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COOインタビュー│一年半の時を経てジラフにジョイン。スピード感を伴った経営環境、事業環境の変化を日次で体感できる魅力がある

こんにちは!ジラフ人事の坂部です。

今回は、2/1よりジラフにジョインした執行役員COOの松元(まつもと)さんにインタビューしました!

ジラフ/執行役員COO
松元 宏樹(Hiroki Matsumoto)

【プロフィール】
大学卒業後、みずほ証券にてM&A、資金調達、IPOなど各アドバイザリー業務に従事。その後KPMGでクロスボーダー含む事業投資評価および海外進出案件を数多く手掛け、直近ではKUROFUNE株式会社のCOOとして新規事業開発含め社内外のマネジメントに従事。2024年2月にジラフにて執行役員COO(最高執行責任者)に就任。


急ピッチで事業拡大させてきた、CEO麻生の“目的意識”と”実行力”に背中を押されて入社

――これまでの経歴、キャリア、それに付随する出来事を教えてください。

ジラフに入るまでに数社経てきたのですが、まず新卒でみずほ証券に入社して投資銀行業務、特にM&Aおよび資金調達アドバイザリー(エクイティファイナンス、IPO)業務に従事し、その後KPMG FASというコンサルファームに転職しました。KPMGではクロスボーダーM&A案件を中心に取り扱い、ここで非常に多くの投融資評価案件を経験しました。みずほ証券およびKPMGでは一貫して約8年間、投資銀行業務の実務を多く積み上げることができ、ここでクライアントワークのベースを固めることができたのは、今の自分を構成する大きな一要素となっています。

その後、会社を辞め自費で南カリフォルニア大学のMBAを取りに行きました。MBA卒業後はアメリカで就職するつもりでいたのですが、当時の政権が外国人に対するビザ支給に厳しく、アメリカでの就職を断念し、シンガポールのM&Aスタートアップに4人目の社員としてジョインしました。東南アジアの企業を買収/出資したい日系企業の掘り起こしおよび交渉サポートを行いましたが、入社してから1年も経たないうちに大株主から撤退宣言を受け(事実上の廃業)、日本へ本格帰国することを決意しました。

帰国後はエイブリィ・デニソンというIT企業の日本法人に入社し、RFID(ユニクロの自動レジなどで活躍するテクノロジー)のコンサル営業に従事しました。コロナ期突入でICチップ供給が停止し、納期が大幅に遅延するなどトラブルシューティングの日々で、今でも納期遅延の悪夢を見たりしますが、ここで一気に事業会社、特に製造企業の実務経験を多く積み上げたことは、私のキャリア上かなり大きかったと思います。

その後起業し、中小企業や個人のビジネスオーナー向けに経営コンサル業務を展開しました。これまでのキャリアではtoBメインだったので、toCをひたすら考え抜く日々は新鮮さそのものでした。起業して1年ちょっと経った頃、久々に会った恩師から「君はこれまで大変得難い経験をしてきたのだから、もっと日本社会へ還元できる道を作りなさい」という言葉を受けてスタートアップを志し、直近では名古屋のKUROFUNEでCOOとして従事し、2024年2月よりジラフにCOOとしてジョインしました。

これまでのキャリアを総括すると、金融、コンサル、MBA、起業、ITという異なる土俵で戦ってきたことはビジネスパーソンとしての経験値、戦闘能力という意味合いで大きな資産になっていると感じています。


――さまざまな業界・ポジションで経験を積んできたんですね。そんな、松元さんがジラフで働くことになったきっかけを教えてください。

実は今回ジラフに入る前にCEOの麻生とは面識があり、一度選考を受けた経緯があります。その時はジラフではなく別の道を選択しましたが、一年半ぶりに久々にキャッチアップしようということで麻生と再会するタイミングがあり、その時にこの一年半の間に店舗網を何倍にも拡大し、しかも海外進出にまで及んでいて、急ピッチで事業拡大させてきた麻生の目的意識と実行力に背中を押され、ジラフに入社することに決めました。これほど目的意識の強い経営者はなかなかいないと感じたのが再会したときの率直な印象です。また、一年半ほどの時を経て、良い意味でBeforeとAfterを比較する機会を持つことができたので、細かいことは抜きにして、今後どの環境で戦っていくのかを考えたときに、ジラフという選択肢はすんなりと腹落ちするものがありました。

