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【メンバー紹介:リードエンジニア】「会社にぶら下がるつもりはない」と覚悟して挑んだ未開拓分野

※こちらの記事はhokan公式noteの2020年記事の転載です

岡本耕平
【経歴】
大阪大学基礎工学部卒。
株式会社ワークスアプリケーションズにてERPシステムの開発、保守業務に従事。2018年10月hokanに入社。
主に保険業法対応機能のフロントエンドからバックエンドまでを開発。保険契約データ等インフラ整備にも取り組んでいる。


私は、2016年から2018年まで業界では長いと言われている大規模な会社にてプロダクト運用、開発、保守を担当していました。基本的にはレガシーと呼ばれる分野でしたので、開発体制もレガシーでとてもゆっくりしていました。

私は前職にいたときから業界では上位に入りたい、イケてる人になりたいと思っていました。前職で2年半で培ってきたものは悪いものではありませんでしたが、最先端はどんな感じなのだろうか、触っておくべきなんじゃないか、とどこかで思っていました。また、いつかやらないといつまでもできないままという焦りもありました。
基本的に、ずっと同じところに居たほうが居心地はいいですが、当初自分が目指していたのと違う方向に向かっているなと気付き、hokanがちょうど自分が目指しているものだったので入社することを決めました。

スキルセットの大変化

前職でのスキルセットはJavaとjQueryでした。hokanに入ってからは、フロントサイドではReact、アプリ開発ではReact Native、バックエンドはRuby on RailsとDjango、サーバーの構成はオンプレミスからAWSに移行しました。求められる技術はこのように変わっています。

今までのスキルセットがhokanと全く違うものだったのとモダンな開発経験がなかったので、入社当初は当たり前の様にポテンシャル採用(育てる系採用)だと思われていました。

出来ないことを前提として長期的に成長を見守り、1、2年後には成長してアウトプットの質も安定し、会社に貢献もできるようになる。そのような枠で採用されていました。しかし、実際には1ヶ月後にはプロダクトの中心メンバーとしてフロントもバックも大量のソースを書いたことで、当初メンバーが考えていた採用の枠とは全く異なる、即戦力として貢献できたんじゃないかと思います。

入社当初の紹介記事


なぜ私が一ヶ月でそれだけの成長曲線を描くことができたのかというと、hokanのスキルセットが未開拓分野だったので、負い目や焦りがめちゃくちゃあったからだと思います。「このままじゃやばいな」と率直に感じていたのです。

会社にぶら下がるつもりはない

私はhokanに入社するときに「会社にぶら下がるつもりはないです」とCTOに伝えていました。
会社自体が上手くいっていれば、最悪自分の実力がない場合や、調子が悪いときでも会社にぶら下がり、周りの人に引っ張ってもらったらお金も自動的にいただけるという側面があります。でも、私はぶら下がるつもりはないときっぱり伝えました。そこのポジションの居心地が悪いと感じた方がいいし、絶対にぶら下がったままでいいと思わないようにするマインドセットを持っていました。自立して戦える、そういった強い気持ちをもってhokanに入社し、それは今も全く変わっていません。

入社当初は負い目や焦りがあったと言いましたが、どのような努力をしたのか、何の勉強をしたのか、どれだけの時間を使ってソースを書いたかなど以上に仕事に対するマインドセットが一番成長に影響を与えたのだと思ってい
ます。自分の中では人と違った量や質の努力をしたつもりもないですし、人に言うようなこともしたつもりもないんです。ただ、他の人と何が違うのかと言ったら会社や仕事に対するマインドセットが技術力向上に繋がっているのかなと思います。

新しいものを学び続ける大切さ

私は元から新しい技術を触ることによく興味をもっていましたが、よりよい開発技術が出てきたときにそれをちゃんと取り入れるということ、新しいものを学び続ける大切さを改めて理解しました。
最近はエンジニアのメンバーで朝活という名の勉強会を始めました。今はAWSの総合的な勉強をしています。土日にもメンバーと新しい技術を触ったり、動画サイトでを勉強してアプリを作ったりもしています。
例えば、JavaとjQueryしか知見がなく、他がどのくらい良いものなのか知らない状態と、それがいいのか悪いのか善悪がちゃんとわかる状態なのではアウトプットできる価値が新しいことを学ぶことで全く違ってきます。新しい技術を学ぶことの大切さや、選択肢を増やすことが自分の価値になるということが理解できました。

何もないからとにかく作る

スタートアップならではのことは、開発サイクル、スピードがとにかく早いということです。なぜかというと、まず、「何もない」からです。何もないから、ないよりはましということでとにかく作るということになります。
また、大きい会社がある一個の機能を開発するより遥に早いスピードでリリースします。それもなぜそこまで早いスピードで出せるのかというと、まだユーザーが少ないのでユーザーへの懸念が少なくて済むからです。そこはスタートアップならではの、懸念することが少ないが故に早く開発ができるというのが特徴であり魅力だと思います。
一方で、その分あまりブラッシュアップされていない状態でリリースされてしまうこともがあるので、大きい改修が発生することもあります。データ構造をガラッと変えたりインフラの構成を変えたいとか、そういったことが初期フェーズには伴いがちではあります。懸念事項が増えたときに自分が出したものが負の遺産になっていたり、それを解消するために回収に相当な工数をさかなければいけないことがありますが、その分やりがいを感じることの方が圧倒的に多いと思います。

少し前には速度改善のために100万件のデータの移行をしました。そのときにやった施策は、当時の構成ではなく100%根本からかえる必要があるため、とてもリスクのあるものでした。スタートアップは高速で開発する分、負の遺産が出やすいです。そのため、変えなくてはいけないタイミングで変えられる力が必要になってきます。

とにかく手を動かすことがめちゃくちゃあるので、かなりの量を開発できますし、自分たちで一生懸命試行錯誤して開発したものをたくさん世に出すことができます。
現在のhokanのフェーズは設計の時間を少し長めに取るようになって、徐々に開発スピードはそれとトレードオフで遅くなっていますが、そこは両立できない領域なのでこのような解決の仕方でサイクルをゆっくり回しています。

あらゆる変化をちょうどいいと思うことが大事だと思います。

hokanに2年在籍して思うこと

リードエンジニアになってから「しっかりしてきた」とか「頼り甲斐がある」などよく言われるようになりましたが、何か意識がかわったかと言われると私自身は入社当初から何も変わっていなくて、周りの人の私に対する見方が単純に変わったんだと思います。人の流れによって頼る人が変わってくるとういうのもありますが、私はブレずにただひたすら目の前の開発をしてきただけだと思っています。

これからどんどんhokanは大きくなっていき、それに伴ってフェーズも変わっていきますが、自分の中で大事にしている「会社にぶら下がらない」という信念をずっと持ち続け、ブレずに前に突き進んでいきたいと思っています。


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