずは一歩立ち止まって、考えてみるところからスタートしてみましょう。

「これ不便だなぁ」とか「こうしたらもっと良くなるのになぁ」といったペイン(苦痛)から考えてみるのもいいし、海外で急激に伸びている事業や新技術をベースにしてもいい。日々の業務のちょっとした改善からでもいいんです。IDBなどを活用して一歩踏み出してみることがまずは大事だと思っています。




ー 新規事業と聞くとちょっと身構えてしまいますが、「改善」なら自分にもできそうと思えますね。

そうですね。改善ってすごく大事で、業務の改善/工夫を考える延長に新規事業があったりするし、逆に新規事業を考えることが改善になることもあります。

だから、常にアンテナを張って考えていることが大事だと思っています。

思考停止していたら変革も起きないし、世の中はどんどん変わっていくのにこちらが止まっていていいわけがない。

企業理念(ビジョン)に掲げているように、我々は「働くを変える」ために大きく変革をしていく会社なので、世の中に新しい価値を提供していくことが我々の存在価値であるのだと、起業して20年経っても思っています。

今まで社会にはなかったもの、ということはやはり新しい事業やサービスになるんですね。

イノベーションという社名を掲げ、既存のビジネスや「働く」をどう変えていくかをミッション・ビジョンに持っているからには、新規事業は絶対にやっていくべきだし、会社として環境を整えて全力で取り組んでいきたいと思っています。



ー施策を通じて現場からアイディアが生まれる風土を創っていけるよう、文化担当としてもサポートしていきます!

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