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あしなが奨学生に向けたプロボノ第2弾|リーダー必須!コミュニケーション能力向上ワークショップを実施

今年2月に実施したリーダーシップ研修に引き続き、8月9日に第2弾としてワークショップを実施しました。第2弾では、全国(北海道、首都圏、長野県、関西圏)から選抜されたあしなが奨学生リーダー17名に対して、コミュニケーション能力向上ワークショップをオンラインで提供しました。今回は、その当日の様子をお届けします。

*前回のプロボノレポートはこちら

コロナ禍でも可能性を切り拓く

日本全国で感染症拡大やその対策により、あしなが奨学生の寮生活、そして街頭募金活動にも大きく影響が出ています。しかし、その環境下でも、全国のあしなが奨学生リーダー達はこの困難に立ち向かい、寮生のサポートや新たなクラウドファンディングの取り組みの開始などを主導しています。

誰もが先行き不安なこの状況において、私たちインパクトが彼らにできること。
それは、やはり本業である組織・人材開発の領域です。
今回のプロボノ研修は、彼らのリーダーとしてのコミュニケーション能力向上を通じ、チームの力を最大限発揮して、可能性を切り拓いていく、その一助となることを目的として実施しました。

*あしなが育英会クラウドファンディング情報はこちら

自分の認知の枠を知ることで、見える景色が変わる

そこで、本ワークショップでは、Insights(R)Discoveryというアセスメントツールを使用し、自分と他者の思考・行動特性を分析することで、個々の認知特性の違いを理解し、適切なコミュニケーションを図ることを目指します。

今回、参加した奨学生リーダーたちは、様々な活動の中でチームをまとめていきたいという、しっかりとした課題感を持って集まっていました。
冒頭こそ緊張した面持ちでしたが、体感的に楽しめるオンラインワークにより、徐々にリラックスした雰囲気に。
また、双方向の対話を促進するZoom機能を多様な形で組み込んだプロセスによって、自己と向き合い内省を深めるとともに、仲間との対話による相互理解が深まっていきました。

▼今回のワークショップ使用ツールについて
 Insights(R) Discovery の詳細はこちら

チームの力を引き出す=人を巻き込み、事を成す

リーダーとして、チームの力を最大限に引き出すには、自身の認知特性そして他者との違いを知ることが肝要です。その特性の違いを知ることで、メンバー個々の強み・弱みを理解し、メンバーへの適したコミュニケーションを図ったり、チームとしての最適な意思決定へと繋がります。

今回のワークショップは、オンラインとしては長時間のなんと5時間!でしたが、インタラクティブなやり取りを通して、最後まで集中して取り組み、自分自身と他者との違いや、リーダーとして人を巻き込み、チームを発展させていくためのヒントを持ち帰ってくれたようです。

▼参加学生の声(抜粋)
●自分の「認知」がいかに凝り固まっているかを実感した。認知を変えるだけで見えるものが変わる。今後は意識して切り替えていきたい。
自分の強み、弱みが言語化された。また気づいていなかった強みの発見にもつながった。
●いつも一緒に活動している具体的なメンバーを想像しながら参加した。自分とは逆のタイプだと思われるので、今後は接し方を改めてみようと思う。
●ひとり一人強み弱みがあり、自分も相手も変える必要はない。相手のカラーに配慮することで、意見を活かしあえる関係を目指したい

リーダーシップ・エコシステムの今後の活動方針

「イマ」のリーダーシップ開発投資を「ミライ」の若者へと還流させる、リーダーシップ・エコシステム。この物心両面からの支援の一環として、今回までの2度のプロボノ活動を実施しました。
2020年、今秋、当社研修事業の売上総利益の1%をあしなが育英会様に寄付いたします。
また、今後のプロボノ研修についても、感染症の拡大状況を見ながら、あしなが育英会様の活動実施状況に応じて、対面やオンラインなどの適切な提供方法を検討していきます。
あしなが奨学生の皆さんが、「ミライ」を見据え、今の事態に立ち向かう中、私たちも継続的な支援活動を行っていきます。

▼リーダーシップ・エコシステムについて
この取り組みは、SDGs4『質の高い教育をみんなに』と、SDGs10『人や国の不平等をなくそう』を実現するためのものです。 詳細はこちら

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