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《メンバー インタビュー♯1》相馬社長に建築業界のIT化について聞いてきました

こんにちは、株式会社アーキテックプランニングのシステムソリューション事業部でSEとして働いています山田と申します。

今回はWantedlyユーザーの方々にアーキテックのことをより知って頂く為に、相馬社長へのインタビューを実施しました。2003年に札幌で株式会社アーキテックプランニングを立ち上げ、18年間会社を引っ張り続けてきた相馬社長に仕事への考え方、IT化の取り組みなどについて語ってもらいます。

未だに紙やFAXで仕事をしている会社はいずれ淘汰される

ーーアーキテックは建築の中小企業の中でも、いち早くグループウェア(サイボウズ)を導入したり、リモートワーク、クラウド管理、ITツール活用も社長が一番積極的に推進しており、仕事への考え方が柔軟で先進的だと思っています。今回は主に業務のIT化に取り組もうと思ったきっかけについて聞かせていただけますか。

相馬:グループウェアの導入は、サイボウズ青野慶久社長のインタビュー動画を見てこれはいいなぁと思ったのがきっかけでした。当時社員数は7~8人しかいなかったのですが、数年後30人くらいになったときグループウェアがあれば便利だと思ったんです。

ーー導入したのは2010年ですよね。

相馬:当時はまだクラウドって何?みたいな時代だったから、うちが導入したのは早い方なんじゃないかなぁ。WEBで業務を管理する便利さは11年やってきてよくわかってるし、逆にサイボウズが無ければどうやって仕事を行えば良いのかと思うくらい今では当たり前のものになったよね。WEBで仕事をしていない会社は近い未来に衰退していくという確信はあるかな。特に建築業界においては。

ーーこの業界では2021年になった今でも紙やFAXを使っている会社が多いですもんね。

相馬:建築はいろんな業種が交わっているコングロマリット的な業種で。工務店があり、設計事務所があり、営業所があり・・・。色んなジャンルの人が集まって一つの仕事をする時、電話だのFAXだのでつなぐのは明らかに効率悪いよね。そうした非効率な所を改善しようとサイボウズを使ってみたら、これは便利すぎると(笑)。

自社でクラウド型現場管理システム「すごいよ山下くん」を開発する事に

ーーそうした経緯でWEB上で仕事をする意識が高くなっていった結果、2018年から「すごいよ山下くん」を開発することにつながったわけですが、自社で作ろうと思ったきっかけや理由を聞かせていただけますか。

相馬:自社開発のきっかけは・・・まぁ売っていないなら自分で作るしかないと思った(笑)。作れる自信もあるから作った。作る前から頭の中に構想はあったから、あとはもう動くだけだったね。


すごいよ山下くん」とは工務店やハウスメーカーの見積り、実行予算、発注、請求管理など施工管理業務をWEB上で一元管理できるソフトです。書類管理、グループメッセージ、PDCA検証、電子発注などの機能も搭載し、工務店の時間効率と生産性を大幅にUPにします!


相馬:山下くんには建築に必要な書類はほとんど入っている。そこにコメントなどを添えてコミュニケーションが取れる。それを社内だけではなく、社外とのやり取りにも使える。これを使わない手はないでしょう(笑)。うまく使ってくれれば俺が昔サイボウズを使った時のような、カルチャーショックを与えられる自信はある。

考え方ではなくやり方を変えるために

相馬:開発し始めた理由については・・・例えば工務店の利益率の管理を考えたとき、家を売る価格だけでは管理できない。工事の発注価格と売る価格の両方を管理しなくてはいけないんだけど、工事担当者は現場を治める事ばかり考えていて、利益率なんてはっきり言って見てないわけ(笑)。

ーー(笑)

相馬:そこをどうにかしないといけなかったけど、そもそも人の意識改革をするのが嫌いで(笑)。好きじゃないものを好きになれっていうのはおかしいし、好きじゃない人にやらせるのもおかしいんだ。

ーーその作業を好きでもない、慣れてもいない人間にやらせるのは非効率的であると。

相馬:そうそう。「いいか、利益率はこういうわけで大切なんだぞ」と言い聞かせても、嫌いなもんは嫌いでしょと。そういう教育の仕方はしたくないし無意味だから、もっとシステマチックにやったほうがいいと思ったんだ。

ーー建築業界ってやっぱりそういう所が多いんですか?利益は二の次だ!みたいな。

相馬:多いね。売り上げが達成できないなんて頭抱えてるのは支店長だけであって、その下の社員は誰も考えていないのが普通だと思う。まぁそれを悪いとは言わないけど、結局自分に関係ないものは考えない。サラリーマンってそういう生き物です。ただ俺だって自分のことしか考えてないし、社員も自分が稼ぐ事しか考えていない。そこを無理やり変えようとして失敗してきたのが今までの会社じゃないのかな。だからみんなの考え方ではなく、仕事のやり方そのものを変えていかないとダメなんだ。

ーー山下くんが仕事のやり方を変えるためのツールである、と。

相馬:山下くんがレールを敷くことで、自然と皆の仕事への取り組み方が変わってくる。利益率なんて興味ない社員、ただ作業として家を作ればいいと思っている社員、設計ならただ確認申請が通れば良いと思っている社員、それらは本来住むお客様のためにやってるんだけどね。でも最初のうちはそれがわからないから、まずは山下くんを通して目の前の仕事を徹底的にやってもらう。

ーー山下くんを使えば結果的に利益率も上がり、お客様への意識も育まれていくシステムであると。

相馬:ゆくゆくはそうしたプロ意識が身についてくるんだけどね。お金を稼げるようになり、その先の事も考えるようになったら、お客様満足度がどれだけ大事なのか、自分の担当作業が全体の中でどの工程に位置しているのか、利益率への意識などが段々腹に落ちてくるはず。でも初心者にそれを口で言っても通じないから(笑)。山下くんによって効率化された作業の中で身に着けて行ってほしい。


やる気のある人が稼げる環境を作りたい

相馬:自分が21、22歳の時に大工やったとき、熟練の大工でも出来ないような事を一人で出来まーすって請け負ったはいいけど全く出来なくて(笑)。OJTの過程でやっぱり教わる側は上司に質問しずらい空気があるわけで、真似するしかないというか、みんなが帰った後現場に戻ってどういう仕組みで作られているのかを盗みまくったんだ(笑)。

ーー職人さん的な「仕事は見て覚えろ」を地でやっていたのですね。

相馬:でもそのおかげか1年目から年配の大工と同じくらい稼いでたし、二年目はもっと稼いだね。稼げるようになると楽しい。でもサラリーマンだとそういうのは難しいんだ。黙って会社行って善人そうな顔してりゃ給料入ってくるんだから(笑)。ガツガツしてないんだよね。

ーー(笑)

相馬:その環境がそもそも悪い。そこを変えていきたくて山下くんを作ったんだ。山下くんによってWEB上で作業を一元管理をすることで、誰でも全ての工程を見れる環境になる。自分に関係ない業務でも履歴をいつでも確認できるし、どんどん技術やノウハウを盗んで工夫しながらやれば、年間15件しか出来なかった仕事を20件出来るようになる。そういうやる気ある人のための稼げる環境をまず作りたかった。

ーー長くなりましたので今回はこの辺にしましょうか。次回も相馬社長へのインタビューの続きをお届けします。

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