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【トップインタビュー】独自のキャッシュレスソリューションを提供する、リンク・プロセシングの新たな挑戦

高橋徹弥 
株式会社リンク・プロセシング 代表取締役社長
株式会社インフキュリオン 取締役

証券会社のリテール営業などを経て、2012年に株式会社リクルートライフスタイルに入社。POSレジアプリである「Airレジ」の付帯サービスとして、スマホ決済サービス「Airペイ」を立ち上げ、株式会社リクルートペイメント代表取締役社長に就任。「Airペイ」など複数の金融サービスの企画プロジェクトでインフキュリオンと協同した縁で、2017年株式会社リンク・プロセシング副社長に就任。2019年より現職。

10年前、先行企業としてこれまでなかったサービスを創出

ー リンク・プロセシングの事業内容と特徴を教えて下さい。

当社のメイン事業は、加盟店(※1)とペイメント事業者(※2)をつなぐキャッシュレス決済ソリューション「Anywhere」の提供です。加盟店が操作する決済デバイス(端末)とそこへインストールするアプリ、読み取ったカード情報などをペイメント事業者へ連携する決済ゲートウェイ(情報処理センタ)の開発・運用を行っています。

(※1)消費者がキャッシュレスサービスを利用できる店舗
(※2)クレジットカードや電子マネー等のキャッシュレスサービス提供企業
(参考図1)

これまで店舗では、クレジットカード、電子マネーなど、それぞれの決済手段に合わせてペイメント事業者が提供する専用端末を置く必要がありました。お店の狭いカウンターに、決済手段ごとに専用端末を3つも4つも並べていたのです。

私たちのソリューションを活用すれば、加盟店はワンストップで多様なペイメント事業者が提供するキャッシュレスサービスを一括で管理・提供できるようになります。

私たちは、ユーザーと加盟店、ペイメント事業者が接する決済端末に特化し、決済シーンをより快適にする未来を実現するため、強みを磨き続けています。
(参考図2)

具体的には、キャッシュレス決済に必要な端末、アプリ、決済ゲートウェイを通じて、カードから読み取った情報をカード会社に送り、適切に処理する仕組みを提供しています。店舗から端末を通して各カード会社、金融機関、QRコード決済事業者などにデータを送り、各社が処理した結果を端末に戻すという処理を高速で正確に大量に行っているのです。

10年前、当社ができた当時の日本には、まだQRコード決済もなくて街中の店舗で電子マネーが普及し始めた頃でした。当時は、スマホとつなぎ合わせて決算端末として機能させるような安価で高機能な端末はなく、当社のようなサービスを提供する企業もほとんどありませんでした。

時代に先駆けて、決済事業者と加盟店をつなぐサービスを提供してきたのがリンク・プロセシングです。

着実にオリジナルの強みを育て、右肩上がりの成長を実現

― 一般の人には耳慣れない言葉がたくさん出てきますが、サービスの強みを分かりやすく教えて下さい。

一つは、加盟店と決済事業者を接続する、端末、アプリ、決済ゲートウェイをワンストップで提供できることそのものが大きな強みです。

また、すでにクレジットカード、電子マネー、QR決済、口座振替などの主要なキャッシュレス決済手段にはすべて対応済みです。

さらに、都度決済だけでなく、継続決済に対応できる点も強みです。

都度決済とは、買うたびごとにお金を払うことで、物販やレストランなどに多い支払い形態です。継続決済は口座振替などで、サブスクリプションサービスや保険会社、スクールなどで利用されます。この両方に対応している当社のようなソリューション提供企業は少なく、売上の大きな比率を占めています。

立ち上げから10年あまりの会社ですが、オリジナルの強みを磨くことで右肩上がりの成長をつづけており、国内に強固な顧客基盤を築くことができています。決済端末の導入台数も、2018年の1万台から今では10倍以上に増加しています。

国内では珍しいほどの成長産業でビジネスを展開

― 当社のサービスも順調に成長中ですが、市場自体も伸び盛りですよね?

その通りです。国内における個人消費は約300兆円です。個人消費のキャッシュレス化がどの程度進むかは分かりませんが、極端な話、300兆円規模の市場があるとも言えます。

今、国内のキャッシュレス消費は80兆円規模で、個人消費全体の25%程度です。しかし、政府目標は2025年に40%ですし、韓国ではすでに90%以上がキャッシュレス決済されています。これだけを見ても、まだまだ伸び代があると考えられます。

コロナ禍で個人消費自体は大きく落ち込みましたが、そんななかでもキャッシュレス消費は増加しています。10年以上ずっと拡大しており、こんな成長産業は、国内にほとんどありません。競争は激しいですが、市場自体に大きな可能性があります。我々は本当に恵まれています。

― 大きなチャンスですね。そんな中、当社が抱える現在の課題は何でしょうか?

組織基盤の再構築です。おかげさまでこの3年くらい爆発的に成長できています。それに伴って、お客様の規模も大きくなってきています。規模の大きなお客様が増えるとともに要求水準も高くなり、品質、スピード、コストなどをさらに追求していく必要があります。そのためには、組織をさらに強固にしていける強みをもった人材の採用が不可欠です。

もちろん、内部には優秀な人材がいますが、もっと入れば、もっと成長できる状態だということです。逆にいうと、人材が採れないと絶好の機会を諦めざるをえない状況になってきています。

― たしかに喫緊の課題です。どんな人材を求めているのでしょうか?