それともう一つ、IPOに向けて着実に進捗しているという点も個人的には大きなポイントでした。これまでのキャリアでは、外部アドバイザーとしてIPO支援をした経験はあるものの、自らが内部の人間としてIPOを経験したことがなく、内部のメンバーとして、当事者としてIPOプロセスを経験することは何にも代え難い貴重な経験だと思っています。


人材流出による機会損失を食い止め、長期的に定着する仕組み作りを。会社の成長や事業拡大を自分事として捉えていけるメンバーを増やしていきたい

――現在の取り組みや管掌範囲を教えてください。

まだ入社して2週間ほどなので業務や組織の全容を俯瞰・把握しているわけではないのですが、COOとして企業戦略の実現に向けて、事業も組織もより強いものにしていくことが必須の役割期待になります。急ピッチで事業拡大してきた背景を踏まえると、組織も事業もケアが行き届いていない領域が少なからず存在すると考えていますし、そうした穴を埋めることは当然として、会社の戦略実行が組織全体に染みわたるように広がっていく仕組みをまずは構築したいと思います。


――COOの視点で見た場合の現状課題や今後チャレンジしたいことは何でしょうか?

現状の課題感としては、業界の人材流動性の激しさがまず挙げられます。業界柄やむなしと言わざるを得ないのかもしれませんが、ジラフももれなくこの影響を受けるため、人材流出による機会損失を食い止め、長期的に人材定着する仕組み作りを進めたいです。せっかく事業拡大に向けて新規採用を進めても、既存社員が退職しては意味がありませんので、ノウハウや経験を積んだ社員がこれからもジラフで働いていきたいと思えるような環境作り・仕組み作りが急務だと言えます。ジラフの継続的な成長を考えたときに人材定着・育成が確実に鍵になるので、HRとも連携のうえ、仕組み作りに努めていきます。

あと、これはスタートアップあるあるですが、いかに会社の成長や事業拡大を自分事として捉えていけるメンバーを増やしていくか、この点も今後課題だと考えます。急拡大を遂げているジラフにとって組織拡大に伴い、業務課題を吸い上げ、それを解消に向けて実行できるマネジメント人材が不足しているのは事実なので、絶賛採用強化の日々です。

組織やチームが大きくなればなるほど、それまで見えてこなかった問題点や課題が表面化することになるので、この乗り越えるべき壁に果敢に挑戦するメンバーを増やしていきたいです。

また、チャレンジというよりは、今後私も主要メンバーとして進めていくことになりますが、上場準備に向けた実務はぜひプロアクティブに進めていきたいです。上場審査を進めるにあたり、オペレーションを変える必要性も出てくると思いますが、大きな変化を日次ベースで反映させていくのがスタートアップで働く醍醐味なので、変化とチャレンジを楽しんでいきたいと思います。


ジラフで働くことの醍醐味は、スピード感を伴った経営環境、事業環境の変化を体感できること

――仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

私がこれまでのキャリアで経験上大切だと思うのは、「相手に感謝する姿勢」です。特にコミュニケーションという形で、ミーティングなどで相手の時間をもらうときも、相手に協力してもらうときも、何か報告・連絡・相談してもらうときも、常にどんなシチュエーションでも相手を尊重し、相手に感謝するということを前提にしています。

最終的にビジネスはどこまでいっても「人対人」であり、自分一人でビジネスが完結するわけではありませんから、人間関係や信頼関係を相互に良い形で構築することは不可欠だと考えます。その関係性を築き上げるために、相互理解のために、必要であればお互い納得するまで話し合うことも必要ですし、その入口として相手を尊重する気持ち、感謝する気持ちを常に大切に持っていたいです。


――ジラフの魅力、面白さは何でしょうか?

