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「『とりあえず3年』を過ぎて初転職しました」というよくある話

こんにちは! ProFuture メディア制作部の堀です。

今年1月より中途入社し、現在3か月目。
イベントGでHRサミットをはじめとした、様々なセミナー等のオフライン事業に携わっています。

右も左もわからない状態から、ようやく自分の立っている場所が少しだけ分かるようになってきた、そんなところです。

今回は、
「新卒で入った会社に違和感が…」
「転職をしたことなくてどうすれば…」

といった方々に向けて少しでも参考になればと思い、私の「初めての転職」についてお話しさせていただきます。

私は新卒で入った会社で、3年半ほど働いてきました。

それは社員数40数名の中小出版社でした。

・仕事が楽しいときもたまにある。
・残業がめちゃくちゃ多いわけでもない。
・社歴の長い、生え抜きの先輩ばかりだから雰囲気が緩い。
・経営者のカリスマ性がすごい。

などなど、ずば抜けて良いわけでもなければ、ブラックでもない、そんな会社でした。
(そういう会社って結構多いんじゃないでしょうか?)

「まあまあ歴史のある会社だし、憧れていた出版社に入れてよかったな~」

という思いで最初の2年ほどを過ごすと、次第に仕事にも慣れ、達成感ややりがいも感じ始めてきていました。

がしかし、2年も同じ場所にいると、嫌でも欠点が見えてきてしまうもの。

・仕事が楽しいときもたまにある。→基本的には無感情・退屈…
・残業がめちゃくちゃ多いわけでもない。→とはいえ残業代は出ない…
・社歴の長い、生え抜きの先輩ばかりだから雰囲気が緩い。→みな他の会社のことを知らない…
・経営者のカリスマ性がすごい。→誰も逆らえない…

これまでは何とも思っていなかった(むしろ良いと思っていた)ところが、徐々に大きな違和感になり始め、、、気づいたら転職サイトに登録していました。

とはいえ、今すぐに転職しなければいけない理由もなく、明確にやりたいことが決まっていたわけでもなかったため、1年間くらいは特になんの行動も起こしませんでした。

たまに気になる企業を検索してみたり、軽く職務経歴書を書いてみたりするだけで、実は本気で転職するつもりもなかったのです。

というのも、私は就活に対して全くいい思い出がなかったのです。

数十、数百社とエントリーしては説明会に行き、ようやくESが通ったと思えば、筆記試験、SPI、グループディスカッション、面接、面接、面接……

正直、二度とやりたくないと思っていました。
当時は選考解禁が8月だったこともあり、かなりダラダラと就活を続けてしまっていました。

(そして、ごく個人的な話ですが、私はなにかを「辞める」ことが非常に苦手なのです。習い事、部活、バイトなど、辞めたいと思っても周りの目を気にして辞められなかったり、いざ辞めなくてはならない時も言い出しにくくて躊躇したり、全く新しい環境へ飛び込むことへの怖さがあったり、、、(もちろん、継続することによるメリットもありましたが))

ようやく重い腰を上げたのは、新卒4年目の夏。よく言われる「とりあえず3年」が過ぎ、それなりに仕事も任せてもらえるようになってきた頃でした。

転職経験のある友人から話を聞いたり、「今年中に転職する!」と公言して自分を追い込んだりしながら志気を高め、これまで自分がやってきたこと、学んだことを棚卸しして職務経歴書を見直し、企業選びも真剣に始めました。

意を決して十数社に職務経歴書を送りました。
そして、初めて書類が通った(面接の日程連絡が来た)会社がProFutureでした――。


いざ面接の日。

新卒の就活の記憶を引きずっていた私は、
――ずらりと並んだ面接官に圧倒され、
――テンプレの質問にテンプレで返し
――周りの就活生がみな優秀に見えて落ち込む、、、

といった就活の負のイメージ(今思えば大企業をメインに受けていたためでもあります)に囚われており、とことん緊張して面接の日を迎えました。

が、そのイメージはあっさりと覆されました。


最初の面接は2(現場の上長)対1(自分)
まずは入社した場合に一緒に働く現場の方から会社説明を受け、それに対して質問したり、自分がこれまでやってきた仕事について話したり。堅苦しい雰囲気は一切ありませんでした。

特に印象に残っているのは最後となる社長の寺澤さんとの面接です。

お互いに質問を投げかけていくというスタイルで一時間。新卒採用の「面接試験」とは全く異なります。

寺澤さんの「ネクタイもジャケットも脱いでいい。緊張せずにやろう」
との言葉をそのまま受け取り、ワイシャツ姿で気楽に話し合いました。

「相性」を最も重視するということなので、テンプレの問答は通用しないのはもちろん、当然なんの試験対策もできません。自分が思っていることを素直に口にしました。

帰り道、自分が居たいと思える場所を見つけたような気がして、高揚感と満足感に満たされました。


選考スケジュールとしては、7月後半辺りからエントリーを始め、内定が出たのが10月半ば。

働きながら転職活動をしていたため、夏休みや有休を駆使しながら3回の面接と、HRサミットの見学(9月開催のProFuture最大規模のイベント。たまたま選考の時期と重なっていたため、参加させていただきました)、雇用条件などを確認するオファー面談を行い、1月に入社することが決まりました。

内定から入社までが2ヵ月ほど空いた理由は、前職の担当業務をしっかり終わらせてから去りたいと思ったからです(有休もきっちり消化し、リフレッシュした状態で入社日を迎えました)。

最終的に、面接を受けた会社はProFutureを含めて全2社でした。

本来であればもっと選択肢を確保すべきなのでしょうが、1社目にして「これだ!」という会社に出会ってしまったため、そこから新たにエントリーを始める気が起きなかったのです。(もう一社はイメージと違ったためお断りしました)。

以上が私の転職経験談です。何の変哲もない、よくある話だと思います。

転職は人生の大きな転換点であるため、思い悩むこともありましたが、
今になってみれば
「もっと早く転職すればよかった」
という思いもありつつ、

「前職で4年近く働いたからこそ自分に自信が持てた」
とも思えるため、「とりあえず3年」という基準もあながち間違ってはいないのかな、とも感じています。(もちろん個人差はあると思います)

一言でまとめると、

「思い立ったらとりあえず行動してみる」

当たり前のことですが、それが一番の近道だと思います。

長文でしたがお読みいただきありがとうございました!
転職に迷っている方、ぜひ一度、話だけでも聞きに来てください!

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