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「ユーザーに楽しんでもらいたい」という思いは1つ、2人のiOSエンジニア

アプリケーションエンジニアになるまで

佐藤 : 6年くらい前、デザイン系の制作会社にサーバーサイドエンジニアとして入社したのですが、どういうわけか「Java ができるならAndroidもできるよね」って感じでスマホゲームの制作を依頼されて・・・。経験もなくむちゃぶりのような依頼だったんだけど、2ヵ月で死ぬ思いで作りました。それがアプリエンジニアになったきっかけですね。それからフリーランスになって、まずは業務系のスマホアプリを作っている会社でiOSとAndroidの両方をがっつり。それがはじまりで、そこからいろいろな会社の開発プロジェクトに参画していった感じです。


ダニエル : アメリカの大学を卒業後、写真を専攻していたこともあって、写真家として働こうと思っていました。でも生活できるほどにはならなくて。そんなとき日本に一緒に行こうと彼女に誘われて、今の妻ですね。それで日本にきて、英語の先生のアシスタントとしてアルバイトをはじめるんだけど、そこの学校の仲間がアプリを作りたいって言って。そのとき自分には日本語辞書のアイディアがあった。それからiOSの勉強をはじめました。もちろんアルバイトもしながら。結局その日本語辞書のアプリは上手くいかなかったんだけど、仲間の知り合いに作家さんがいて、その人が本をアプリにしたいってことで。その本のアプリを作ったのがアプリエンジニアとしてのはじめての仕事かな。


そしてGLADDとの出会い

佐藤 : 前の仕事に区切りがついたとき、別の場所でもやってみたいなぁと思ったんです。なので、就職活動をはじめました。就職の第一条件は、SwiftでiOSのアプリ開発ができること。でもこれがなかなかない。まだまだみんなObjective-Cなんですよね。そんなとき、先に入社していた高野さん(現GLADDプロダクトグループリーダー)にGLADDを紹介してもらって。前職で一緒だったってことでたまたまだったんですけどね。そしたら自分の希望条件にぴったりで。第一条件もそうだけど、その他の条件も自分の希望にあっていたから。


ダニエル : アメリカに戻って結婚した後、ニュージャージー州にあるIT会社に入って、2年半くらい営業向けのアプリ開発をやっていました。“スケジュール最適化”という機能のクライアント側を実装したのは、今でも誇りに思っています。それからまた日本にきて仕事を探すんだけど、そのときはゲームを作りたかった。だからゲーム制作の求人募集に応募して面接に行ったんだ。だけどすでにその募集は終わっていて、かわりに「グラムール セールス(現GLADD)」があるよって、エージェントの人にすすめられて。ゲーム制作ではなかったんだけど、成長企業ってこともあってなんだかおもしろそうだなと。



GLADDで働く仲間としての役割

佐藤 : ダニエルも私も仕事の内容はだいたい同じ。iOSをメインにアプリの開発から保守業務までを行っています。私はAndroidもできるので、手があけばそっちもやったりしますね。企画からリリースまでのフローでいうと、プロダクトグループが企画から要件定義までをしてくれるので、それ以降の機能実装・テスト・リリース作業までを担当する感じ。でもまだ社内だけでは間に合わない部分もあるので、外部の方にも手伝ってもらったりして。リモートで進捗打ち合わせをして、日々の簡単なことはSlackでコミュニケーションをとって。


ダニエル : GLADDは開発の環境がすごくよくて。コミュニケーションがオープンだからか、安心して集中できる。席が近いメンバーには直接口頭で話すけど、他部署間でもSlackやメールでやりとりして。不安なこととか気になることもすぐに解決できる。あと、前向きな提案や希望はすぐに受け入れてくれる。この前も個人的に気になっていた勉強会へ行かせてもらったんだ。もちろんGLADDの提供で。


佐藤 : 環境でいうとGLADDはすごくおもしろい。フリーランスのときはIT開発会社と関わることが多かったから、だいたい似たような感じの雰囲気だったんだけど、GLADDでは同じフロアにバイイング&マーチャンダイジング部、技術開発部、マーケティング部、経営管理部、人事総務部とあるので、それぞれが違った雰囲気で。とくにパーテーションとかもなくボーダーレスで、それぞれのチームが切磋琢磨している感じで。


ユーザーが楽しめるようにアプリを育む

佐藤 : フリーランスのときは、仕事のほとんどが納品まで。開発してテストして、ある程度のフェーズまでいったらまた次の開発・テストの繰り返し。それだと作って終わりなので保守ができない。でもGLADDだと保守の作業まで行えるので、育んでいるっていう感じがして、すごくやりがいがある。自分たちで気づいた点はもちろんだけど、レビューであがってきたものや、まわりにいるユーザーからの声を聞いて。


ダニエル : 私もそう。前に営業向けのアプリ開発をしていたって言ったけど、そのアプリを実際に使うユーザーを1人も知らなくて。大袈裟かもしれないけど、何のために頑張っているのかわからなかった。そのアプリは開発のチャレンジとしてはおもしろかったんだけど、自分には営業の経験もないし、ユーザーの気持ちがわからなかった。でもGLADDでは実際に使っているユーザーがまわりにいて、喜びや悩みを目の前で感じられる。それってすごく励みになる。結局、ユーザーが楽しんでくれると自分も楽しいから。



エンジニアとして心がけていること

佐藤 : とくにスマートフォンアプリは、“半年一昔・一年大昔”と言われるくらい技術の進歩がはやい。AppleやGoogleから新しい仕様が追加されていく。アプリの主流やユーザーインターフェイスもいろいろ変わっていく。どんどん新しい技術が生み出されていく。大変だなって思われるかもしれないけど、そこがすごくおもしろい。だから常にアンテナを張って情報収集するんだけど、それはまぁアプリを作る前段として。実際に開発するときは、やっぱりユーザー目線で客観的に作るってことかな。エンジニアとしては大変なことでも、ユーザーが喜んでくれることが大事だから。


ダニエル : そうだね。さっき個人的に気になっていた勉強会へ行かせてもらったって言ったけど、それはMachine Learning(機械学習)に関することで、これもエンジニアとしての情報収集の一環になるかな。他にもVR(バーチャルリアリティー)やAR(拡張現実)にも興味があるけど、まだGLADDで使えるかはわからないね。


佐藤 : 私は今のところiOSにはSwift3、AndroidにはKotlin・Swiftを取り入れたいなって思っていて。こういう希望も受け入れてくれる環境がGLADDにはあるから。そもそも作っているアプリのUIがきれいだったり、最新の動きを入れられたり、そういう部分もGLADDで働いていてよかったなって思いますね。



GLADDと共に描く未来へ向けて

佐藤 : これからのことをいうと、GLADDはまだまだ進化していくよね。今流行っているAI(人工知能)で考えてみてもそう。例えば、画像だけでカテゴリーの紐付けができたり、ユーザーそれぞれの好みに合ったコーディネートが提案できたり。それには膨大な情報が必要になるわけだけど、その情報がGLADDにはある。自社で全てを運営しているGLADDの強みですよね。あと、詳細は言えないけど新規アプリの開発も進行中で。まだまだできること、やりたいことはたくさんあるので、そうなるともっと仲間が増えるといいですよね。


ダニエル : 「多くのユーザーに楽しんでもらいたい」という同じ思いがあれば、それぞれの個性や能力を発揮できる環境がGLADDにはあるから。はやく新しい仲間と一緒に働きたいですね。

インタビュー:山之内

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