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僕らの世界観がリーガルテックのスタンダードに――今Hubbleの開発にジョインする面白さ

「契約をデザインし、合理化する」

をミッションに掲げ、法務関連のドキュメント管理を効率化する新しいクラウドサービスを提供する「Hubble(ハブル)」。これを開発提供する株式会社Hubbleは、今こそ参画するのに「面白い」フェーズにあるとCTOの藤井氏は言う。リーガルテック領域で新しい価値を提案するHubbleには、どんな開発カルチャーや思想があるのか。


◆プロダクトで「困っている人」を助けたい

――Hubbleをスタートされる前は、どういったキャリアを歩まれていたのでしょうか。

僕はもともとアメリカで研究職として働いていて、プロトタイプを作って検証し、論文を書くといった生活をしていました。当時から「プロダクトを作ってユーザーに使ってもらいたい」という思いを抱いていたので、その後帰国し、最初はコンサルとしてスタートアップへの技術アドバイスなどをしていました。

とはいえコンサル事業は、自分の技術や能力を人のために使う点が魅力ではあるものの、自分の成長という意味では限界があると感じていて。スタートアップでゼロからプロダクトを作ってみたい思いがあったんです。

そんな中、コンサルのクライアントとして現在のCEO早川と出会いました。当時はHubbleとは全く違うプロダクトでやろうとしていたんですが、二人でやりたいねという話になって、Hubbleが始まりました。

――なぜ「Hubble」というリーガルテックのプロダクトにたどり着いたんでしょうか。

僕がやりたかったことは、エンジニアスキルを活かして困っている人を助けること。まだITの活用が十分でない業界で、ITの力を最大限に活かすと、業務効率化ができるのではと思い、リーガル領域に焦点を当てました。当時はフィンテックやエドテックは流行っていましたが、まだリーガルテックで注目される企業は出てきていませんでした。

そこから、今のCLOで弁護士である酒井にヒアリングして、契約書業務のやり方を調べたところ、これがなかなか煩雑だったんです。メールでワードファイルをダウンロードして、ダウンロードしたファイルを編集してメールで送り返す、といった作業なのですが、エンジニアの業務では、ソースコードの管理にGitを使っているので、バージョンやファイル名を意識せずに働けていると気づきました。そこで、エンジニアの働き方を法務の人にも適用すると便利になるのではないかと考え、1週間でプロトタイプを作って見てもらうと、酒井の反応も良かったので「じゃあリーガルテック領域でやっていこう」と、今のHubbleが始まりました。これが2017年頃でしたね。

――ヒアリングしてプロトタイプを作るといった、市場を見極めるところにも深くかかわっていらしゃったんですね。

使う人がいてのプロダクトなので、ビジネス寄りの視点も持っています。「困っている人を助けたい」「技術のアウトプットが、困っている人のために使われてほしい」という信念があるんです。法務やテクノロジー以外でも人を助けることに興味があったので、僕の人生観かもしれないですね。

この考え方がCEO早川との出会いと、Hubbleというプロダクトとかっちりハマりました。現在は、ビジネスや組織づくりについて学ぶことがたくさんあり、以前にはなかった成長の実感があります。



◆「両軸の開発」で法務のカルチャーに革命をもたらす

――現在Hubbleは開発の視点でどんなフェーズにあると捉えていらっしゃいますか?

ここまでは、従来の法務の働き方を改善するフェーズでしたが、ここからは新しい働き方、つまり僕たちが目指したいプロダクトのビジョンを提案するフェーズに入ってきました。

法務の方にヒアリングし、どんな機能が必要なのか想像できた部分の実装は終わって、お客さまからの要望にも少しずつ応えられています。今後は、「契約書の在り方自体を変える」という理想の世界観を徐々に提案していく。日本のリーガルテック市場はまだまだ成長の余地があり、僕らが作った世界がデファクトスタンダードになる可能性が十分にあります。ここに、今Hubbleにジョインする方の面白みがあると思います。

これからはお客さまの求めるものと、法務のカルチャーを変えていく新しい提案の、バランスを取りながらプロダクトを作っていく、両軸が大事だと思っています。Hubbleの契約書の編集エディタとして、クラウドエディタではなくワードを採用しているのも、いきなり革命を起こしても使われないと考えているからなんですね。僕らは法務の習慣をいかに変えずに、ITの恩恵を享受してもらうかという点に注力してきました。

現在は「どうやったら少しずつ法務のカルチャーを変えられるだろうか?」という議論を、開発メンバー一丸となってしています。

――そうした新しい世界観の提案に向かっていくための、開発の体制とプロセスはどのようになっているのでしょう。

開発チームの構成は、僕がサーバサイドとインフラを担当し、フロントエンドは社員2名。あとは業務委託の方5、6人に協力いただいています。ただ、今年中にこの3倍くらいの組織にしたいと思って採用活動を進めています。ある程度経験を積んだ方に入っていただくのが理想ですが、スーパーマンを求めているわけではなく、技術レベルの高いメンバーに囲まれた環境で、自走する力があり、挑戦したいと思っている方にはぜひ来ていただきたいですね。

開発の計画については、先述の通りまさに両軸です。まず、リーガルテックのサービスにおいて必須の機能は大きく3つあります。法務と他部門がコミュニケーションをとるコメント機能、過去の契約書や契約終了日等の検索機能、そして交渉相手つまり社外とのやり取りのための機能です。これらはマストで開発を進めています。

もうひとつの軸は、新しい世界観を提案していく部分ですが、Hubbleとしてのユニークなバリューを出せる機能の開発です。具体的にどんな機能になるかはまだ模索しているところです。

例えば、契約書のよしあしは実際に裁判にならないと分からないことが多いんです。そこで仮に、法務の方が評価されにくいという状況があったとしたら、いかに良い契約書を効率的に書いているのか可視化するツールがあれば、適切な評価につながるかもしれません。こうした今までなかったバリューを提供していくことが必要だと思っています。

――開発技術の特徴はありますか?

