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Gunosy新卒研修「デジタル広告勉強会」の中身とは?

早いもので、新卒社員が入社し約一ヵ月がたちました。Gunosyでは一ヵ月にわたり、業務のOJTと並行して新卒社員研修を実施しました。その研修内容の一部を、Gunosy役員のオススメ書籍&社内ライブラリーの紹介と併せてレポートしていきたいと思います!

Gunosy新卒研修について

 Gunosyでは新卒採用をスタートさせて今年が3年目になり、どのような学びや経験が若い彼らの武器となり、即戦力として活躍できるのか?ということを考えながら、研修を組み立てています。

 入社初日にはCEO福島よりGunosyの今後の戦略について直々に研修がありました。Gunosyの創業ストーリーや、事業ポートフォリオ、新しいテクノロジーへの展開、またそれをGunosyではどう捉えていけばいいのか等、濃密な内容でした。

デジタル広告勉強会とは

 これから本格的に業務に取り組んでいく上では、自社サービスのことだけでなく、「業界全体の仕組みやトレンドを学ぶ」ということが重要です。そこで、この「デジタル広告勉強会」は、インプットした知識を整理しアウトプットスキルを鍛える、という目的で行いました。新卒社員11名にはそれぞれデジタル業界で働く上で押えておくべきテーマが振り分けられ、各自そのテーマについて収集した情報を整理、スライドを作成し、決められた時間の中で役員や社員に向けてプレゼンをするというプログラムです。

 与えられたテーマの中でも難易度が高かった「ブランドセーフティ」についてのプレゼンターは、プレミアム広告推進部 戦略推進チームの坂詰さん。

※坂詰さんの過去のGunosiruインタビュー記事はこちらから

 現在のインターネット広告業界において、世界的に広告毀損の問題が広がった経緯や、業界が抱えている具体的な課題、またなぜそれが起こっているのかという内容についての発表がありました。発表の最後は、そのような問題に対してGunosyではどのような対策をとっているのか?という「新卒社員が知っておくべきポイント」で締めくくられ、新卒社員たちも熱心に耳を傾けていました。

 社員からは「難しいテーマであったがよくまとまっていた」という声や、「問題点のみにふれるのではなく『そもそもなぜこのような問題が発生したのか』という背景の説明があり理解しやすかった」「最近社内では、どういった場面においてこのブランドセーフティに関する問題が起こりうるか、ということが議論されていたので、そういった情報も社内でどんどん自ら取得していってほしい」等というフィードバックがありました。

 プレミアム広告推進部 第一セールスチームの山崎さんは、Gunosyの各プロダクトにつのテーマで、女性向けアプリ「LUCRA(ルクラ)」(以下LUCRA)についてプレゼンしました。

 LUCRAが立ち上がった経緯や世界観、「日本最大級の女性向け情報アプリを目指す」という目標に向けて、どのようなロードマップがひかれているのか?についての考察を発表していました。またDL数や主要コンテンツ、ターゲットや提携メディア数等、社員が知っておくべきアプリの内容についてもふれていて、実務にすぐに活かせるようなプレゼン内容となっていました。「女性向けのメディア運営は、定量的というより定性的な視点が多く求められて難しい。だからこそ広告セールスとして、ユーザーのインサイト*1をつかむような広告を出していけるようにしたい」という山崎さんの言葉からは、今後の意気込みも充分に伝わってきました。

 社員からは、「とにかく資料が見やすくてきれい。資料作りを頼みたいくらい!」と称賛の声があがっていました。また、「競合のビジネスモデル等も調査し、それらと同じ軸でLUCRAを比較できたらより良くなると思う」「LUCRAの広告主にとって最も嬉しいことってなんだろう?と考えることが、広告セールスとして重要だと思う」等というフィードバックがありました。

 入社後間もないプレゼンで、収集した情報の整理力やプレゼンスキル不足を痛感したり、全力を出し切れず悔しい思いをしたりした新卒社員もいたかもしれませんが、様々な気づきのある、大きな学びの場であったことは確かです。 このような経験を積み重ねて、どんどん自分を磨いていってほしいと思います。

Gunosy役員の推薦図書を一部ご紹介

 Gunosy役員の推薦書籍も、新卒社員に対し研修資料のひとつとして紹介されました。それぞれ大学時代~社会人になって読み、影響を受けた書籍だそうです。これらの一部は、社内のライブラリーにて読むこともできます。

 ライブラリーには、過去に取材された雑誌記事をはじめ、「開発言語」や「AIテクノロジー」、「ビジネス」、「自己啓発」etc様々なジャンルの本が格納されています。

CEO福島
1.『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』/山本 一成著(テクノロジー)

推薦コメント
機械学習のテクノロジーがどうやって人々の仕事の定義を変えていくかをリアルに書いた本。 エンジニアに限らず今後のビジネスマンは必ずテク ノロジーの理解、その中でも特に機械学習への理解 が重要となる。機械学習に仕事が代替されていくリアルを体感してほしい。

2.『フェイスブック 不屈の未来戦略』/マイク・ホフリンガー著(ビジネス)

推薦コメント
Gunosyの経営スタイルと類似しているので、この本を読んで理解を深めてほしい。

3.『サンクチュアリ』/池上 遼一・史村 翔著(マンガ)

推薦コメント
人間としての生き様、何のために生きるかを考えさせられるマンガなのでぜひ読んでほしい。

COO竹谷
逆境ナイン』/島本 和彦著

推薦コメント
「人生で何か上手くいかない」と思ったときにこのマンガを読むと、肩の力がふっと抜ける。人生そういうものだ、と客観的に捉えると突然上手くいったりもする。

