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商品をお届けするまで。-通販事業-

楽天市場の2018年上半期ランキングで、
当社商品のオキシクリーン1500gが日用品ジャンル
第2位を獲得しました。
当社の通販事業はこれまでも決して平たんな道のりでは
ありませんでしたが、今回の結果に満足することなく、
歩み続けます。
その通販事業を牽引しているのが熊澤直販部長。
今回、新メンバーを募集するにあたり、
彼のこれまでの道のりや通販への想いを
聞いてみました。
どうぞよろしくお願いいたします。

とにかく本が好きでした。

-熊澤さんは大学卒業後、本の編集者をへて、
通販業界に入られたそうですが、
通販業界に入るまでのことを少し聞かせてください。
編集者の道は大学に入る前に決められていたそうですが。

(熊澤)
はい、子どものころからずっと本が好きで、
とにかく本にかかわる仕事をしたいと思っていました。
大学時代は編集者になることしか考えていなかったです。

-ほんとうに本が好きだったんですね。

(熊澤)
子どものころは江戸川乱歩の本をとにかく読みました。

-必ず図書館にありましたよね。

(熊澤)
『少年探偵 怪人二十面相シリーズ』は
とても面白かったです。
事件の舞台も「洋館」とかで、もうそれだけでこわい。

-子どもにとって「洋館」という言葉の響きは
何かこわさを感じますよね。

(熊澤)

冒険、推理、こわさ、正義と悪・・・
子どもが喜ぶ要素がふんだんに使われていて、
子どもの心をつかむのがうまいなって思います。

-小説を書きたいということはなかったんですか。

(熊澤)
文豪といわれる作家の本を読んで、
自分にはこんな表現は到底できない。
書くのがつらい。自分のつたない文章と比較すると
才能の差が歴然で、その道は考えませんでした。

-印象深いものはありますか。

(熊澤)
高校時代に読んだ夏目漱石の『草枕』の冒頭が印象的でした。
「山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情にさおさせば流される。
意地をとおせばきゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。」
(夏目漱石『草枕』)

限られた言葉の中で、この世の真理がここにあると思いました。
すごいなと。

-なるほど。

(熊澤)
結果として編集者の道を目指し、
それをかなえることができました。

編集者から通販までの道。

-編集者はどれくらいされていたんですか。

(熊澤)
編集者として10年ほどつづけました。
書籍もファッション系の雑誌や、美容系、
いろいろなジャンルをやりました。
とても楽しかったです。

-編集の仕事から通販の世界に飛び込んだきっかけは?

(熊澤)
編集の仕事を10年ほどつづけていくうちに、
これからの自分を考えるようになりました。
そこで出た結論が、フィジカルにフォーカス
することでした。
そして、仕事プライベートにかかわらず、
頭より体、思考より行動にシフトしたいと…

-そうして行動を起こした中で、
通販の世界にご縁があったんですね。

(熊澤)
そうですね。行動といっても積極的に
転職活動をしていたわけではないですが。

-異業種への転職ですね。

(熊澤)
う~ん、そうでもないんですよ。
通販業界は前職でマーケティングを専門にやってきたという
人も一定数いらっしゃるのですが、一方で僕のように
編集者、もっと広く言うとクリエイティブの業種から
入ってくる人もいるんです。

例えば、紙面での通販商品の宣伝の方法や、
ECサイトの制作は本の編集をやってきた経験がいきてくる。

―なるほど。

(熊澤)
手掛けたクリエイティブで、多くの方に商品を知っていただき
購入していただく。それは編集と同じようにおもしろいです。

「おもしろい」

-ちなみに熊澤さんにとって「おもしろさ」って
 どんなことですか。

(熊澤)
僕にとっての「おもしろさ」というのは
“できないこと”が“できるようになる”ことでしょうか。
ただそこには「これができるようになりたい。」という
自分自身の意志がはたらいているかが重要です。

意志がはたらいていれば、
できるようになったときに成長を実感できるからです。
無意識で流されていることってありますからね。
やはり意識して成長を自覚するというのが
僕にとって「おもしろさ」かもしれません。

