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【メンバー紹介:エンジニア】30代新婚で、大手からスタートアップに。「目標は無理につくらなくていい」と語るエンジニアのキャリア論とは。

※こちらの記事はhokan公式noteの2020年記事の転載です

有名企業からスタートアップへの転職。
メンバーとしては嬉しいが、やはり疑問に思う「なぜスタートアップに??」。
その答えと宮が考えているこれからのキャリアの歩み方には共通点があった。
力まず今をまっすぐ生きる姿がとても潔く心地良い。
今のキャリアに迷いをもっている人に優しく背中をおしてくれるようなインタビューになりました。ぜひご覧ください。


宮 知秀
【経歴】
2012年に大阪府立大学経済学部卒業。卒業後、ニッセイ情報テクノロジー株式会社にて保険会社向けの契約管理システム・販売支援システムのフレームワーク開発を担当。また、保険会社に対するITコンサルティングや新規事業立ち上げに従事。
2016年6月から株式会社ソフトバンクロボティクスにて、Pepperのカスタマーケア部門の立ち上げ、及び運用システムの新規開発を行う。
2018年6月からメットライフ生命保険株式会社にて、DXエンジニアとしてDX部門の立ち上げ、RPAの全社展開、開発基盤の構築、新規ソリューションの導入などの業務を主導。
2020年9月に株式会社hokan入社。現在は、hokanのアプリケーションチームでプロダクト開発や基盤整備などに従事。

なぜスタートアップに

会社を選ぶのに大企業とかスタートアップとか関係ない

自分の中ではとてもシンプルなことで、いい会社で、いいキャリアがありそうで、チャレンジングな仕事ができそうなところがあれば、そこに行く。それだけのことでした。
大企業とかスタートアップとかは選択するなかで全く関係ないと思っています。

私が初めてhokanに関わった際、横塚、尾花と熱い保険業界システムトークをしていましたが、正直こんなに保険業界にビジョンをもっている人がいるということに驚きました。
そのあとにリードエンジニアの岡本に会い、「hokanのシステムのこと、いろんな方面でめっちゃ考えられてるやん!この人!」とさらに驚かされました。そして極めつけの阿部(営業責任者)です。
彼らのシステムに対する考えの真剣さと自信、挑戦的な雰囲気にはとても圧倒されました。これはもう、チャレンジングでおもしろい会社でしかないなと思いました。

率直に言うと、この4人に会っていなければhokanに入っていなかったかもしれません。

リスクへッジした上で妻の理解を得る

私は仕事を人生の主軸に置きたいと考えるタイプの人間です。「仕事を大事にしたいから、いい会社に行きたい。」妻はそのことを理解してくれていましたし、ちゃんとコミュニケーションをとっていたのでhokanへ行くことを好意的に思ってくれていました。
また、hokanでミーティングしている私の姿が妻にはイキイキとして楽しそうに見えていたそうです。

夫の転職に際して妻からして気になるのは失業に対するリスクだと思います。スタートアップに行って一番まずいことは、職を失い路頭に迷って収入を失うことです。そこで少しでも安心してもらえるように、リスクヘッジは必要不可欠だと思っています。
私の場合、前職から「いつでも戻ってきてね」と言ってもらえるような結果を出したことが大きなリスクヘッジになっていますし、これからhokanで得られるであろうナレッジや経験は長い目で見ると他でも活きるはずです。そういったことも含めて、妻は安心してくれて、GOサインをだしてくれたのではないかと思います。
自分がやりたいことをするためにはこういった下地作りも大事なのではないかと思います。


実際にhokanに入ってみて

圧倒的なコードの綺麗さにびっくり

hokanのシステムの第一印象は「意外としっかりしてるやん!」でした。今までちょこちょこスタートアップのお手伝いをしてきましたが、hokanのバックエンドのソースコードが大規模なのにとても綺麗だったので、驚きました。
大規模でありながら、機能開発とリファクタリングのバランスがとれている美しいコードを見て、リードエンジニアである岡本の方針が素直にすごいなと感心しました。初期のタイミングでこういうことに気遣いができて、綺麗に保ち整頓し続けられるというのはなかなかやれることではありません。
「このコード美しいよね」と岡本は言いますが、コードの美しさを評価する感覚を、普通のエンジニアは持っていないですよね。「こういうのが出来た。美しいよね」という感覚は自分も大切にし続けたいなと思います。