CFO伊藤
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法』/内田 和成著

推薦コメント
働く意欲はあるのに気持ちだけ先行して、 自分の仕事のスピードがついていかなかったときに読んでほしい。 仕事の効率を上げたいときの、いわゆるロジカルシンキング本。

CRO長島
成功の法則92ヶ条』/三木谷 浩史著

推薦コメント
ベンチャー企業で働くにあたっての必要な動き方や考え方が凝縮されている。

新卒社員ではなくとも、ご興味がある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

 今回の研修や日々の実務からの学びを活かし、多角的な視点、高い視座、広い視野をもち、キャリアを重ねていってほしいと思います。Gunosyでは、新卒社員はもちろん、入社したメンバー全員の成長に大きく寄与できるような場を今後も作っていきたいと思います。

*1:深層心理

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2022年度新卒採用ビジネス職
2022年度新卒採用/ビジネス職
Gunosyのミッションは「情報を世界中の人に最適に届ける」ことです。情報が増え続ける社会において、データとアルゴリズムの力で1人1人に合った情報を適切に届けることにより情報格差がある社会の課題解決を目指しています。 主力事業はスマートフォン向けメディアアプリである「グノシー」「ニュースパス」「auサービスToday」などを展開しているメディア事業です。メディア事業では、web上に存在する様々な情報を独自のアルゴリズムで収集し、評価付けを行い、パーソナライズしてユーザーに届けており、メディア累計のダウンロード数は6290万ダウンロード(2023年3月時点)を超え、国内最大級の情報キュレーションサービスとなっています。 継続した事業拡大に向けて強みであるテクノロジーの更なる強化に向けて、社内組織「Gunosy Tech Lab」において、自社プロダクトのアルゴリズム改善など、データによるプロダクト改善を続けると共に、社外への技術提供および学会における論文発表を中心とした研究開発も行っています。 新規事業への挑戦も行っており、2021年6月には変化の激しい時代背景や昨今のコロナ禍の影響で変化する情報の受け取り手の環境、ライフスタイルに寄り添う一つの方法として創業以来初のD2C事業『『ムードペアリングティー「YOU IN」』の販売を開始しました。 「情報を世界中の人に最適に届ける」というミッションのもと、「メディア」だけではなく「お茶」という手段を通じて1人1人の気持ちに寄り添う「ムードペアリング」を目指しています。 リリース後は、ふるさと納税の返礼品に選ばれるなど、新たな収益の柱となっています。 子会社のゲームエイトでは、国内有数のゲーム総合情報Webサービス「game8.jp(ゲームエイト)」を運営しており、月間4,200万人以上のユーザーが利用をしています。同社は、「game8.jp(ゲームエイト)」の海外展開など、更なる成長に向けた挑戦を行っています。 新規領域における非連続的な成長に向けた取り組みも実施しており、国内外の有望なスタートアップ企業に対するベンチャーキャピタル投資を推進しています。直近では高い成長率を見せるインド市場への投資も積極的に行っており、厳選された投資機会に対する出資・M&Aを通じて、既存事業以外の成長の柱の確立を目指しています。
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2022年度新卒エンジニア職
2022年度新卒採用/エンジニア職_データ分析コース
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2022年度新卒エンジニア職
2022年度新卒採用/エンジニア職_サービス開発コース
Gunosyのミッションは「情報を世界中の人に最適に届ける」ことです。情報が増え続ける社会において、データとアルゴリズムの力で1人1人に合った情報を適切に届けることにより情報格差がある社会の課題解決を目指しています。 主力事業はスマートフォン向けメディアアプリである「グノシー」「ニュースパス」「auサービスToday」などを展開しているメディア事業です。メディア事業では、web上に存在する様々な情報を独自のアルゴリズムで収集し、評価付けを行い、パーソナライズしてユーザーに届けており、メディア累計のダウンロード数は6290万ダウンロード(2023年3月時点)を超え、国内最大級の情報キュレーションサービスとなっています。 継続した事業拡大に向けて強みであるテクノロジーの更なる強化に向けて、社内組織「Gunosy Tech Lab」において、自社プロダクトのアルゴリズム改善など、データによるプロダクト改善を続けると共に、社外への技術提供および学会における論文発表を中心とした研究開発も行っています。 新規事業への挑戦も行っており、2021年6月には変化の激しい時代背景や昨今のコロナ禍の影響で変化する情報の受け取り手の環境、ライフスタイルに寄り添う一つの方法として創業以来初のD2C事業『『ムードペアリングティー「YOU IN」』の販売を開始しました。 「情報を世界中の人に最適に届ける」というミッションのもと、「メディア」だけではなく「お茶」という手段を通じて1人1人の気持ちに寄り添う「ムードペアリング」を目指しています。 リリース後は、ふるさと納税の返礼品に選ばれるなど、新たな収益の柱となっています。 子会社のゲームエイトでは、国内有数のゲーム総合情報Webサービス「game8.jp(ゲームエイト)」を運営しており、月間4,200万人以上のユーザーが利用をしています。同社は、「game8.jp(ゲームエイト)」の海外展開など、更なる成長に向けた挑戦を行っています。 新規領域における非連続的な成長に向けた取り組みも実施しており、国内外の有望なスタートアップ企業に対するベンチャーキャピタル投資を推進しています。直近では高い成長率を見せるインド市場への投資も積極的に行っており、厳選された投資機会に対する出資・M&Aを通じて、既存事業以外の成長の柱の確立を目指しています。
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