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思った以上に楽しい「働くお母さん」な私のお話

はじめまして。コーポレートデザイン事業部の酒井です。groovesには2014年1月に中途入社し、2015年に長男を出産、2017年4月下旬より職場復帰し、現在、慌ただしくも愛おしい日々を送っております。そんな私が、妊娠から職場復帰までのあれこれを赤裸々に語ってしまおう、ということで、自分のことをツラツラと書くのは、どうも恥ずかしさが付き纏うのですが、どうぞ最後までお付き合いください。

#妊娠発覚〜妊娠中の働き方について

当時はクラウドエージェント事業部推進グループのリーダーとして勤務していました。グループの立ち上げから関わり、業務フローの確立、売上管理、メンバーのマネジメント、数値分析、基幹システムのリニューアルなど、今考えるととても貴重な経験をさせて貰っていたと思います。マネージャー陣の参加するミーティングにも積極的に参加していました。プライベートでは自身の結婚式が終わり、仕事も楽しくて「これからもっと仕事にエンジンをかけるぞ」と思ったタイミングで妊娠が発覚。当初は妊娠中でも業務量を落とさず、産休前にどれだけ功績を残せるかということを第一に考えていました。


ところが、日が経つにつれ、つわりや気分の浮き沈みなど「妊娠に伴う不調」が次々に現れるように。ある日、不正出血で病院に駆け込んだことをきっかけに上司に相談し、週に2日、自宅からリモートで働くことにしました。もっと仕事がしたい自分と、お腹の子供を第一に考えたい自分との狭間で悶々とすることもありましたが、「今後同じような状況になった人のために、リモートワークの道を切り開こう」と気持ちを切り替えて踏ん張りました。

#産休育休中のすごし方

仲間に恵まれていたこともあり、長期間の休みに入ることに対しての不安は特にありませんでした。同じ部署に戻って来る確証も全くなかったのですが、どの部署に復帰しても自分の居場所はちゃんとあるだろうなーなんて、変な自信や安心感がありました。たぶん、groovesの雰囲気がそう思わせてくれたんだと思います。「ちょっと行ってくるね、待っててね」と、本当にそんな感じでした。

お休みに入る直前にはグループメンバーがランチ会を開いてくれたり、プレゼントを貰ったり、なんだか至れり尽くせりで本当に嬉しくてありがたかったですね。改めて、良いメンバーに恵まれている自分は幸せ者だなぁと実感しました。

産休に入ってからは「今こそ勉強のチャンス!」なんて意気込んでいたものの、現実はそうそう甘いものじゃなかったですね(笑)。あっという間に出産日を迎え、出産後は気がつけば息子一色の毎日。想像はしていたもののやはり子育ては大変でしたが、それ以上に楽しいもので、勉強したいジャンルがビジネスから育児に変わり、気づけば育児関連の本ばかり読んでいました。育児書って結構面白いんです。大人にも当てはまることが多くあったりして。

そんなこんなで日々の育児を楽しみつつ、一方では復職に向けた準備も粛々と進めていました。そう、「保活」です。私の住んでいるエリアは区内でも保育園の倍率がかなり高く、妊娠中に保育園見学をはじめ、息子が生まれて2ヶ月目の頃から入園申し込みをはじめました。ただ、そんなタイミングから申し込みをしていてもなかなか決まらず、復職を諦めるか...なんてことも脳裏を掠めた頃、キャンセル枠でなんとか入園先が決まりました。当初の復職予定日ギリギリ。3月の最終週のことでした。

#現在の働き方について

復職を果たしたのは2017年4月下旬。今は経理・人事・総務など社内業務をメインに担当しています。

勤務時間は、7時45分から15時45分の7時間。だいたい朝5時半に起床して、朝食やらお弁当の準備をして、7時前に家を出る感じです。帰宅後はお迎え・夕飯作り・夕飯など慌ただしく過ごし、20時半くらいには息子を寝かしつけます。その後は、翌日のご飯の下準備をして、少し自分の時間を過ごして、22時半〜23時くらいには寝るようにしています。

最初は「時短勤務ってこんなに短いの!?」「1日ってこんなにあっという間に終わるの?」と日々あたふたしていましたが、ようやくリズムが掴めてきたかな、という感じです。会社の始業が9時55分なので、みんなが出社する前の2時間は社内も静か、かなり集中できる環境です。この2時間をどう使うかで、その日の仕事が決まると言っても過言ではないです。

子供の病気で急にお休みをすることもありますが、「子供の急病には会社側も慣れているから、変な気遣いは不要。全然へっちゃら」という弊社代表の言葉に勇気付けられています。夫も協力的で、家事育児の分担比率もちょうどよい塩梅なので、よくある”負荷過多によるストレス”みたいなものもないですね。ありがたいことです。

#私流、家庭と仕事の両立についてのポイント

ベタですが、”感謝を忘れないこと”。

色々なところで語られているのでもうお腹いっぱいだよ、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いやはや、それだけこの感謝ってやつは侮れません。言葉の通じない息子と1年過ごした結果、多少腹の立つことがあっても「言葉が通じるだけありがたい」なんて思えるようになりました。(笑)

あとは、「こうあるべき」というあるべき論をなくすことと感情をそのまま受け入れること。「こうなりたい」という理想像は良いと思いますが、「こうあるべき」とした途端に、できなかったときにギャップを感じてストレスになる、不安になる。しまいには「できない自分はダメなんだ」と自己否定。これ、かなり勿体無いですよね。頑張っているのに。さらにネガティブな感情が起きた時に「こんなにマイナス思考じゃいけない」なんてつい思ってしまいがちですが、これも実は「常に前向きでいるべき」という自分像を勝手に作り上げている結果なのではないか、と思ったのです。なので私は、ポジティブにもネガティブにもなりますが、その感情を良し悪しで判断しないことにしています。「お腹すいた」と思うのを止められない、止めようとしないのと同じように、その他の感情も湧き上がるままに味わいきって、「はい、おしまい!」と。その方が後腐れもなくてスッキリします。

なんだか人生論みたくなってしまいました。(笑)

#将来の夢

時短勤務でもフルタイム勤務に負けないくらいパフォーマンスをあげられるんだということを証明したいですね。もちろん、勤務時間はフルタイム勤務の人には到底叶わないのですが、子育てを経験すると”段取り力”が抜群に身につきます。年中無休でいつ泣くかわからない赤ちゃんの対応をしながら家事を行うと、否が応でもこの”段取り力”を習得しなければならない。それを仕事でも思う存分発揮していきたいと思いますね。

あとは、今後産休に入るメンバーのメンターもやってみたいですし、育児に関する社内勉強会を開いてみるのも面白いかなと思っています。子育てに関する文書をかなり読み込んでいるので、それを自身の体験と絡めて何かしらの形でアプトプットできる場があったら、と考えるとワクワクします。

プライベートな夢としては、家族みんなでハワイ旅行に行くこと。実は新婚旅行でハワイに行く予定だったのですが、出発3日前に妊娠が発覚してキャンセルとなりまして…。なので、家族揃ってハワイに行きたいです。

やりたいこと、他にもたくさんあるので、まだまだ長生きしないといけないですね。

#最後に

ここ数年で、社内のお父さんお母さん率がだいぶ増えました。今まさに育児休暇中のメンバーもいます。出産育児はもちろんのこと、介護など従業員のライフステージの変化にも柔軟に対応できる会社になりつつあると感じていますので、ここを更に充実させてたいですね。困ったこと、不安なことを抱えたメンバーがいたら積極的に相談に乗りたいと思っています。気軽に声かけてください。

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