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「THOUGHT LEADERSHIP」体験会実施レポート~アソシエイト編~

今年インパクトが新たに展開しているリーダーシップ開発プログラム「THOUGHT LEADERSHIP(ソート・リーダーシップ)」。 先日、当社のアソシエイトのみなさん向けに体験会を開催しました。

CSV経営、SDGs経営の実行・実現に必須な THOUGHT LEADERSHIP

2011年にマイケル・ポーターが提唱したCSV経営(共有価値の創造)。

そして、2015年9月国連サミットで参加加盟国全会一致で採択されたSDGsの理念を経営に取り入れ、収益面で成長しながら持続可能な社会を実現するために社会課題の解決を進めていくSDGs経営。

両者に共通するのは、企業が「本業で社会課題を解決することにより、経済価値と社会価値を同時に創造する」という考えではないかと思います。

これを本当の意味で推進していくには、「念い(おもい)」を持ったリーダーによるThought Leadership(ソートリーダーシップ)の発揮が必須だと我々は考えます。そのための能力を開発することを目的につくられたのが、インパクトのTHOUGHT LEADERSHIP プログラムです。

このプログラムは、社会課題の解決を起点としたビジネス発想「Outside-in」の体得、実在のコミュニティの問題解決を通じて自社の課題を捉えなおすリアリティ・シミュレーション、そしてCSVアイディア・コンセプトづくりという一連のプロセスで能力開発を進めていきます。各ステップは参加者が主体となって行います。これらの一連の体験を通じて、自分の中にある「念い」を形にすることを実践的に体得していくプログラムです。

【開催背景:なぜアソシエイト向け体験会?】

今回、インパクトのアソシエイト歴が長い方からこの1〜2年の間にスタートした方まで、さまざまな経歴のみなさんにご参加いただきました。

*アソシエイト
インパクトと契約を結び、ファシリテーターあるいはコーディネーターとして研修プログラムを一緒に提供しているみなさんをアソシエイトと呼んでいます。
インパクトの体験学習、提供している研修プログラム内容、LES(リーダーシップ・エコシステム)などの取組や思想を面白く感じたり共感したりして協働してくれている当社にとって大切な存在のみなさんです。自分の会社を立ち上げている方もいれば、個人事業主の方、副業としてという方もいます。

今回の体験会の開催目的は、非常にシンプルですが、

インパクトがこれからの世の中に必要だと考え、広めていこうと力をいれているTHOUGHT LEADERSHIPプログラムについて知ってもらう

ことでした。

アソシエイトの方々は我々の事業展開上の大事な協働者です。社員ではない、社外の方々ですが、我々が力をいれている事業について知っていただくことはとても大切だと考えています。

また、ただ知ってもらうだけなら、セミナー形式での資料説明だけでできるかもしれませんが、我々は、学んだことは行動として発揮されて初めて意味を持つと考えています(特にリーダーシップは)。そのためには知識として知るだけでなく、自らの体験を通じて持論化できることが必要です。体験は、頭だけでなく体感知をもたらし、それが持論化につながります。それはソートリーダーシップでも変わりません。だからこそ、アソシエイトのみなさんにも、セミナー形式ではなく「体験会」という形で実施しています。(ここは実はインパクトとしてのこだわりポイントです)

【体験会の様子】

今回の体験会では、能力開発のファースト・ステップとして「Outside-in発想」を体感的に学ぶカードゲームをオンラインで行いました。


参加者のみなさんからは、アンケートでこんなコメントが寄せられました。

  • 新たな切り口で組織リーダーに求められることを考えることができました。多忙な世代が自分を見失わないよう、ビジネスリーダーとしてのあり方を考える機会になりそうです。                       
  • SDGsを考える、それを企業として何ができるかに落とし込む、そしてそれを次世代の教育へとつなげていく、という一連の流れとして考えられているプログラムだと感じました。SDGsについて深く考える、またそれによって自分が持っている核の部分を再確認できました。
  • 一人一人が仕事に当事者意識をもつことが企業の生産性や社会課題の解決に繋がるため、自分の仕事がどこに繋がっているのか、その意識づけに良いのではないかと思います。
  • 1.5hという短い時間で、楽しさと学びを得ることができた。改めて、自身の大切にしたい信念・社会課題を見つめ直す時間になりました。
  • 実際に参加者として研修を受けたことで、どんなことを考えるのか・どんな学びがあるのかということを体感できた。今回の機会自体が私にとってすごく勉強になりました。今回の研修を受けて自分の信念がどこに繋がっているのか、迷ったときにどこに立ち返るとよいのかを見つけられたことが新たな発見としてありました。
  • 当事者体験を通じてゲームに浸ることができたこと。プログラムの背景にあるImpactの理念・思いを知り個人的にとても共感するところがあった。他のアソシエイトの方々と知り合う機会になったCSV経営の実現にむけ、研修・人材開発という視点からできることについて考えさせられ、とてもわくわくした。

今回特徴的だと思ったのは、皆さんがゲームでの体験を振り返り、気づいたことを自分自身のことと紐づけ、自分の学びとしていく学習的思考がすぐに働いていたことです。ゲームで起きた具体的事象を抽象的に捉えなおし、「これはいったいどういうことを示唆しているのか」を考えて、そこから得られた気づきを今度は自分のシチュエーションに合わせて使える形で具体化して考える=自分自身の学びとする。この具体と抽象を往復しながらつながりを考える思考体験学習にも持論化にも欠かせない要素ですが、何人もの方がその思考を経た発言をされていたのが印象的でした。

ご参加いただいたアソシエイトのみなさま、本当にありがとうございました!
インパクトの面々や他のアソシエイトの人たちをお互いに知る機会としても、ぜひまたこういう学びの機会に声をかけてほしいというご要望を複数の方々からいただいたのも嬉しかったです。その声に応えていけたらと思っています。


■公開講座:THOUGHT LEADERSHIP Open Programmeは以下の概要で実施予定です。

【日 時】2021年8月10日(火)、8月17日(火)、9月7日(火)、9月21日(火) の4日間
【特 長】
1.楽しさと双方向性を備えたVELを用いて、知識的理解を感覚的理解へと転換することができる
2.コミュニティの課題解決に取り組むリアリティ・シミュレーションCALを通じ、社会課題の解決の実践知を得ることができる
3.自社ならではの本質的な提供価値についての考察を深めることができる
4.多様な業界・業種から参加する研修同期とのインフォーマルネットワークを得ることができる
【プログラム詳細】Flyer

インパクト社員が体験したリアリティ・シミュレーション:CALレポートはこちら


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