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【社員インタビュー】 社内唯一のUIエンジニアとして実現したいのは HEROZが誇るAI技術をデザインで伝えること

反応がダイレクトにわかるからこそ、大事にしたいのは“お客様目線”

ーーHEROZ入社以前のキャリアを教えてください。

大学でマルチメディア工学を専攻し、パソコンの組立からソフトウェア開発まで幅広く学んでいました。その中で、UI/UX デザインを追求できる WEB サイト制作に興味を持ち、ゲ ーム会社のWEB デザイナーとしてキャリアをスタートさせました。

当時は WEBデザイナーがコーダーを兼任するのが一般的だったので、デザインとコーディングを兼任していました。その後、WEB制作会社などでも経験しましたが、前職で知り合ったHEROZのCTOからお誘いいただいたことをきっかけに、UIエンジニアとして2014年に入社しました。

ーー入社後、どんな業務を行ってきましたか。

当時の HEROZは、今のようにAIに特化してはおらず、モバゲーなどのゲーム制作をメイン事業としていて、その中で僕自身が担っていた業務は、ゲームの利用者が直接目に触れるフロント部分の制作です。ビジネス職の担当者とエンジニアが話し合って導入を決めた機能を、画面上にどう配置してデザインするか。それを考えるのが、UIエンジニアである僕の仕事です。具体的には、Excelでデザインの土台となるワイヤーフレームを作り、デザイナーへ指示を出すというのが主な業務になります。これまでに、BtoB、BtoC問わずさまざまなゲームアプリ制作に携わってきましたが、案件ごとに新しい技術を求められるので、常に勉強を重ねている状況です。どのゲームアプリもそれぞれに思い入れがありますが、入社して初めて携わったアプリは特に印象に残っていますね。開発前からプロジェクトに参画して、メンバーと一緒に苦労を重ねながら完成させて。リリース後に、メンバーとゲームの登録者数をチェックしながら「いっぱい来たー!」 と喜び合ったことは良い思い出です(笑)。

ーーUIエンジニアの業務の中で大変だと思うことはありますか。

お客様の着目点が未知数という点ですね。たとえば、BtoCのアプリの場合、上や下に主要メニューがあるなど、ある程度デザインのテンプレが決まっていますが、BtoBではメインフレームワークが決まっておらず、イレギュラーの要望が発生します。それぞれにかなり勝手が違うので、慣れるまでは結構苦労しました。

それから、当初はゲームアプリの案件が主でしたが、近年は建設や金融などさまざまな業界に案件の幅も広がってきました。それぞれ専門性を要する業界なので、その業界の人がどの点を重要視してこのサービスを使い、業務に活かすのか。その着目点を見つけるためには、業界知識を自分の中に取り入れないといけません。ミーティングでも専門用語が頻出するので、情報を把握するためにも各業界の本を読んだり常に勉強の日々ですね。

ーー仕事のやりがいについても教えてください。

デザインはお客様からダイレクトに感想をいただける部分なので、利用者の反応が直にわかることがうれしいですね。直接使い勝手の感想をお客様に聞いて修正することもありますが、普段のミーティングでも「ここ、見づらいですね」と先方が何気なく言っていた一言を覚えておいて、次のミーティングにこっそり修正したものを見せるんですよ。そして、評価を頂けると心の中で「やった!」と思いますし、そういった小さな積み重ねがやりがいにつながっていると思います。

ーー仕事をする上で大事にしていることは何ですか。

いつも大事にし続けているのは、お客様目線ですね。こう見せたいというクリエイターとしての欲求もありますが、まず一番大事なのは、お客様が使いやすいと思ってくれるデザインかどうかだと思います。お客様目線を把握できるかどうかはむずかしい所ではありますが、だからこそ潜むニーズを探るための最初のヒアリングはしっかりと丁寧に行うようにしています。

■HEROZの高いAI技術力をデザインするためにUIエンジニアに求められるのはコミュニケーションスキル

ーーHEROZで働く面白さは、どんな所にあると感じますか。

HEROZは AI技術を強みとする会社です。AIは世の中的にも昔に比べてだいぶ認知されてきた技術ですが、意外にもAIがどういう計算をしているかという内部構造以上に見た目にこだわるお客様が結構いらっしゃるんですね。

技術力の高いエンジニアたちが開発した当社のAI機能がどれだけ優秀かを、どのように伝えようかと試行錯誤できるのはこの会社でUIエンジニアを務める自分の特権だと思いますし、この仕事をやっていてよかったなと思える部分でもあります。

ーーHEROZでUIエンジニアを担うにあたり、求められることは何でしょうか。

UIやUXに関する知識があることはもちろんですが、必要だと思うのはコミュニケーションスキルです。お客様はもちろん、一緒に二人三脚でプロジェクトを動かしていくビジネス職のメンバーが何を意図しているのかを会話の中からいかに汲み取れるかが、この仕事ではかなり重要になってきます。 開発段階ではエンジニアのメンバーとのやり取りもありますし、現在UIエンジニアは僕しかいないので、必然的にいろいろなチームを横断してのやり取りが多く発生します。さらに僕の場合は、エンジニア業務だけではなく、イベントPOPや会社の年賀状デザインなども行っているんですよ。おそらく社内の中でも、人と話す機会は多い方なんじゃないかなと思います。関わる人達とのコミュニケーションはプロジェクト進行にも影響するので、そこは求められる必須スキルですね。

ーーHEROZにはどんなメンバーが揃っていますか。

個性豊かな人達が多いですね。エンジニアは職人的職業であるがゆえ、気難しいなどのイメ ージを抱かれる人も多いかもしれせんが、HEROZのエンジニアはチーム連携のとりやすい柔軟性をもち合わせた人が多いと感じます。それに、年齢に関係なく、わからないことがあれば誰でも丁寧に物事を教えてくれるので仕事を進めやすいです。

ーー人間関係も職場の働きやすさにつながる大事な要素だと思いますが、他にも働きやすさを感じることはありますか。

残業をすることもほぼないので、オンオフのメリハリもはっきりつけられる職場ですね。休日は映画を観たり、好きなイラストを描いたり、趣味を楽しんでいます。数年前、描いた漫画を携えてイベントに出店したら、弊社のCTOが予期せず会場に現れたんですよ。あの時は本当にびっくりしましたね(笑)。

■HEROZのAI技術がより多くの人に伝わるデザインを引き続き追求していきたい

ーーどんなキャリアプランを描いていますか?

AIについてはまわりのエンジニアのプロフェッショナルにお任せして、僕は目に見えるフロント部分のプロフェッショナルとしてさらにUIデザインの技術を磨いていきたいです。 目指すのは、「この人にお願いしたい」と指名してもらえるくらいのフロントエンジニア。 AI事業は今後もさらに拡大していくと思いますし、そこでHEROZの高い技術力をどうお客様に目に見える形で伝えていけるか。その目標を実現できる環境を、私自身がリードして整えていければと思っています。

ーーどんな人にメンバーに入ってもらいたいですか。

意思疎通がスムーズで、コミュニケーションスキルに自信のある方に来てもらえるとうれしいですね。技術を持っていればベターですが、僕自身が現場で実践しながら学んでいった身です。基礎的な素養は最低限必要だとしても、スキルアップは本人次第で自ずと図れるので、興味があればぜひ挑戦してもらえたらと思います。

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