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ロジカルシンキングでクライアントが抱える課題の真の答えを探す – アートディレクター/デザイナー・小見太嶺

GIG社員インタビュー第41回目は、アートディレクター/デザイナーの小見太嶺さんにお話を伺いました。

小見 太嶺(こみ たいれい):アートディレクター / デザイナー。独学でWeb制作を習得。約3年間Web制作会社に勤務し、デザイン・マークアップ・CMS構築を一貫して担当したのち、2019年2月にGIGにジョイン。現在はデザイン事業部にて、クライアントワークを行う。

将来への不安から、Web業界へ

――前職ではどんなお仕事をされていましたか?

地方の制作会社に在籍して、デザインからコーディングとCMS構築まで、Web制作に関わるあらゆる仕事を一貫して担当していました。他にもロゴや印刷物のデザインをしたり。制作を分業できるほどの人数体制ではなかったので、一人で全部こなすしかなかったんです。そうした環境では当然分からないことを誰かに質問することができず、仕事にまつわる知識のほとんどをGoogleから教わりました。

――コーディングやCMS構築までこなされていたんですね!そうした中で、デザイナーを目指された経緯を教えてください。

当時はエンジニアの仕事のほうが楽しいと感じていました。難しい実装をこなしたときの達成感がとても気持ちよくて。でも「システムでのHTML自動化が進んでいる今、職としての寿命は短いのではないか」という不安があったんですよね。

その点、デザインは頭の中にある抽象的なものを具現化する、人ならではの仕事なので、まだまだ機械に奪われることはないだろうと考えてデザイナーを目指しました。

――GIGに入社されたきっかけを教えてください。

株式会社LIG(※)のブログで、GIG代表・岩上さんがLIGを退職して新しく会社をつくるという記事をリアルタイムで読んだんです。LIGのファンだったというのもありすごく惹かれましたが、創業時に求められているのは自分よりもっと経験豊富な人材だろうと思い、当時は応募しませんでした。

(※GIG代表・岩上が創業し代表取締役を10年間務めた制作会社)

その2年後に、腕相撲で骨折して右腕が全く動かなくなってしまい、やむを得ず当時の会社を退職しました。1年間の無職期間を経て仕事を再開しようと思ったのですが、地方には仕事が少ないし、人からのインプットがあまり得られずデザイナーとしてのスキルに伸び悩んでいたんです。そこで「これを機に東京に行ってしまえ!」と、思い切ってGIGに応募しました。

小林さん賀川さんが面接官だったのですが、お二人とも優しい口調で物腰も柔らかく、ガツガツしていないところに魅力を感じて、入社を決めました。

クライアントのことを考えている時間が、一番好き

――現在はどんなお仕事をされていますか?

デザイナーとしてサイトやアプリのデザインを制作したり、アートディレクターとしてコンセプトの立ち上げからトンマナの策定などを行っています。

ひたすら手を動かして、なんとなくデザインを作るのではなく、全てのデザインに対して、「なぜこのやり方を選んだのか?」という論理的な根拠をもって取り組む仕事です。抱えている課題の解決を成し遂げるために、最善のアプローチを日々試行錯誤しています。

――仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

人の時間を奪わないこと。自分が使う1分と他人が使う1分なら、後者のほうを価値ある1分として考えています。 例えば、Slackで誰かに確認したいことがある時は、求めていた答えに最短でたどり着いてもらえるよう、予め選択肢を提示した上で確認を送るように意識しています。何往復もすれば同じ答えにたどり着くけれど、その往復分だけ相手の時間を奪ってしまうので。

あと、誰がやるかの分担が難しいような仕事は、できる限り引き受けるようにしています。そうしたほうが、また一緒に仕事したいなって思ってもらえそうじゃないですか(笑)。

――仕事に対してやりがいを感じる時はどんな時ですか?

月並みですが、完成したサイトデザインを見てクライアントに喜んでいただけた時や、数字として結果が現れた時です。クライアントが抱える課題についてひたすら考えて導き出されたデザインが、お問い合わせ数や売り上げに結びつくと嬉しいですね。

あと、プロジェクトメンバーが指名でアサインしてくれた時はすごく嬉しかったですね。デザイン提案の場での論理的な言語化力を評価してくれたのかなと思っています。

――会社の雰囲気はいかがですか?また、実際に働いてみて、入社前とのギャップはありましたか?

最高ですよ(笑)。みんなとてもフランクで仲が良いし、会社に行きたくないなんて思ったことがないですね。良くも悪くも、「学校みたい」ってみんなが口を揃えて言ってます。人が良くて平和に働ければそれでいいなと思っていたのに、「めっちゃ楽しい」がオプションでついてきた感じです。

入社前とのギャップでいえば、まさか第一線で仕事を任せてもらえるとは思っていませんでした。手取り足取り仕事を教えてくれる絶対的な先輩というよりは、自分から積極的に提案と相談をして仕事を一緒に進めていく先輩が多いので、自分でどんどんスキルアップしていく必要があります。 絶対的な先輩を求めて上京したというのもあるので、そこには多少ギャップを感じました。

チームで働いているからこそ、人の意見をもっと聞いていきたい

――デザイナーとして成長を実感された点を教えてください。

前職ではずっと一人で仕事をやってきたので、人に意見を聞くという習慣がありませんでした。だからGIGに入社した当初は、自分が持っている意見と異なる意見をぶつけられた時に一旦受け入れるということができなかったり、心の中では「確かに...」と思っていても素直になれなかったりしていたんですよね。

でも最近は、人の意見をまずは素直に受け入れて、それから落ち着いて議論できるようになりました。もらった意見に対して憤るのではなく、すぐに頭を切り替えて次の一手を考えられるようになっています。

ー今後どういった人が活躍していくと思いますか?

GIGだけでなくどんな場所でも求められることではありますが、能動的に動いて、自分から手を挙げられる人が活躍していくと思います。

「今こんな勉強をしています」「こんなことに挑戦しました」ということを積極的に発信できる人は、いろんな仕事を任されています。そしてその任せられた仕事によって、たくさんの経験と知識を得てさらに活躍しているイメージがありますね。

その経験と知識の多さが、クライアントからの要望に対して柔軟に対応できる強さとなり、次の仕事へつながっていくんだと思います。

――ありがとうございました!


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