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L&Gグローバルビジネス MEETUP vol.1 まとめ (3. 事業内容 編)

※この記事(全4回)は、9月22日に実施したMEETUPの要点をまとめたものです。

今後のMEETUPの詳細はこちらをご覧ください。

L&G 事業紹介MEET UPやります🌷(10/12-11/9 毎週火曜日19:30-20:30)|HOTEL SOMEWHERE|note


私たちは、自分たちが「ホテルの会社」とは考えていません。ホテルを軸に置きつつ、その周辺のサービスに対しても自分たちができることを、少し変えた形で価値として出していくことに力を入れています。後ほどそれぞれ詳しくご説明しますが、L&Gはこれらの7つの事業を行なっています。

ただ、どの事業もホテルから離れているというわけではなく、ホテル事業で自分たちが得たものをベースにして軸足を変えているだけなんですよね。図式化すると、このようなイメージで、それぞれの事業が独立しているのではなく、相互補完関係を持ちながら影響し合っています。

では、ようやく事業内容の全体像が見えてきたところで、1つ1つご説明していきましょう。

ホテル事業

もちろん、これが軸となる事業で、基本的に宿泊施設の企画・運営を行なっています。売上の比率で言うと、最近は他の事業が伸びてきているとはいえ、5〜6割はホテル事業が占めていますね。ちなみに、「賃貸なのか運営委託なのか」と聞かれることが多いんですけど、ほぼ自社所有です。私たちの5つのホテルのうち、3つが自社所有、運営委託とフルエンドの賃貸が1つずつ、という形になっています。

私たちは、ホテル作りにおいて、「土地の空気感を解釈してホテルの中に折り込んでいく」ことを重要視しています。そうやって、しっかりコンセプトを作り込むことで競合と差別化してきた結果として、自社予約率や収益率などにも繋がっているのだと考えています。

京都・東九条にある「最果ての旅のオアシス」というコンセプトの「HOTEL SHE, KYOTO」。

ユニバや海遊館に近いベイエリアの弁天町にある「HOTEL SHE, OSAKA」。

北海道・層雲峡にある「HOTEL KUMOI」は、去年から新しい試みとしてリトリートを始めました。層雲峡に関西から行こうと思ったら16時間はかかり、“ちょっと行ってくる”ような旅行先とは真逆の場所なんですね。そこを逆手にとって、この場所で、この機会だからこそできる宿泊体験として、4泊5日くらいの長期滞在を前提に、お客様の体質診断をしてそれ合わせたお食事やトリートメント、漢方の処方などをご提供するリトリートのプランを作りました。

神奈川県・湯河原の「THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA」も、湯河原の中でもメインストリートから少し離れ立地条件が良いとは言えない場所にあります。湯河原は、何度もリピートされている高齢者の方が多いマーケットなのですが、私たちはあえて80年代生まれ以降の若い方をメインターゲットにすることにしました。そして、先ほどもお話ししたように、「湯ごもり」を訴求しながら宿作りをし、私たちの参入前後で、自社予約数830%、総売上150%を実現しております。

そして、10月に開業する「香林居」という新しいホテル。金沢中心部の香林坊というところで、九谷焼やガラス工芸品の老舗ギャラリーの跡地をリノベーションしています。

余談ですが、L&Gには“3文字地名”ジンクスがあって、私たちがホテルを出している場所の地名って全て漢字3文字なんですよね。富良野、東九条、弁天町、層雲峡、湯河原、香林坊と。それはこれといって理由があるわけでもないのですが、ただ、私がホテルを出す時に地名というものをすごく大事にしていることが、潜在的に働いているのかもしれません。地名って、いわばブランド名なので、地名の良し悪しがブランドとして伸びるかどうかに大きく関わってくと思っています。

ホテルのハード作りももちろんやりますが、私たちは、それ以上にソフトの作り込み、ホテル内での企画にも力を入れています。

例えば、去年は、詩人の最果タヒさんとデザイナーの佐々木俊さんとコラボした「詩のホテル」で、客室の中に詩を散りばめてその中で宿泊するような企画をさせていただいたり、イラストレーターのたなかみさきさんとコラボした「ホテルし〜」という企画をさせていただいたりしました。

懐かしの平成時代、最後の年の夏の日、20218年8月31日に行った「平成ラストサマー」という平成の名曲を振り返る音楽イベントも、個人的にも結構思い入れがありますね。そういった形で、ただ単にハードを作って終わりではなく、ホテルという空間を使ってできることをどんどん提案しながらやってきました。その最たるものだと思うのが、次にご説明する「エンターテイメント事業」の「泊まれる演劇」です。


