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"オンラインハッカソン"の流れを一挙公開!エンジニアの交流に有効!

  • 2021年5月16日
  • 最終更新: 2022年2月18日

コロナ禍でオンラインハッカソンを実施しました

ゴールデンウィーク期間中に、ガイアックスの有志のエンジニアが、オンラインでハッカソンをおこないました。
今回は、その流れとイベントの様子をご紹介します。
このイベントの発起人は、ちゃんゆーこと広島でリモートワークをして働く中村 優(なかむら ゆう)さんと、良いものに触れたら、自分でもつくりたいと思うのがオタクの性!極めるとラーメンまでスープからつくられるという 松下 庄悟(まつした ごだん)さんのお二人で企画&開催されました!

中村 優
ソーシャルメディアマーケティング事業部 エンジニア
2017年にガイアックスインターンとして入社して、ソーシャルメディアのデータ解析基盤の構築と保守運用を行っている。
当時、インターン生として初のフルリモートワークにも挑戦し、正社員として入社後も地元広島で働いている。

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松下庄悟
ソーシャルメディアマーケティング事業部
1995年生まれ 神奈川県出身。中学生時代にゲームプログラミングを通じてプログラミングの門をたたく。 その後、横浜医療情報専門学校に入学し在学中は各所のインターンでWebサービス開発などに従事。2018年ガイアックスに入社。現在はソーシャルメディアマーケティング事業部で開発と動画制作の傍ら技術同人誌の執筆や同人映像制作などをしている。

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このハッカソンは、ゴールデンウィーク中にガイアックスの有志のエンジニアがさまざまな部署から集まり、アイディア出し〜プロトタイプ開発までチームとなって2日という期間の中で実施しています。もちろん、参加は無料です。
今回は、ガイアックスのソーシャルメディアマーケティング事業部、開発部、スタートアップスタジオ、管理部の4部署のエンジニアが集まりました。

ということで、今回は飛び入り見学させていただいたハッカソンの様子を最終発表の様子を中心におつたえします。

今回のオンラインハッカソンテーマのテーマは「つながり」

今回のハッカソンのテーマは「つながり」。
「人と人をつなげる」ことを会社のミッションにしている「ガイアックスっぽい」テーマだなぁ と感心してしまいました。
まずは1日目は、アイスブレイクとアイディアだし、そしてチーム決めと中間発表。



テックイベントのアイディア出し方法

アイディア出しはジャムボードを利用!
「つながり」をテーマに作りたいものを個人でまずは黙々と付箋に書き出していきます。
1人5分くらいでテーブルごとにアイディア出し。話を聞いてアイディアが浮かんだら途中で付箋を追加するのもOKです。そして、ハッカソンで発表したいと思ったアイディアに1人1票投票していきます。



この時点で、今回のハッカソンで何を作るか?が決定しました。

メイティスチーム : PDF出力機能付技術執筆テキストエディタ
(メンバー:ちゃんゆー、庄悟、ほた、つちかわ)
アイムソーリーチーム : けんかしたときにうまくあやまれない時に使うアプリ
( メンバー:佐々木喜人、西山凌太)
尾形鉄次 : Yahoo!TV番組のGoogle Calendar
峯荒夢 : ピンクリボン運動

1日目の昼休憩が終わったら、どんどん開発に進みます。
17:00-18:00の中間発表が終わった後も、もちろん引き続き開発作業が続きます!!!
猛者は、夜中の3時まで開発をしていたそうな。
2日目は、17:00から最終発表です!
最終発表をしてどんなデモができたのかを発表します!!!



ハッカソンの成果物をオープントークで最終発表

ハッカソンでは、4チームが発表し、そのアイディアとプロトタイプのデモ発表をおこないました。発表の間もしばし和みムードで、「こんな技術があるから、この場合は使えるかも?」と狙い通りに「技術を通して新たなつながり」ができているなぁというのが印象的でした。
それでは、2日間で出来上がったプロトタイプをご紹介します。

執筆支援ツール|メイティスチーム



「メイティス」チームは、技術書執筆支援エディタ「Metis」を開発しました。
この技術により、文章校正ができ、表紙画像の設定や技術書をPDFに生成できるアプリです。実際に次の技術書店の本をアプリを通して作ってみるのだそう。
実際にこのアプリをつくって見て「ここまでできると思わなかった」や、「ツールを作って技術書を作るって再起的でいいね」という話が出ました。
たしかに。仕事が効率化してる感がありますよね。

リ・ボ・ン|峯荒夢

次の発表は、ピンクリボン運動でお馴染みの「リボン」のプロトタイプ。
「助けて」と「助けたい」をつなぐアイディアです。
インターネット上で完結する今話題のNFTを使い、誰でも簡単にこのリボンをデザインをできるように構築されたシステムで、リボンを作るエディターから、リボンが自動生成できるようになります。
ユーザーは、リボンのデザインを選び、線の色を変更したり、画像を挿入したり、文字を入力することが可能!