ジラフで働くことの醍醐味は、やはりスピード感を伴った経営環境、事業環境の変化を体感できることだと思います。

これまでのキャリアでは、コンサルタントとして外部アドバイザーの位置づけで戦略策定や実行に携わっていくことがメインでしたが、クライアントに食い込んでインサイダーの立場に限りなく近い形になったとしても、結局私という存在はクライアントにとって本質的には「外部の人間」でしかなく、最終的な実行権限やその後の運営などはクライアントに委ねるしかありませんでした。その状況下では、どんなに良い提案・サポートをしても絵に描いた餅状態に終わったり、戦略実行に移ったとしても中途半端な運営で当初期待された効果が得られなかったり、外部コンサルタントとしての影響力の限界を感じ、プロジェクト成果の納得感が得られないことがしばしばありました。

その点、麻生の意思決定のスピードは速く、他社であれば本来月次で決まっていくものを日次ベースで意思決定し、組織を動かし、足りないパーツを揃え、戦略実行していく、それを当事者として日々体感しながら進めていけるのは本当に貴重な場ですし、納得感も当然伴ってくる環境だと言えます。


――どんな人がジラフにマッチすると思いますか?

これは私自身が大切にしている要素ですが、
①オーナーシップ(自分が所属する組織や担当する業務について、当事者として責任を持つこと)
②アジェンダ(課題意識や行動計画の整理)

この両方の意識を強く持ち続けることができる方は、ジラフに限らずどんな環境でも大きく成長できると考えています。

ジラフは成長途上の会社であり、常に何かしら改善余地、成長余地があるため、それを主体的に拾って改善に向けてリードしていける方は超絶マッチしていると思います! 


――最後に、ジラフに興味がある人に一言お願いします!

ジラフは常に絶賛採用強化中ですので、少しでも興味を持ちましたら気軽にお問い合わせください!!


――インタビューありがとうございました!

現在、ジラフは事業体制強化および上場に向けてメンバーを大募集しております!
今回のインタビューを読んで、共感していただけた方!面白そう!と思っていただいた方、ぜひ一度カジュアルにお話をしませんか?

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ジラフは、社会のため、ユーザー様のために世界をより良い方向へ変えていくこと、”事業を通じて社会に驚きを与え続ける”存在となることを目指しています。 現在、「ヒカカク!」 、「magi」を運営しており、ビジネスモデルはメディアだけでなく、コマースを重点領域に置くスタートアップとなりました。コマース領域は10年以上成長し続け、数千億円規模へと成長ポテンシャルのある市場です。従来培ってきたユーザーマッチング、WEBマーケティングのノウハウを活かし、最大限の価値提供を中長期で実現出来る事業を選定しています。 足元数年の時価総額で言えば1,000億円企業、定性的なストーリーで言えば世界中のユーザー様にご利用いただけるサービスづくりを行っていきます。実際に海外版magiもローンチし、すでにアメリカ、シンガポール、中国のコレクターの方々からも日々ご購入いただいております。 ■買取比較サイト 『ヒカカク!』 https://hikakaku.com/  モノを売ろうと思っても「どこに売ったらいいのかわからない」「少しでも高く買い取ってくれるところに売りたい」という疑問や要望解決し、「売ってよかった」体験を生み出します。2022年7月からテレビCMも数千万円規模で放映しており、サービスとしての認知度を高める中でリユース市場のさらなる活性化を目指しています。 ■コレクター向けフリマアプリ 『magi』https://magi.camp/ 鑑定サービスや委託販売サービスなどのバーティカルに特化した機能で、トレカやスニーカーを安全に売買できるマーケットプレイスサービスです。希少品を網羅的に、安全に売り買いできるサービスを目指しており、世界中にいるコレクターに愛されるサービスを目指しています。 また、中野ブロードウェイや秋葉原にはコレクター向けトレカ専門店を出店しています。渋谷モディにはプレイヤー・コレクター両にらみのランドマークとなる店舗を出店。2023年7月にはトレカ・スニーカー両方を扱う店舗を大阪なんばマルイに出店。以降、原宿(2023年8月)、名古屋(2023年9月)への出店も続々と決まっています。 ■商品の所有権を売買する取引サービス『magi VAULT』 https://magi.camp/pages/magi_vault 2023年2月に立ち上げたmagi VAULTは、決済完了時点で取引完了。即座に購入者に所有権が移行します。購入したカードはmagiの金庫で保管され面倒な取引手順を行う必要はありません。
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