バックエンドはRuby on Railsで、クラウドサービスはAWSを採用しています。契約書を扱うプロダクトなので、しっかりしたセキュリティ基準に載せる必要がありますが、AWSの主要サービスを活用することによって満たせています。フロントエンドのフレームワークはAngularを使っています。

特徴としては、やはりスタートアップらしく、新しい技術の採用を最大限推奨しています。今いる開発メンバーも技術が好きなので、自分のやりたい開発ができる点をメリットに感じていると思います。必要とあれば、使いたい新たな技術の採用もOKですし、既存ツールから乗り換えてキャッチアップをしっかり行っていく文化です。

それから、安定的なプロダクトの開発体制が根付いている点も特徴です。特にスタートアップでは、スピードを意識するあまり安定化が後ろ回しになりがちな傾向がありますが、Hubbleではリファクタリングの期間をしっかり設けていて、時には1か月とることもあります。ビジネスサイドとのコンセンサスも取って、ロードマップにも載せています。この間、新しい機能は出ませんが、のちのスピード感や安定化につながると社内全体で理解して取り組んでいます。


◆“リスペクト”から生まれるフラットな関係性が強み

――ビジネスサイドとコミュニケーションをとり、明快に判断ができるのは魅力ですね。やはり密なコミュニケーションは大事にされていますか?

ビジネスサイドとの距離は近いですね。商談の情報も開発チームに共有されるので、自分の作った機能がなぜ売れなかったのか自然と知ることになります。ビジネス的観点を意識しながら開発するのは、特徴的かもしれません。

開発チームのカルチャーとしても、コミュニケーションを重視していて、特に「リスペクト」の姿勢が大事だと考えています。他人のコードも、リスペクトする点はリスペクトして、アドバイスすべき点は相手の立場に立ち「こうした方がいいんじゃない?」とアドバイスする。「相手を助ける」意味でのレビュー体制にしたいと思っているので、かなり重視しています。自分も物事を謙虚に受け止められて、相手の発言を否定ではなくアドバイスとして傾聴できる関係性が作れれば、より成長につながっていくと思うんです。

――藤井さん自身がCTOの立場で意識されていることはありますか?

リスペクトするのは大前提で、必ず肯定から入って否定はしない、といったことでしょうか。例えば、ソースコードをレビューする際、まずは相手の思想を理解しようというところから入ります。とはいえ課題に対しては「こういう意図があると思うけど、メンテ性を考えるとこう変えた方がいいんじゃないかな?」といった提案ベースで話し、お互いにコンセンサスをとるレビューをしています。普段のこうした対話がフラットな開発カルチャーにつながっていると思います。

――そういったフラットに意見が交わせるカルチャーによって、プロダクトづくりにどんな良い影響が生まれているんでしょうか?

意見がぶつかったからこそ、ある機能が実装完了に至らなかったケースも多々あるんですよ。その時はバチバチに議論を交わして、僕としてもスピード感のある実装が出来ないもどかしさがありました。でものちに振り返ってみると、その機能を付けなかったからこそプロダクトの軸がぶれなかった、と気付きましたね。

議論が生まれるということは、いろんな角度からの意見が入るということで、もちろんトップダウンで押しこんだりはしません。アイデアに対して、時には否定も含めて議論が交わされることは、強みだと思います。

――最後に、今後のHubbleの展開と、これからHubbleの仲間に加わる魅力ついて、改めて教えてください。

現在Hubbleは、成長的な軌道を描けていて、ここに仲間たちがそろえばさらに飛躍できると思っています。リーガルテックという新しい市場は、今後フィンテックのように確立されていくと思うので、「この機能を自分が作った」と言えるのは、エンジニアキャリアの上でも意味のある実績になるのではないでしょうか。自分が作ったプロダクトが誰かの世界観を変える可能性があるので、そういった部分にやりがいを感じる方は、ジョインしていただきたいですね。

また、僕らはメンバー個人のキャリア、成長に通じる環境を提供したいと思っているので、そういった部分に魅力を感じる方の応募を待っています。現在社内のエンジニアは少数精鋭ですが、テックリードやマネージャーといったポジションが空いていますし、責任あるポジションでキャリアを形成していきたい方は本当に今がチャンスだと思います。

さらに言えば、開発メンバーには、Hubbleが成功していくにつれてリーガルテックやSaaSの界隈で著名人になってほしいという思いもあります。「Hubbleのテックリード」という肩書で世の中を渡っていけるようなエンジニアになってほしいので、対外的なアピールでも全力でサポートしていきたいです。そういった方にも魅力的に感じてもらえるよう頑張っていきたいですね。

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