コードの美しさを評価する感覚は、チームの文化以上にエンジニアの文化として大切にしていきたいです。

hokanは保険業界の根本的課題を解決するもの

「顧客を正しく捉えられない」というのが保険会社の課題で、そこを自分もなんとかしないと!と思っていたので、保険×SaaSで「顧客管理」というhokanの視点に感動しました。

これまで他の保険会社でシステム開発を行ってきた中で、僕は、「顧客を正しく捉えられていない」ことが保険会社の根本的課題であると感じていました。
保険会社は基本的に「契約管理」で、契約ごとに顧客を識別します。そのため、ある契約の顧客と、他の契約の顧客は例え同一人物でも別に認識されるという、いわゆる名別れが起きます。契約は証券番号というIDに紐づいており、一方、顧客のIDは住所に紐づいているという仕様になっているところもあり、そういう場合、引っ越したら別人に見なされていく仕組みで、顧客管理と契約管理の関係性がめちゃくちゃになってしまいます。

これまで脈々と受け継がれてきた保険業界のシステムは複雑で、開発に相当の体力も必要なので、日本では業務改革系のInsureTechは出てこないと思っていました。しかし、 hokanのシステムはその課題に真っ向から切り込んでいるので、「hokanすごいわぁ。これが保険業界の根本的課題を解決するものや!!」と感動しました。

保険×SaaSのおもしろさ

他のシステムと違い、長期スパンで物事を考えることが保険領域の楽しさであると思います。
普通の業務システムでは、だいたい5年程度のデータが参照できればよいのですが、保険領域では、100年分のデータを参照できるシステムを構築しなければなりません。このような長期スパンで組み立てるロジックは他の領域にはない、と確信をもって言えます。

また、保険のコアな部分は顧客管理と契約管理だと思いますが、そのビジネスロジックは単純なイベント駆動で何らかのイベントが起きて、顧客や契約の情報や状態が変わる、というだけです。すごくシンプルなことだけど、顧客を軸として付帯する業務がとても多く、複雑な状態にならざるを得ないので、その辺を謎解きのように解いていくのはおもしろいと感じています。将来、その根幹の機能に手を出すとなると、プロジェクトが燃えるんだろうなとヒヤヒヤしながらも、そんなおもしろさを想像しています。

また、法律や日本語で書かれたロジックをシステムとして表現するという特性も保険のシステムならではですね。人が考えた業務フローをそのままシステムに落としていくのでかなり無駄な部分が多いですが、「ここ無駄ですよね」というコンサルティングも含めてどんどんやっていくことができるのは保険ならではないかなと思います。


今後のキャリアについて

目の前の課題を超えられる自分でいる

最終地点から逆算するということは、敢えてしていません。
これまでのキャリアは、その時とることができるリスクの範囲内で、一番チャレンジングな道を進んできました。困難な道を歩むことで新たな課題はそれなりに出てくるものの、その都度、課題を乗り越えられる実力を身につけていきたいと思っています。とにかく今は目の前の課題を一つ一つ乗り越えていくことで、仕事の中で成長していきたいです。

30歳を過ぎると30歳という節目に持っていた目標がなくなるため、頑張れなくなると言う話をよく聞きます。私も頑張れる目標を無理にでも見つけないといけないんじゃないかと思ったときもありましたが、明確な目標がなくても20代を頑張れたんだから30代も頑張っていけるだろうと思うようになりました。

まずはその場の課題に真摯に丁寧に、一つ一つ全力で取り組むことが一番大事かなと思います。今ある課題を無視して先には進めないですからね。


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