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「確定申告モンスター」で確定申告をポジティブなものに!——freeeの確定申告2021 vol.1

こんにちは。
採用広報の西木です。

確定申告の期限(4月15日)が過ぎました。
個人事業主やフリーランスの方、副業会社員など、そのほか確定申告をした方、本当に本当にお疲れ様でした。

さて、今回は、freeeの2021年の確定申告の取り組みについて綴りたいと思います。

freeeは、今年『確定申告モンスター』『頑張った申告』と、二つのキャンペーンを仕掛けました。

この記事では、『確定申告モンスター』の仕掛け人である freee brand studio ブランドプロデューサー・浅井にインタビューをし、キャンペーンに込めた想いや戦略を聞いてみました。

浅井有美(あさい ありみ)

リクルートコミュニケーションズで広告ディレクター、代理店でイベントプロデューサーを経て、2018年freeeにjoin。”asobiba”などfreee初の大型ユーザー向けイベントの立ち上げや、スモールビジネスという生き方を映画で伝える「スモールビジネス映画祭」のプロデュースなど、freeeのミッションへの共感を広げ仲間を増やす体験づくりに邁進中。
好きな食べ物と飲み物は、唐揚げとアイスクリームと白ワインと蕎麦湯。

確定申告モンスターとは……

「確定申告モンスター」は、ゲーム感覚で確定申告を楽しく学べる完全オンライン参加型コンテンツ

確定申告をRPGに見立て、面倒な箇所、つまずきそうな箇所、複雑でわかりづらい箇所など、各フェーズにモンスターを配置しました。

一つ一つクリアすることで、いつの間にか確定申告の流れが理解できます。

(実際の画面はこちら↓↓)

どのステージにも動画が埋め込まれており、モンスターが気をつけないといけないポイントを説明してくれます。

埋め込まれたモンスターの例

ワカラン・コワイン(そもそも確定申告という言葉を聞きたくない人に、簡単に説明してくれる)
ドコマデケイヒーン(どこまでを経費と考えるべきか教えてくれる)
アマタノコウジョ(数多ある控除を整理して教えてくれる)

可愛いモンスターたちが色々と教えてくれます。

(↑↑ドコマデケイヒーン)

さらには、確定申告モンスターの歌も登場!

全11体のモンスターたちが、謝罪会見風のシチュエーションで、歌に載せて、”謝罪”と”確定申告あるある”をお伝えしていきます。

・そもそも帳簿はなんなのさ?
・どこまで経費になるのかな? 自分で決めるのちょっと不安
・帳簿の期ズレにご注意を 納税額も変わっちゃう
・税務署には長蛇の列 バーゲンよりも混んでる

などなど、ポップなフレーズで確定申告についての難しいイメージを取り払ってくれます。

また、確定申告モンスターが暮らすモンスター島の横にはfreee島があり、ここでは個人事業主同士がコメント機能を使って、確定申告にまつわる情報交換ができます

またコメントをツイートすると、確定申告モンスターラベルの限定「UCHIAFE! BEER」が当たるチャンスも。

この一連の取り組みが大まかに『確定申告モンスター』。
浅井は、その根底には、2020年に始まった『確定申告FES』の流れがあると言います。

浅井「昨年始まった『確定申告FES』は、確定申告をみんなのお祭りにするプロジェクト。

確定申告は『面倒くさい』『よくわからない』など、負の感情とセットに語られがちですが、本来は1年間の事業を振り返る行事です。そこでfreeeは、『確定申告=1年間頑張ってきたことを讃える機会』だと考え、『達成感』や『楽しさ』が広がり、『次の新しいチャレンジを応援し合う日に変えていく』体験にするために取り組みをはじめました。

初年度の2020年は、笑いと音楽の力で、確定申告を楽しく学び、一体感と達成感を味わえるリアルイベント『確定申告FES2020』を六本木ヒルズアリーナで開催しました」

ー今年はなぜモンスターに?

浅井「コロナの状況もあり、オンラインでの実施は必須条件でした。また人の多い税務署に出向くのを避ける事業主も多いと予想しました。それではオフラインイベントのようなライブ感を作るのは難しい。

それでも楽しさ、身近さ、やってみたいという気持ちなど、確定申告をポジティブなものにしたいというコンセプトが強く伝わるコンテンツでないといけない。

そこで今年は『わからない』という気持ちを『わかる!』に変えられる、楽しい学びを提供し、家で楽しみながら確定申告が終えられる体験をデザインできるように心がけました。また確定申告の期間も例年より長いことから、長期間体験してもらえるコンテンツにしたいと。

さらにミーティングを重ね、『確定申告の負の要素を何かしらのモチーフに変えてみよう』と決めて、ゲーム感覚のコンテンツを作ることにしました。最終的に複数の候補の中から『かわいくてにくめないモンスター』を選びました」

ー準備段階で苦労したことは何でしょう?

浅井「『学び』を軸に、コンテンツをどのようなレベル感でつくっていくか、どんなトピックが必要か、というところはとても慎重に作りました。

確定申告の説明や書類をみて『わからない』と思ってしまう理由って、そもそも言葉がわからないということが多分にあるのではないかと考え、『確定申告モンスター』では確定申告ででてくる言葉の概念を簡単な言葉で解説しています。

また文字が多いと読む気がなくなるので、動画やイラストで表現したり。初めて確定申告に取り組むひとがスイスイと読め、理解できるということを目標に作っていきました」

ーモンスターのデザインや世界観はどのように作られたものなのでしょう?

浅井「オンライン上で、『FES』体験としての『確定申告モンスター』を伝播させるためには、とにかく突き抜けたコンテンツでないといけないと感じていました。

モンスターは、実際にゲームのキャラクターデザインを行っているクリエイターさんに細部までデザインしてもらい、コンセプトや小さな挙動まで、こだわって作っていきました。

結果的にすごいクオリティの高いものに仕上がり、今年だけと言わず、使い続けられるものになりました」

ー確定申告期を通して、どのような影響がありましたか?

浅井「SNS上でとてもポジティブなコメントがたくさんありました。

中には『来年も確定申告楽しみになった』『確定申告、最高!』と言ってくれる方もいて、やった甲斐があったなあと(笑)。

昨年のオフラインでやったフェスイベントとは異なり、全国どこにいても体験していただけるので、比較すると、30倍の方が体験してくださったのも良かったです。オンラインのメリットをいかしきり、新しい確定申告の体験を広げることができたと思います」

(確定申告モンスターラベルの限定「UCHIAFE! BEER」の梱包をする浅井)

ー最後に、確定申告を終えた人にメッセージをお願いします!

浅井「確定申告、そして2020年度の事業お疲れ様でした!

コロナで様々な困難や思いがあった1年だったと思います。確定申告を一つの節目として、2021年の事業や、やりたいこと、好きなことにますます力強く進んでいく姿を想像して、自分も勇気をもらっています。

freeeは今後もプロダクトやコンテンツで、個人事業主の皆さんのかっこいい生き方を応援しています。確定申告FESも、さらに来年パワーアップしてかえってきますので、お楽しみにしていてください!」

次回は、今年行ったもう一つの企画『頑張った申告』について特集します。

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