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タイムマネジメントとは

社会人で必ず求められるタイムマネジメント。

私たちは時間をうまく管理するために、 目標をたて、計画をする。しかし、実行ができない。

なぜできないのか実行するにはどうすれば良いのかを考えていく。

タイムマネジメントの発展過程は4つの世代で分けられる。

第一世代は、メモやチェックリストを使って予定や内容を忘れないようにする。

第二世代は、カレンダーやスケジュール帳によって計画を管理する。

*一般的な日本のサラリーマン戦後ずっと第二世代で管理をしている。

第三世代は第一世代、第二世代に「目標」を付け加えた世代である。

目標の達成のために時間とエネルギーを割いてきた。

しかし、目標をたてブレイクダウンして将来のために今日はこうあるべきだと考えると、

途端にプレッシャーになる。そのため多くの人にとって目標を達成するためにやらなければいけないリストになってしまうのである。

第四世代はこれを解決するために目標の前に「目的」を置く。

*Why→Whatの順で物事を考えていく。

これが一番重要で「なぜそれをやるのか」それが自分自身の中の価値観と紐づいているかどうかである。

もう一つは「バランス」が重要である。

バランスは人間関係のバランス、自身の能力と目標のバランスになる。

今までのタイムマネジメントは自分自身で完結をしているないようになる。

しかし一人でできることには限界が当然ある。

より良い結果を得るためには相乗効果を発揮していく必要性がある。

そのために人間関係のバランス、そして自分自身が「継続」して取り組むことができるために、自身の能力と目標のバランスが必要になる。

ここまでは各世代の特徴を述べてきたが、 ではどういった違いがあるのか。

第一世代は実行に着目し、第二世代は計画を立て、第三世代はそれに目標を入れた。

第四世代ではタイムマネジメントの目的を考え、役割のバランスを考え、他者との相乗効果を考慮し、かつ自分自身の能力と目標のバランスを考え、継続していくことを考えていくことが大きな違いである。

ここでの目的とは「ニーズ」「才能」「情熱」「良心」この4つの側面から考えていく必要性がある。

周囲に自分のニーズがあり、自身にそれを成すための才能や情熱があり、良心が成すべき方向であると判断できる全てが重なったところが「目的」になる。

*ニーズがmust、才能がcan、情熱がwillに当たる。

実際の時間管理をする際はマトリックス図を参考に考えるべきである。



そして実際に計画を立てるときは第二領域に入ることを優先的に組むべきである。

*他の項目はいずれ強制的に誰かからやらされる。もしくはしなくても問題ない内容のため。

第二領域を考えるときは役割のバランスと自身の能力と目標のバランスから考えていくと良い。

自分自身のニーズと成長を肉体的、精神的、知性、情緒から見出し、タイムマネジメントに組み込んでいけると良いだろう。

そしてタイムマネジメントをするときにコントロールをするべき対象は”時間”ではなく”出来事”である。

なぜなら時間は出来事が連続して成り立っているものであるので、出来事をコントロールできなければ時間をコントロールはできなくなるからである。

自身が一番大切に出来事を1日の中で1%でも継続してできるようになる、そうなると自ずと自分自身に自信が生まれ、将来大きな成功をつかむことができるはず。

第四世代の目的はまさにここにある。

だからこそ、一番大切なものを見つけ、1日1%でもいいからやり続けていくこと からスタートしよう。

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