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【la belle vie対談 #1】リーダーからみたEコマースの可能性とMD業務の魅力とは

こんにちは。SNS担当 吉川です。
今回は会員数500万人以上を誇るEコマースのMDとして活躍する、新リーダーの2人に対談インタビューを行ってきました。ラグジュアリーブランドからライフスタイルブランドまでパートナーブランドは7,000以上。1つの会社で2つのサービスを運営するla belle vieのMDチームを率いる2人はどのような役割を果たしながら今後の展望について考えるのか。等身大の2人が語るリアルをお届けします。(写真左:H / 写真右:F)


ー2人が入社した理由やきっかけを教えてくださいー

F:僕は2014年12月にGILTに入社しました。高校生時代のアパレルでの販売経験や、ファッションの専門学校での経験を生かした仕事がしたいと考えていて、その志向で色々模索していく中でGILTに出会いました。当時限られた人にしか認知されていなかった海外ブランド/デザイナーズブランドなどを取り扱っていて、そこに魅力を感じたのがきっかけですね。
当時はまだ22歳で社会人としての経験も少なかったのですが、GILTのMDアシスタントとして入社し、ウィメンズを中心にメンズやキッズなど幅広いカテゴリを経験させてもらいました。一緒に働く仲間にも色々な国のカルチャーがあってすごく面白かったし、入社前から憧れの眼差しで見ていた場所は想像した通りの世界でしたね。


H:私は2016年10月にGLADDに入社しました。大学在学中~新卒時代にかけてアパレルショップの店長や店舗の新規立ち上げ、商品のバイイングなどを任せてもらい店舗で様々な経験を積み、今後は本部でキャリアを積んでいきたいと考えていたタイミングでラグジュアリーブランドの人材紹介でヘッドハンティングをやらないかと声をかけていただきました。そこではブランド様の理念や魅力を伝え、関わった方が活躍している姿を見ることにやりがいがありましたが、2つの理由でGLADDへ転職することを決めました。
1つ目は様々なブランドやカテゴリを取り扱うEC業界に展望を抱いたこと。2つ目はブランド様と向き合い、ファッションに対してビジネスと感性の両方の面で携わる事ができる環境で挑戦し、成長していきたいと考えたからです。GLADDはファッション1つでもデザイナーズブランドから国内百貨店、セレクトショップなどテイストの幅も広いため、それぞれのブランドを理解し、年齢やターゲット層に合わせて販売計画を立てる必要があります。入社当時はMDアシスタントとしてカテゴリを問わずに毎月約50-100ブランドのイベントをセットしながら商談へ同行させてもらっていました。そうして徐々に任せてもらえる業務の幅が広がり、MDとしてのキャリアを積んで現在に至ります。


ー入社してから成長したと思うのはどのような点ですか?ー

F:まず1つ目として「データを俯瞰してみる視点と分析力」が養われていると思います。あくまで個人の所感ですが、他のファッション企業では感覚7と数値3くらいの割合で戦略を練ったりするケースが多いのに対し、la belle vieでは逆に感覚2と数値8くらいの割合で数値分析を土台に販売戦略を考える為、数値の部分では嫌でも強化されると思います(笑)
2つ目は目的を達成するために実行していく「実行力」ですね。モール型のEコマースのMDとして「今を捉える商材」を提案するには、常にファッショントレンドを勉強しながら限られた時間の中でスピード感を持って、自分自身が成長していく必要があります。結果を出していくことが重要なので何をするか、どうやってやるのかは人それぞれ。とにかく自らどうチャレンジしていくかを考えて能動的に行動していくことが大事だと思っています。


H:わたしが成長した点は会社目線になり、「売れる仕組みを作ること」だと思っています。他の企業と比べてもla belle vieは任せてもらえる裁量、抽出できるデータ量が圧倒的に多く、それらの数値を分析して、売るための方法やアレンジを自身で考えることができます。また、他部署と連動し、プロモーションを強化するなど部門を横断してより多くのお客様へ魅力的な商材やサービスを提供できる環境が整っています。自身がそのような環境の中でMDとして求める/求められるものに対して100%以上の結果にたどり着くためには、あらゆる情報を正しく整理・分析し、常に最善の手を模索し、きちんとタスクにまで落とし込み、それらにきちんと沿った行動をとりきる事が大切だとより意識するようになりました。

挑戦し続けることで成長角度を高める

ーリーダーに昇格し心境や業務の進め方などに変化はありましたか?ー

F:1番の目的はチームや会社の売り上げ目標を達成する事なので、リーダーになる前と後で特に大きな変化はないですね。目的を達成する事に役職は関係ないと思っています。今のチームメンバーには自分よりも経験豊富な人がいたりするので、マネジメントスキルについて深く掘り下げていくというよりかは自分がスピード感をもって仕事をこなしていきながら、チームとして新しいことにチャレンジしていけるよう立ち回る事が重要かなと。あと、その際にインプット/アウトプットをきちんとできる雰囲気づくりは大切ですかね。


