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東京R&Dセンター立ち上げに抜擢されたのは最年少データサイエンティスト【社員インタビュー】

こんにちは!HACARUS人事の菊本です。HACARUSは昨日2020年10月1日に東京R&Dセンターを開設しました。データサイエンス部門の東京拠点の立ち上げを任されたのはHACARUS最年少データサイエンティストの増井君。最年少ながら、5年前に入社しており実はCTOより社歴が長い古参メンバーです。

今日は、今回の東京R&Dセンター立ち上げに対する熱い思い、また彼に課されたミッション、さらに日頃の業務の内容までいろいろと聞いてみました。

べたですが、まずは入社の背景から!増井君がHACARUSに入ったのって確かCTOの染田さんより前でしたよね。HACARUSで初めての新卒入社メンバーだったりもしますね。

増井 : はい、HACARUSには学部3回生のころから、ジョインしていました。大学で勉強していた機械学習や最適化について、実際のデータに対して適用していくことで、自分の中での理解を深めることができたとともに、分析によって得られた気づきから課題を解決していくことに魅力を感じていました。会社の規模がどんどん拡大していくのが刺激的で、入るなら今しかないと思い、修士課程卒業後、新卒として入社しました。なので、新卒なのに古参でした。

今やデータサイエンスチームも学生さんを含めると48人の大所帯。DSチームではどんな役割を担い、どんな仕事をしていますか?

増井 : 普段は、データ分析業務で、主に産業分野での時系列データや画像データの分析業務を行なっています。最近は異常検知に関連する分析が多く、HACARUSが提供している外観検査サービスSPECTROのコアのアルゴリズム開発も行いました。また、データサイエンティストとしての役割だけでなく、スパースモデリングエバンジェリストとして最新のテクノロジー情報をわかりやすく説明したり、広めたりする役割も担っています。Webメディアを通して解説記事を書いたり、技術イベントでの登壇や、Pythonハンズオンも交えたウェビナー等も行なっています。滋賀大学のデータサイエンス学科の第1期生に講義をさせていただいたこともありました。ひこにゃん。🐱🐱

データサイエンティストと一口に言っても仕事の幅はとても広いと思います。どんな時に仕事のやりがいを感じますか?


増井 : いろんな企業の方からデータをいただいて分析をすることが多いですが、スパースモデリングなどを適用して、本質的に重要な部分を抽出し、今まで見えていなかったことに気づくことができるというのが一つのやりがいです。また、分析結果に基づいてAIモデルを作成することによって、AIがなぜそのような判定をしたのかを人間が理解可能なようにしているので、現場導入の際の納得感を得ることができていることも大きいです。

業務の中で課題や壁にぶつかることも多いですよね?苦労することとか。

増井 : ですね。データサイエンティストの仕事は、データが示していることを分析を通して明るみに出すということで、データが物語っている以上のことを言うことはできません。Garbage in, Garbage out という言葉がありますが、データそのものが何も物語っていない場合は、分析力ではどうすることもできません。そこで、どのようなデータを集めるべきかという提案もデータサイエンティストとして大事な仕事となりますが、ドメイン知識が必要になってくるので、苦労しています。

いよいよ東京R&Dセンターがオープンしましたが、立ち上げメンバーに選ばれた意気込みをお願いします!

増井 : 東京R&Dセンターは、HACARUSの事業の拡大につながる要素技術に関して、技術調査・研究・開発を行なっていくとともに、関西以外でのHACARUSの存在感を示すということがミッションとなっています。
今回 CiC Tokyo という場所に HACARUSの東京オフィスを開設させていただくことになりました。ここは、ただのコワーキングオフィスではなく、コミュニティの形成という部分に強い使命感をもっています。そのため、いろんな人とのコミュニケーションが自然に発生しやすいようなオフィスレイアウトとなっています。この特徴を最大限に利用させていただいて、HACARUSが首都圏、さらには海外でのコミュニティの一員として認められるよう尽力したいと思っています。

最後に今後の展望をどうぞ!

増井 : 今回、京都オフィスから、東京R&Dセンターに送り出されたデータサイエンティストは私一人です。まずは、あと二人、HACARUSの東京メンバーを増やして、オフィスをグレードアップすることが目標です(笑)。その後は、R&Dセンターとして、研究・開発を通してHACARUSの事業に貢献する成果を残すというのが目標です。あとは、CiC での様々な人とのインタラクションを通じて、現時点では誰も予想をしなかった何かができるといいなと思っています。

最後にCDO ( Chief Data Officer ) 木虎さんから頑張る増井くんに一言!

もともと長期インターンとして働いてくれていたことも大きいとは思いますが、それを差し引いても新人とは思えない活躍をしてくれています。課題のヒアリングから提案書の作成、分析や PoC そのものとその報告書の作成と報告、プロジェクトから得た知見からプロセスの改善の提案をしてくれるなど八面六臂の活躍です。今後 HACARUS の R&D 活動の中心を担っていってもらうということでますますの活躍を期待しています。
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