-「おもしろさ」のなかに刺激という要素も
入っているのかもしれませんね。

(熊澤)
そうですね、「刺激」は必要です。

人に喜んでもらうことは難しい。

-いま通販のチームは4名ですが、
仕事をおこなっていくうえで大切にしていることはなんですか。

(熊澤)
やはりお客様に喜んでもらうことですね。

-なるほど。

(熊澤)
人を喜ばせることは、怒らせることよりもはるかに難しい。

-ほんとうにそうですね。

(熊澤)
こうしたら絶対に喜んでもらえるっていうのはないですから。
1人1人、喜ぶポイントは違います。
例えば、全員に喜んでもらおうとすると、
結局1人も喜ばないっていうこともあります。

-笑 経験としてよくわかります。

(熊澤)
しかも、昨日は喜べたことでも、
今日は喜べないということだってあるわけです。
昨日の悩みと今日の悩みは違うかもしれない。

-なるほど。暑い日に冷たい飲み物があればうれしいけど、
寒ければうれしくない。うれしくないどころか、
不快になったりする。

(熊澤)
そう、だから商品についても、その人にとって
なぜその商品が必要なのか、その人がうれしいことは
どんなことかを考えるんです。

もちろん外れることもあります。
そしたら「そこはうれしいことではなかったんだな」と
反省をしたうえで、
ではどんなことが喜んでもらえることなんだろうと考え、
行動します。

どんな仕事でも答えはないといわれますが、
本当にこのことは答えはないですね。
そして自分たち自身も成長していかないといけない。

-商品を選んで、購入するのはお客様ですが、
選びやすさ、購入のしやすさ、届け方、
その後のフォローの仕方など
様々なところに喜んでいただくための
心くばりが必要だという事ですね。

(熊澤)
もっというとお客様のことだけを考えるだけでは
なく、お客様に喜んでいただくために、社内の
あらゆる人たちの協力体制も必要なんです。
そこも非常に重要なことです。

-確かに、通販の人たちは社内でいろいろな人に声をかけ、
 コミュニケーションをはかっていますよね。
 そういった意味では4人体制ではない。全社体制ですね。

(熊澤)
はい、とても重要なことだと思います。

これからの通販。

-ちなみにこれからの通販について教えてください。

(熊澤)
お陰様で昨年度はオキシクリーンが好調でした。
今期も通販事業全体として「選択」と「集中」を意識して
取組んでいきたいと思います。
また通販業界でいうと、お客様と企業の1対1の関係が
ますます強くなると思います。SNSなどのテクノロジーも
どんどん進化していますし。
その中で人に喜んでもらうことはどんなことかを探求し続け、
行動し続けることだと思います。
それをひたすらやり続けることによって、
結果的にも事業も伸びていく、そう思っています。

―ありがとうございます。
最後に1つ質問させてください。
いろいろ変化が必要の中で、
これは普遍的だというものは、
「お客様に喜んでもらうこと」以外に
何かありますか。

(熊澤)
パッションです。

―パッション?

(熊澤)
僕がいうパッションとはものごとに対する熱量です。
熱量が多いと、気持ちが先行するので、
論理的に説明できないこともあります。
でも、人が心動かされるのは、その熱量だと思います。
こうしたいんだという熱量が重要かと。

-なるほど、熱量が重要だと。

(熊澤)
通販は店頭で販売しているわけではないので、
お客様の顔が見えないです。
でも顔が見えなくても、熱量は伝わる
そう思います。


-通販も新しいメンバーを応募していますが、
詳しくは求人票をご覧いただき、大切なことは
「お客様に喜んでもらいたい。」という気持ちと
「パッション」が重要だということが
よくわかりました。

(熊澤)
現在、メンバーを募集していますが、
僕としてはとにかくいろいろな人に会ってみたいと思います。
会ってみないとその人のことはわからないので。
だから進路を迷っている人でも遠慮なく
応募してきてほしいと思っています。
よろしくお願いいたします。

(文責:山道昌幸)

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