H:わたしは意識面で大きく変化がありました。販売計画の入れ方1つでも、「どうしたら結果に結びつけるのか」「より最適化出来るのか」を常に自分に問いかけ改善していく思考が高まりましたね。例えば、翌年を見据えた年間計画や仮説立てをしそれに対して結果はどうだったのか、きちんとブランドごとに振り返りを行うことでお客様への満足度もより高めていけるように販売商品のクオリティ面も大切に考えています。
もともとMDチームは個人の目的達成の意識が高いため、各々の能力を発揮しながらチームとしても結果にコミットしていけるよう積極的に情報共有を行ったり、現状の課題について周りの意見に耳を傾けるようにしています。会社の目的や意向とすり合わせをしっかりと行いながらどのようにチームで連携を取り、1人1人が今何をするべきか共通意識を持つことで一緒にゴールへ向かっていけるよう、俯瞰的にチームや会社全体を見るようになりましたね。

ーla belle vieのMDとして働くのに必要だと感じる要素とは?ー

F:裁量があるので受け身ではなく、常に新しいことに挑戦するチャレンジ精神がある人が向いていると思います。会社として利益を生み出す必要があるので、アパレルの知見から利益の生み出し方を意識し結果を出していく思考を持っていることや物事に対してストレートに意見を言うことも必要ですね。


H:固定概念や前職などの過去に捉われないこと。営業の側面から課題を解決するためブランド様へ提案を行ったり、年間の販売計画、商材の選定、社内の様々な部署との細かい調整まで多岐にわたる業務を行うためコミュニケーション能力が高く、周囲に対する思いやりも大切だと思います。
Eコマースの展望を見据えながら会社として柔軟に対応していく必要性もあるため、いかにある情報を組み合わせられるかどうかが課題です。「アパレル=トレンド」や「アパレルの概念」だけではなく、数値の面で効果検証している人は伸びしろが違います。今ある業務をこなす人では無く、結果に直結するアクションを自ら取れる人。自己成長するために新しいことに積極的に挑戦したり、「ここまで!」と言う線引きをせずに、自分で戦略を立てることを楽しいと考え行動していけると良いと思います。


MD業務をコンサルと捉え課題解決していくこと

ーモール型EコマースのMDとして働くやりがいとは何でしょうか?ー

F:やはり「ファッション×IT」でトレンドと数値を掛け合わせられることですね。la belle vieは膨大なブランド数を取り扱うので、実際にアクションに対して結果はどうだったのかデータから効果検証しながら「今を捉える商材」を多くのお客様に提案していける点だと思います。あとはやっぱりシンプルにファッションが好きな人は本当に楽しいと思いますね!MDチームでも自社で取り扱っているものから最近注目しているものまでよく服やスニーカーの話をしているので。常にファッションやトレンドに敏感でありながら仕事に直結できるのが面白いと思います。


H:GLADDは特にトレンドを理解していないと売り上げに繋がりにくい傾向があります。やりがいはMD業務をブランドのコンサルと捉えて、営業の側面から1つ1つのブランドが抱えている問題を解決していくこと。ファッションのカテゴリだけでもラグジュアリーブランドからセレクトショップ、百貨店、1つの独立するブランドまで様々なテイストの商品選定や販売計画を行っているので、ブランド様の課題を解決するための方法をお手伝いしたり、会社としての目的を達成していく両方を楽しめるのがやりがいであるのが私の見解です。困ったらla belle vieのMDに相談したくなるような人でい続けられるように日頃からコミュニケーションも大切にしています。

デジタルマーケティングの視点で新たな価値を見出す

ー今後どのようなことに挑戦していきたいですかー

H:MD側の視点として今やるべきことを行いながら、目標数値を上げていくために今後の挑戦の1つにマーケティング施策を強化していく必要があります。ブランド施策を企画・実行しマーケティング部と連動したデジタルマーケティングをMD側としても行っていくこと。新しい取り組みをブランド様へ伝える際には交渉力やプレゼンスキルも求められるので、自分の成長を考えもっと伸ばしていけるように取り組んでいます。


F:Hさんの言う通り、MDチームからの発信を今後より強化していくことですね。MDの発信性を強くすることで営業目線のプロジェクトだけでなく、デジタルマーケティングの視点で会社として新たな価値を見出していけると思っています。



対談中もお互いの業務について情報共有や意見を出し合い真剣な表情を見せながらも、フラットでオープンな話も飛び交うほど和やかな雰囲気の2人。年齢や役職を問わず意見交換が出来るのもla belle vieの魅力の1つです。ファッションからライフスタイル全般まで、トレンドを掛け合わせたEコマースのMDがどのような商材を買い付けブランド様やお客様に新たな提案を行っていくのか今後も目が離せません。
貴重なお話ありがとうございました!



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