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超大手ベンチャーからGLIONグループに来た男。セルカでエンジニアをする楽しさとは?

「エンジニアという職業は専門的な勉強をしてきた人しかなることができない」、なんて思っている人も多いのではないでしょうか。新卒でワークスアプリケーションズに入社したのち、ジーライオングループの新規事業「SellCa株式会社(以下、セルカ)」にやってきたのは、エンジニアの山下…! セルカでは、お客様の愛車を高額査定・買取し、仲介会社を通さずに直接オークションにかけることで、今まで余分にかかっていた中間手数料をユーザーに大還元する。という革新的なサービスを展開中。そんなセルカのエンジニアとして働く楽しさとは?事業立ち上げにも携わった山下に色々と聞いてみました。


エンジニアの仕事に必要なのは「スキル<やる気」だった


====================■ SellCa株式会社 IT戦略セクション 山下 恭一(やました きょういち)

新卒で株式会社ワークスアプリケーションズに入社。前職では自社パッケージの保守、開発を担当。 人事/給与等のHR系のシステムをオーダーメイドではなく、 既成品として販売していた会社の既成品の不具合改修やお客様サポート、機能改善を担っていた。いつか経営者になりたいという想いから、知人の紹介でSellCa株式会社への転職を決め、事業の立ち上げに携わる。

―まず、山下さんがエンジニアになろうと思った理由を教えて下さい

山下 高校生の時からエンジニアになりたいと思っていました。きっかけは単純で、「ゲームを作れる人になれたら楽しいだろうな」とかだったと思います(笑)。あと、この過去10年、20年でITという世界は目まぐるしい進化を遂げていると感じていて。その時、最終的にこの世界で進化し続けることができるのは、ITなどの科学分野だと思ったのです。そこからは単純で情報系の大学の学科を卒業して、そのままエンジニアとして働き始めたといった感じです!

―エンジニアになるには、専門的な学校を卒業したり、資格をとらなければいけないのでしょうか?

山下 いえ、そんなことはありません。私は大学の情報科にいたのですが、文系の大学を卒業してから勉強をした人もたくさんいました。エンジニアの仕事は、スキルだと思われがちですが、どちらかというと“やる気”だと私は思っています。理系でパソコン触れてきたにも関わらず、文系の人に追いつかれるなんてことも多々あります。なので、「入ってからやらせたらいい!」と考える会社も多いですね。

他にないチャンスを掴みに、超大手ベンチャーから転職

―前職のワークスアプリケーションズではどんな仕事を担当していたのでしょうか?

山下 私が担当していた主な領域は「通勤交通費」を扱うシステムでした。 他にも「認定」という自治体特有の業務や 「労務費の経理連携」の業務に関するシステムを見ていた時期もあります。 「通勤交通費」と聞くと簡単なように聞こえるかもしれないすが、結構複雑で大変でした(笑)。

―では、超大手ベンチャーからセルカへ転職した理由は?

山下 元々転職願望は少しありました。 それは日々の業務に慣れてきて少しだけ退屈だと感じてきていたのもありますし、大人の事情でみんながハッピーになる仕事を出来ていないなと感じていたのもあります。当時、ワークスのHUEという新規プロダクトに異動するか、セルカへ転職するかを天秤に掛けて悩んでいました。そんな中セルカを選んだ理由のひとつは、事業の立ち上げから携わることができるという点。責任感を持って、色んなことに挑戦できそうなところに惹かれました。こんなチャンスは他の会社ではあまりないですからね。

前職のおもしろさは、難しいところ。今のおもしろさは、“全体を見られる”ところ

―山下さんのセルカでの仕事内容を教えて下さい!

山下 システム関連は大体全て私が担当しています。 大きく分けると開発と保守、運用ですね。まず、「開発と保守」でいうと、新規機能の開発であったり、不具合の修正をしています。開発時にはメンバーからの意見や要望を元に機能要件を決めていきます。設計、実装、品質テスト、リリースまで全て一人で行っています。 「運用」としては、サーバー周りで発生した問題の対応や改善です。 アクセスが増えたりすると、その分サーバーに負荷が掛かってWEBページが開けなくなってしまったり、データベースの容量が突然いっぱいになってSellCaのサービスが停止したり。そういったアクシデントを対応しています。他にも、採用活動にも携わったり、他のグループ会社の方からシステム導入について相談を受けたりと業務は多岐に渡ります。

―日々、機能の改善は行われているのでしょうか?

