こんにちは、ヒトカラメディア採用・広報担当の有園です。
プランニング事業部の大塚が、ヒトカラメディアが運営している新宿ワープにて開催された、アートアンドリーズン株式会社主催のセミナーに登壇いたしました。今回はその様子をすこしだけご紹介します!
どんなイベント?
アートアンドリーズン株式会社は、知性と心の豊かさを大切にする個性がアートを通じて育つよう、アーティストのマネージメント業務、オフィスやホテル、ウインドウディスプレイなどへのアート作品の導入、ギャラリーの企画・運営などの事業を行なっています。
今回のセミナーのテーマは「オフィスデザイナー必見スキル!?クライアントに喜ばれるアートの取り入れ方」。
まずは本セミナーの主催であるアートアンドリーズン株式会社・佐々木さまより、「AIを活用し、空間に最適なアートを客観的に安心して選べるプラットフォーム『ArtScouter』」のご紹介がありました。
『ArtScouter』とは?
ArtScouterは、空間に最適なアートを客観的に安心して選べるプラットフォームです。
ビジネスとアート思考との関係に関心が集まっていますが、現状では、はたらく場所でアートと接する機会は限られています。また、そこにはオフィス管理者やオフィス・空間デザイナーの方にとって、アート選定の難しさと良質な作品をどこで購入すればよいかわからないという課題がありました。
ArtScouterはトップギャラリーを中心としたアーティストの作品の中から、AIを活用して、空間の要望に合わせた最適なアート作品候補を抽出します。また、法人のお客様に合わせたプロセスでご購入いただけるようにしました。
私たちはArtScouterを通じて、日本の”はたらく場所”にアートを通じたコミュニケーションを生み出したいと考えています。
公式ページより:(https://artscouter.jp/index.php/customer/account/login#)
佐々木さまによると、日本のアート産業の市場は3000億と、CDと同じくらいの市場規模!他の先進国と比べるとまだまだ日本での規模は小さく、GDP比では3倍以上のポテンシャルあるのだとか。
「アートって曖昧でよくわからない。」
「どう検討すればいいのか?」
そんな課題を解決し、よりアートを身近にしたいという思いから、AIによる選定ができる『ArtScouter』が作り出されたそうです。
アートは一点物。”インテリアの中のアート”ではなく、アートに合わせたインテリアの選び方をしていくべき。
弊社の大塚からは、AIを活用し、空間に最適なアートを客観的に安心して選べるプラットフォーム『ArtScouter』を実際に使用したヒトカラメディアの事例を元に、「ArtScouterを活用したアート提案と導入前後の変化」についてお話しさせていただきました。
ヒトカラメディアがオフィスにアートを取り入れたのは、2018年11月の終わり頃、移転のタイミング。アートを取り入れる際は『ArtScouter』を使い、客観的に絞り込まれた作品の一覧を眺めながら選定されました。
なんだか実家に帰ってきたような、どこかほっこりする、そんな暖かさをもったヒトカラメディアらしいもの、コーポレートカラーでもあるオレンジや黄色が入っているもの、そして実際のオフィス空間に合いそうな2作品が、オフィスに飾られています。
アートが導入されたことによって、
「自社らしいものを選んだことで、アート自体が自己紹介的な役割となってくれましたし、社外から来るお客さまや採用面接で来る方との会話の糸口にもなった。」
「普段の業務だけでは人との関わりに限度がありますが、こうした会話のきっかけになるものがあることで、社内コミュニケーションにも良い効果をもたらしてくれている。」
といった変化をもたらしてくれました。
導入当初は社内メンバーの中でもなかなか話題に上がらなかったものの、作者のプロフィールを絵の下に飾ったことで、興味を持つ人が増えました。
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最後は、日本最初の現代美術画廊として東京・銀座に開設された東京画廊の山本豊津さまより、「アートを提案するということ “価値と効果”」についての講演がありました。
アートは大きく見ればインテリアの中の一つであるが、その人自身、企業、空間を表す一点物であり、アートに合わせたインテリアの選び方をしていくべきといった「アートとインテリアの違い」から、「アートの価格はどうやってきまっていくのか」「アーティストはどのように発掘され、育成していくのか」まで、幅広くお話しいただきました。
質疑応答や懇親会では、登壇者と参加者が一体となって活発な意見交換が行われており、終始にぎやかなセミナーでした!
セミナーの中で、皆なぜ絵を描いたことがあるのに、いつの間にか絵を描かなくなったのか?という問いがありました。その答えは、文字を習ったから。文字は絵よりも正確に伝えることができますが、アーティストは文字で伝えられないことを伝えようとしているのです。
この話を聞いて、オフィスに絵があることで、文字や言葉で伝えきれない「ヒトカラメディア」らしさを伝えてくれる役割を担っているのだなと、改めて感じることができました。
来客での会話のきっかけに、社内でのコミュニケーションや会社理解にも役立つので、おすすめですよ!
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