エンターテイメント事業

舞台と客席が分かれていて、お客様は客席から舞台上で行われてる物語を観るというのが、一般的な演劇鑑賞の構造です。「イマージブシアター」は、「没入型演劇」とも言われ、自分が物語の登場人物の1人になったかのように、舞台となっている会場の中を主体的に歩き回りながら演劇を鑑賞するという、新しいエンターテインメントです。イメージとしては、お化け屋敷が近いかもしれませんが、イマーシブシアターは、お化け屋敷のような一方通行で順路が決められているのではなく、自由に歩き回れます。私たちは、このイマージブシアターを使った「泊まれる演劇」を企画・運営しています。コロナの前からずっと準備してきて、コロナでスケジュールの大幅な変更もありながら、2020年、2021年で、全部で6作品250公演以上行ってきました。色々なメディアにも掲載していただき、反響も大きいです。

このような形で、自分たちが持っているホテルという空間を使って世の中に新しい価値を提供していくことに力を入れております。それをさらに発展させて幅を広げたのが、コンサルティング事業の「水星」です。


コンサルティング業務

地域ブランディングとしては、例えば、大阪市港区の発注を受けて「OSAKA BAY DIARY」という事業を行なっており、製作したローカルリトルプレスは1週間で2000部完売とご好評いただいています。ベイエリアって、魅力的なスポットが少ないって思われがちかもしれませんが、実はディープな良いスポットがたくさんあるんですよね。スポット選びから撮影、ライティング、デザインまで、全て自分達で愛を込めて行って、地域全体を巻き込んで取り組ませてもらっています。

また、長崎県佐世保の「魅力再編集事業」におけるウェブ制作、北海道上川町の地域PRイベント「KAMIKAWORK」の企画などをさせていただいております。これは、弊社のインターンスタッフが提案してくれた、大学生を上川に呼んで地域をより面白くするビジネスアイディアを考えるというインターンシップの企画が実現し、弊社で運営させていただいたものでした。

空間プロデュースとしては、先ほども少しご紹介した、佐賀県唐津市のまちづくり会社のホテル開業支援では、部屋割りや収支を組むところから、コンセプト、クリエイティブやウェブなどまで、最初から最後までお手伝いさせていただいております。


他にも、既存のホテルさんのコンサルティング、大手百貨店さんのショップフロアディレクションなど。最近の案件だと、西武渋谷の百貨店で新しくオープンした「CHOOSE BASE SHIBUYA」のプロジェクトもお手伝いしております。このように、様々なホテル・企業・自治体さんとお取引しながら、様々な事業のお手伝いをさせていただいております。


プラットフォーム事業

自分たちがホテルやる中で、OTAで比較検討して予約していただくだけでは、ホテル側は自分たちの魅力をしっかり伝えることができなかったり、お客様側から「求めているようなホテルと違った」というミスマッチが起こってしまったりと、お互いにとって良くない状況になりがちだと感じていました。そこで、「価格が安い」「口コミがいい」といった定量的な情報訴求ではなく、「こういう個性や魅力がある」という定性的なところをベースとした宿泊予約体験をご提供できるような、自社予約のプラットフォームを作っています。ありがたいことに、現在300以上の施設さんにご導入いただいており、大きく成長中のサービスになっています。


アカデミー事業

自分たちがたくさんのホテルさんとお付き合いしていく中で、それぞれ多種多様なナレッジをお持ちだと実感してきましたが、それらは業界の中で共有できてはいません。私自身も、ホテルを開業したばかりの頃、色々な所に行って勉強させてもらいましたが、欲しい情報が全然手に入らなかったり、時代感がずれていたり、主催してる企業にとってのみメリットがあるような情報だったり、ということがすごく多かった印象があります。そういう実体験や思いもあって、現在ホテルをやっている方、これからホテルを始めたい方はもちろん、ホテル業に限らず地域をより良くしたいと活動している方などに向けて、業界内外の第一線で活躍しておられる講師陣を取り揃えた、教育的な講座を企画・運営させていただいてます。


リテール事業

これは楽しみ半分という感じなのですが、社内でプライベートブランドのアイテムも作らせてもらっています。シャンプーやボディケア用品などホテルにまつわるグッズ、場合によっては他のアーティストさんとコラボもしながら、商品開発・販売しております。


ケア事業

現在、来年度オープンを目標に、産後ケア施設を準備しています。なぜ私たちが産後ケアに取り組むかというと、入院は“宿泊”という形でマネタイズされるわけなので、病院とホテルはある種の仲間だと考えたのがきっかけです。となれば、人が人をケアするようなニーズやサービスって、実はホテル業界とすごく相性が良いのではないかと思いました。社会の中にある大きな課題として、女性が出産後、育児と社会復帰を両立していくことが難しいという現状があります。そして、それは、女性だけで解決できる問題ではなく、パートナーや家族と共に協力し合うことが不可欠だと思います。しかし、誰しもにとって初めての経験であり、お互いに余裕もない中で、自分たちの力でうまく進めていくことはすごく難しい。そこで、産後ケアというサービスに思い至りました。内容を簡単にご説明すると、まず赤ちゃんをお預かりして、母親がしっかりと体を休められる環境を整えます。それに加え、より良い夫婦間関係を築いていけるようなメンタルケアや知識装着、また、出産後も女性としての自己肯定感を戻していく、高めていくような美容面のサービスなどもご提供する予定です。

(続く)

※次回は、「質疑応答、採用情報 編」です。

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