当社では、今さまざまな職種の方を採用していますが、共通して言えるのは当社のバリューに共感でき、適切な問題解決ができる方です。

インフキュリオングループでは、3つのバリュー(下図)を定めています。仕事への向き合い方というのは、個人の生き方やキャリア感にもとづくもので後から変えることが難しいものだと思います。そのため3つのバリューに共感し体現できる方かどうかを非常に重視しています。それにプラスアルファの強みとなる経験やスキルがあり、ご本人の志向と当社がマッチングするかどうかが大切だと考えています。

また、仕事とはすなわち「問題解決」であり、この能力も重視しています。

問題解決には大きく3つの力が必要です。

その3つとは「問題を捉える力」、「問題の解決策を導く力」、そして「率先してチームをリードして問題解決に取り組む、リーダーシップ」です。

1つ目は、問題を捉える力。顧客からリクエストがあることだけが問題のすべてではありません。例えば、「○○にカスタマイズしたい」という要望があっても、そのまま受けるのではなく「カスタマイズして解決したい問題は何か?」と問題の奥までちゃんと捉えることが必要です。

2つ目は、問題の解決策を導き出す力。これは経験や知識が生きる部分です。ただし、過去の経験からすぐ解決策を提示するのではなく、問題の奥を捉えた上で経験や知識を活用して解決策を導くことが重要です。

最後は、リーダーシップです。問題解決は大変で、必ずしも一人ではできません。率先してチームをリードして問題解決を進められる人を求めています。Great Work, Great Teamは3つのバリューの一つでもあります。

表面的な問題解決をするほうがラクで簡単です。しかし、それでは結局、価格競争などに陥いるだけです。お客様が持つ課題の奥を捉えて、根本的な解決策を提供することで、ほかとは違う評価を得ることができるはずです。お客様も含めて周りを巻き込みながら、ビジネスを前に進めていける力を持つ人が当社で活躍できると考えています。

経営陣は、高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりを積極的に構築

― リンク・プロセシングで働くやりがい、働く環境についても教えて下さい。

これまでもお話ししてきた通り、当社の特徴は、伸び盛りの市場で成長を続けるスタートアップだということです。メンバー数は現在46人(2021年6月時点)で、人材採用を強化することで企業基盤を再構築したり、新たな事業やサービスに挑戦してさらなる成長を遂げようとしている段階です。

私自身も普段から現場ミーティングに参加するなど、社員と協力して仕事を進める場面がまだまだたくさんあります。企業の成長期に主要メンバーとして加わり、マネジメントと近い距離でダイナミックな仕事をしていける環境が揃っています。

また、インフキュリオングループは、全体的に働きやすい会社です。新型コロナウイルスの影響が出始めた頃も、社員が安全、便利に働ける環境を迅速に提供することができました。働く環境整備のプライオリティが高い会社と言えます。

これからもさまざまな環境変化があると思いますが、私自身を含めて経営陣は環境変化に柔軟なので、変化に応じてよりよい方向に進んでいくはずです。

また、残業をあまりしない社員が多いのも特徴です。もちろん、自身の成長につなげるためにもっと働きたいという社員の思いは尊重し、制限するつもりはありません。ただ個人的には、できるだけ残業をせずに成果を出し、平日も含めて仕事以外で充実した時間を過ごす方が、結果として仕事のパフォーマンスが上がるのではないかと考えています。

― 求職者の方が応募する際、インフキュリオンとリンク・プロセシングをどのように分けて考えれば良いでしょうか?

インフキュリオングループは、グループ間の関係性が強く、グループ内異動も積極的に行っていく方針です。そういう意味ではグループ内の差別化はあまり気にしていません。

例えば、2021年の4月からリンク・プロセシング取締役に就任している齊藤は、3月までインフキュリオンのBaaSプラットフォーム事業を担当していました。グループとしての成長や本人の意向などを踏まえながら、今後はメンバーレイヤーの異動も増えていくと思います。

インフキュリオンは、Wallet Station(ウォレットステーション)やXard(エクサード)などイシュア側のサービスを提供しています。事業ドメインが違うので、実際に携わるサービスや手掛ける仕事内容への興味ごとに、どちらの会社に応募するか、あるいは双方に応募するかを考えていただければと思います。

― ありがとうございました。最後に求職者の方にメッセージをお願いします。

現在は、B2Cにおける決済領域がメインですが、BtoB決済もターゲットにすればマーケットはさらに数倍に膨らむと考えています。そのためにも今はより多くの強みをもった人材に入ってきてもらいたいと思っています。

決済業界や金融業界の知識、経験は、必ずしも必須ではありません。エンジニアリングやそれぞれの分野で、自分が誇れる高いスキルを持っていていることが最優先です。3つのバリューに共感できて問題解決ができる人であれば、半年ほどで新しい仕事をキャッチアップできると思っています。

3つのバリューの一つにInfinite Curiosityがありますが、変化を前向きに捉え自身の強みを活かしてチャレンジしたい方にぜひジョインしていただきたいと思っています。

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