山下 はい。スタッフやお客様から上がってきた意見を参考に、機能修正に取り掛かっています。また、よりサービスの魅力が伝わるような仕組み作りも頑張っています。まだまだこれからですが(笑)。

―前職では交通費のみを担当していたのに比べて、サービス全体に関わる仕事をするようになり、どう感じていますか?

山下 大体の会社は、規模にもよるが分野ごとに分かれていることが多いですよね。サービス全体に関わることができている今が一番おもしろいです。前職では一回で数十分も掛かるようなソースコードが長くて複雑な処理が多かったため、それを理解する難しさが面白いところでした。今は全体を見る必要があるので考えなければならないことが多くて大変ですが、兎にも角にも全て自分で考えて実践出来る環境が面白いです。恐らく、こういった事はあまり他の会社ではできないと思います(笑)。

今あるセルカの「体制」や「サービス」をどんどん進化させていく

―今ぶちあたっている壁はありますか?

山下 私はUI/UX等のデザインやインフラ系のノウハウは乏しいので、こういういった箇所の課題解決はかなり大変です。もう毎晩うなされてますよ。寝言でも「こんなの無理がある」などとよく言っているらしいです(笑)。その分日々学びがあるので、新鮮で飽きがこないですが。

―セルカで課題だと思うことは?

山下 エンジニアの補充です。 ただエンジニアであれば良いわけではありません。 ポジティブに「どうやったら解決できるのか」、「どうしたらメリットがでるのか」を考え実践できる人が欲しいです。 もちろん、即戦力としての知識やノウハウがある人であればあるほど嬉しいですが。

―セルカのサービスにおける今後の展望を教えて下さい!

山下 サービスの無人化です。ほぼ人を介さなくても回っていくサービスを作っていきたいです。 そのためにも、最終的には最強のエンジニア部隊を創りたいですね。単に開発のみをするだけでなく、今後の新規サービスの立ち上げや成長期などでも最前線で戦ってくれるような部隊をイメージしています。あと、ファイナンスや貿易系のサービスもゆくゆくは展開したいですね。セルカから発展できるサービスはいっぱいあると感じています。

エンジニアに大切なのは、解決する努力。分からないことはGoogle先生に聞こう

―どんな人であればセルカで活躍できると思いますか?

山下 私がぶち当たっている壁を解決するためにも、UI/UXが得意な人がきてくれたら嬉しいですね。デザインも ある程度は「お客さんは、こういう風に見るはず」などとロジックで通るのですが、見栄えはどうも生まれ持ったセンスみたいです…。人柄としては、ポジティブシンキングであったらいいと私は思います。解決する努力ができる人。私も、ジェネラリストではあってもスペシャリストではありません。大概のことはGoogle先生が教えてくれるので、安心して下さい。調べても出てこない時はパニックに陥りますが、一緒に頑張りましょう(笑)。

―山下さん個人としての目標を教えてください!

山下 今は任されている仕事が楽しいのですぐにではありませんが、最終的には自分でも会社の経営をしてみたいと思っています。 ITソリューションを提供するような会社としてもいいと思いますし、特にどんな経営をしたいというのがあるわけではないですが、単に面白そうだなと。自分が携わる領域が広いほど仕事って面白いと思うんですよね。 ルールが複雑なゲームの方が面白いじゃないですか?マルバツゲームよりオセロがおもしろく感じて、オセロより囲碁がおもしろいみたいに。

―学生の頃から経営者になりたかったのでしょうか?

山下 「稼げるだけ稼いでみたい」「宝くじで1等当てたい」と思うくらいの、ぼんやりした考えでした(笑)。自分にとって、先が見えてしまうというのが面白くなくて、年収1000万とか2000万とか上限が見えてきてしまうとあまり魅力的に感じないんです。「常に可能性のある領域で挑戦し続けていきたい」と思うようになって、経営をやってみたいと思うようになりました。今後、経営者になることがベストかどうかはまた分からないですけどね(笑)。

―セルカというサービスだけでなく、エンジニアとして活躍している山下さんのキャリアにも大注目ですね!ありがとうございました!

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