Hacobuエンジニア・吉田 武史氏

・Hacobuに入社した経緯を教えてください。

前職では、大手ゲーム会社でSESとして、ゲームのプラットフォームに関する仕事をしていました。大手ゲーム会社にいた当時は、強い転職意思があったわけではなかったのですが、自分たちでサービスを作っているスタートアップにジョインしたいな、何かいい会社があれば転職してもいいなという思いは漠然とありました。Greenに登録していたところ、Hacobuからオファーがあり、面接を受けてみて、自分が求めている条件とフィットしていると感じたため、ジョインしました。

・Hacobuのどんなところが魅力的だと思いましたか？

サービスを自社開発しているスタートアップにジョインしたいと思っていましたが、Hacobuはハードもソフトも自社で開発していますし、それによって様々な企業の物流データを蓄積するプラットフォームを目指しています。自分もソフトの部分だけじゃなくてハードウェアも好きでしたし、ビッグデータの処理にも興味があるので、求めている条件に合っていると思いました。

あとは、面白そうな領域にチャレンジしている点もいいなと思いました。物流業界自体にというよりも、可能性に溢れている業界だというところに惹かれました。まだまだ効率化が進んでいない業界なので、今後大きく伸びそうだなと思っています。

ゲームのプラットフォームに関する仕事も、技術的には面白かったのですが、やりがいはこちらの方があると思いました。だってゲームは儲かるけど、みんなゲームしていたら国力は下がるじゃないですか（笑）。どちらかなら国力を上げる事で働きたいというのもありました。

・今はどんな業務をされていますか？

大きく分けて、配送依頼サービスと動態管理サービスがあるのですが、私が従事しているのは動態管理です。弊社の車載専用端末「MOVO Stick（ムーボ・スティック）」を取り付けた車両からデータを取ってくるという部分を担当しています。端末の設定やテスト、データを受け取ったサーバー側の処理、アプリケーションに渡すまでのアーキテクチャの見直しなど、他の人にも協力してもらいつつ進めています。

問題発見は自分が負荷テストなどで見つけるのと、メンバーから上がってくるのとは半々くらいです。問題を発見したら、コストの見積もりから解決までを実行します。

・入社して、どんなスキルが磨かれましたか？

車載端末の通信方式がTCPと言って、Webなどで使用されるHTTPよりもう１つ下のレイヤーのものなのですが、その辺りの取り扱いは勉強になりました。あとはAWSの知見も増えました。

その都度、必要な知識があれば本を買ったりして独学で勉強を続けています。

・今後はどんなことをしていきたいですか？

今は見直しを進めている動態管理に関する基盤をしっかりと作り上げることが目標です。その過程で、位置データなどのビッグデータを蓄積するので、その分析基盤の整備もしたいです。あとは開発チーム内の開発プロセス改善や、テストの自動化など省力化にもトライしていきたいと思っています。

・Hacobuで働くことは楽しいですか？

楽しいですよ。位置情報の処理に関する課題に対して、解決方法を自分で考えて、試して、方向性を考えています。ときには失敗することもありますが、ダメなら次はこうしよう、と思える組織です。スピーディーで、挑戦心に溢れた組織だと思います。

・メンバーの特徴はありますか？また、新しく入るメンバーは、どんな人だと活躍できそうですか？

チームの雰囲気は落ち着いていますが、各メンバーの個性は強いと思います（笑）。それと仕事へのモチベーションは、基本的に皆高いと感じます。

経験の長いメンバーや知識の広いメンバーがいるので、頼もしい存在です。

自分で考えて、自分で作業を進めていかなくてはいけませんが、朝会と夜会で進捗・状況の報告や共有事項の連絡を行っていますし、何かあればすぐに相談できますし、常にオープンに意見を言い合える環境です。

担当領域がフロントエンド・バックエンドではなく、サービス単位なので、フルスタックな知識・経験やスキルがあると活躍しやすいと思います。

とはいえ、新しいものを次々導入しているので、経験はなくても、

好奇心が強くて新しいものを試せる人、勉強速度が速くて、結果にコミットできる気持ちがある人であれば大丈夫だと思います。

あとは、みんな柔軟性はあるけど意思が強い人が多いので、自分の意見をちゃんと持てる人がマッチすると思います。