技術的な側面からは、JavaスクリプトのCANVASを使用してみたらなかなか使用感が良かったとのこと。
将来的に、1本1000円でリボンを人に売り、寄付がユーザーにたまる仕組みをつくり、今回のプロトタイプをNFTとして販売できたら…と思っているそうです。
実際、今リボンを作ろうとすると1100円かかるというのを調査されたそうなので、現状より100円安価に作ることができますね!

Yahoo!テレビの番組をGoogleカレンダーへ登録|尾形 鉄次

以前、尾形さんが作成された「Yahoo!テレビの番組をGoogleカレンダーへ登録」という Chrome 拡張があったそうなのですが、2021年に入ってからYahoo!テレビの大幅リニューアルの影響で機能しなくなってしまったとのこと。
そこで、今回は、Manifest V3 というChrome拡張の仕様を使い、Chrome 拡張をアップデートするため、開発を進めました。

残念ながら、プロトタイプ開発完了前にハッカソンの終了時間がきてしまい、タイムオーバーに。
ただ、このプロトタイプ発表の後、さまざまな人の意見が飛び交い、HTML に埋め込むのではなく、Chrome の拡張機能バーにボタンを追加してアクションを実行させたり、右クリックから拡張機能のアクションを実行させたりするのはどうか?といった意見が出てきて、すぐさま次にに「つながる」動きが見えました。
冒頭で発表のあったMetisについて、「正規表現」について課題があったという話に対しても、尾形さんからアドバイスが飛び交ったりと、ここでもエンジニア同士が「つながっている」なと思わされました。

アイアムソーリーヒゲソーリー|アイムソーリーチーム

このチーム、衝撃的だったのは、チームメンバーに小学生がいたこと。
実は、ガイアックス執行役の佐々木喜徳さんのお子さんの喜人くんが今回のハッカソンに参戦。彼がアイディアなど考え、アイディア出しと技術的な開発を22卒内定者の西山くんが実施するという構成になっていました。
気になるプロトタイプの内容は、謝り方の一例を喜人くんが動画になって提示してくれるアプリ。
この「アイアムソーリーヒゲソーリー」という題名も喜人くんが考えたものなのだそう。
質問をスワイプして、答えていくと、最後はYoutubeに登録された喜人くんが謝る動画が出てきて、それを参考に謝れるというものなのだそう。かわいいですね。



技術的には、Futterを使い実装。そして、Youtubeにアップロードした動画は、SODAで撮影し、Capcutで編集。最近のCapcutの自動字幕生成は、精度が高いので、短時間で動画制作もできて効率的。



最後は、喜人くんが遊びに行ってしまったため、できたアプリを本人にも確認してもらいたい、という話で発表が終了。
発表後には、Flutterを使ったことがなかったので、自分も使ってみたくなったという声や、プラグインを入れているからAnalyticsもしやすいという話にも波及しました。

さいごに

最終発表が終わると、オンラインで引き続き懇親会が実施されたそうです。
最終発表の最後でも、普段の開発より楽しめて作業できた気がするなど、さまざまな部署のエンジニアの方が楽しんでハッカソンで技術開発をされていたんだな、というのが伺える社内ハッカソンでした。
冒頭でふれた、このハッカソンのテーマ「つながる」も見事に達成されたイベントだったなと感じました。また、今回のハッカソンでは審査や賞など優劣をつけることなく、イベントはクローズされました。それは、一緒に開発することや発表での質疑応答を通して、お互いがつながりあい、自分の心の満足度という勲章で十分なのかもしれませんね。


ガイアックスのエンジニアの企画するイベントなどに興味がある方は、お問い合わせもお待ちしております。
TwitterのGaiaxTechのアカウントにDMをお送りいただくか、team-er@gaiax.com 宛にご連絡ください。
なお、ハッカソンの様子はガイアックスエンジニアブログでも詳細にレポートされています。気になる方は こちら からクリックしてのぞいてみてください。
この社内ハッカソンを企画したガイアックスでは、エンジニアの採用も募集しています。
社員という働き方だけではなく、有給インターンや業務委託、もちろんエンジニア以外にビジネス職もあります。
ガイアックスに興味がある方は、以下のオンライン座談会で気軽に採用メンバーと話をすることが可能です。どんな会社なのか気になるので まずは話を聞いてみたい!という方は、以下からアクセスしてみてください!

ライター:遠藤桂視子

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