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どうして危険を省みず、通勤用の自転車貸与をはじめたのか?

曽根田です。
私はジムに通っているを尊敬します。
というのは私自身、何度かチャレンジしたことがあるのですが、どうしても足が遠のいてしまう。(めんどくさがりです)

きっかけはダイエット競争

でも、いい年になり、運動しないとまずい状況になっているのもひしひしと感じていました。
そんなときに、たまたま社内でダイエット競争が勃発。
ジムは続かないので、生活に運動を組み込まねばと、自転車通勤を恐る恐るやってみました。


初日から2週間はかなりつらかったですね。太ももがパンパンになって、眠気も・・・
でも1か月もすると、まったく苦にならなくなりました。
そして、減量効果も大きく、無事に競争で勝利を収めました!
さらに嬉しいことに寝込むような病気になることもなく、かなり健康的な生活を過ごすことができています。


健康は人生と仕事を左右するから

仕事の成果は長い目で見れば健康に左右されます。
健康であれば、意欲も湧きます。
そこで、メンバーたちに健康であってほしいという思いから、

「チャリーズ・エンジェル」

というネーミングで自転車通勤を支援することにしました。
ちなみに、同名のアルバムが出ていることを後から知り、後塵を拝すことになりましたが、覚えやすいと思うので、そのまま使っています。
https://recochoku.jp/album/A2001727916/


「危ないよ!何考えてるの!?」という意見はもちろんいただきました。
ただ、自転車通勤のメリットとデメリットを比較し、この福利厚生を始めることにしました。


自転車通勤をする14のメリット


1 日常生活に有酸素運動を取り入れているので健康を維持できる

何と言ってもこれが一番。意識するしないに関わらず、毎日運動できるのは健康増進になります。
思い立ったら、ではなく日常生活に組み込んでいることが一番のポイントです。

2 ランチで遠出ができる

ランチの移動時間をMAX10分と考えると、徒歩と自転車では数倍の距離差がでます。
ランチのバリエーションが数倍に増えます。自転車仲間といっしょに行けるといいですね。

3 街の散策がしやすい

会社から家に戻る際に、いろいろな道を通ることで道に詳しくなります。
そして、こんなところにこんなお店があったんだ?と新たな発見がしやすくなります。(私は自転車でパンで有名な田原町のペリカンを見つけました)

4 満員電車に乗らなくて済み、スッキリと仕事を始められる

私がこれを書いているのは、ちょうどコロナが蔓延している時期です。電車と違って3密とは無縁です。
そして、満員電車に乗らなければ、就業前に疲れる、といったこともなくなります。

自転車通勤を初めて2週間もすれば、体は慣れて仕事にならない、ということはなくなります。
むしろ血流が良くなり、前頭前野という脳の部位が活性化されそうです。ここは、記憶力、認識力、集中力などを司る部位でもあり、同時に活性化されて仕事に好影響を与えるようです。

5 無心になって漕ぐので、精神的なリフレッシュできる

毎日、意図せずいろいろなことを考えてしまう私たち。いいことだけを考えていればいいのですが、そうとも限らないのが人間です。
自転車に乗っていると、無心になって漕ぐことに専念します。他のことは考えられません。この、消極的な考えに心が脅かされていない状態でいる(瞑想に近い)状態は、心の健康を増進するために大切だそうです。

6 食事制限も加えれば、ダイエットができる

プラスが小さくてマイナスが大きくなれば、結果はマイナスになります。
食事制限のコツは別でまたご紹介します。

7 自己管理できる人だと認識してもらえる

アメリカなど欧米では、肥満の人は自己管理ができていないと認識され、それだけで信頼感を損なうようです。
あまり意識していませんでしたが、ストイックですねと言われることが多くなりました。

8 地球にやさしい

石油はもちろん、電気さえ使わないので、車両の中では最もエコです。

9 休日も自転車で遠出をして行動範囲が広がる

土日に遠出がしたくなります。小学生(当時2年生)の息子と16キロ以上ある若洲海浜公園まで自転車で行く、ということをしました。この記事を書いている時の夢は、息子と自転車で那須まで行ってキャンプをすることです。

10 通勤手当が減り、所得税率、社会保険の料率を抑えられる

あまり意識されないかもしれませんが、通勤手当があることにより、所得及び標準月額報酬がかさ上げされ、税率、料率が上がります。
手取りが増えないのに、控除率だけ上がってしまうので、通勤手当をもらうと手取りが減るというパラドックスが発生していることにお気づきでしょうか?(詳しくは社労士のご友人などに聞いてみてください)

通勤手当がなくなれば、税率、料率は適正水準に戻りますので、結果として手取りが増える可能性があります。

11 QOLが高まる

健康でいる時間がながければ、それだけ自分がやりたいこと、やってみたいことに時間を充てることができます。

12 睡眠の質が高まる

適度な運動をすると、睡眠の質が高まるのはもう常識ですね。
ぐっすり眠ることができるので、日中も爽快な気分で過ごすことができます。

13 自分の人生への主体性を取り戻すきっかけになる

もともと自転車好きの人には言うまでもありませんが、自転車通勤は自分の意志で始めます。
遅刻の言い訳ができなくなるし、1日の天気の変化や気温、どのように時間を使うのか、走行中の危険性など注意を巡らせる必要が出ます。

大げさかもしれませんが、便利な世の中で流されるままに人生を送る人にとっては、人生への主体性を取り戻すきっかけになります。

14 全てを失っても「最後はウーバーイーツがある」という安心感を得られる

自転車通勤で鍛えていれば、最悪、今の仕事を失っても何とかなります。


次にデメリットです。

やっぱりあります。5つのデメリット

1 危険と隣りあわせ

自転車通勤の一番のリスクです。
スピードを出すためには車道を走ることになります。
バイクと車、トラックの脇を走行するので、常に危険と隣り合わせになります。

ただ、最近はかなり自転車の方も増えていて、自転車用のレーンもできていますので、追い越しで無理をしなければ危険は大分少なくなっています。
なお、タクシーの乗客ピックアップの急停車にはくれぐれも要注意です。

2 飲酒運転はダメ

法律的にアウトです。自転車を押して歩きましょう。酔い覚ましの運動としてもよいです。

3 雨の日は乗れない

乗れない、ってことはありませんが、自転車がかわいそうです。(すぐ錆びる)
道具を大切にする心を持ちたいですね。
また、事故のリスクも高まります。
雨の日は潔く電車で。

4 夏は暑く、冬は寒い

四季折々の気候を感じられるし、体の免疫力・抵抗力が高まるので私にとってはメリットですが・・・。冬でも汗をかくことができますよ。

5 整備する時間が必要

快適に走るためには、こまめなケアが必要です。
私はそこまでこだわっている方ではないものの、月に1回1~2時間は自転車の整備(主に掃除)をしています。


一緒に人生を充実させるために

メリットとデメリットを比べてみたら、安全運転さえ徹底すればメリットのほうが断然大きい。
そして、会社の仲間たちにも、充実した人生を過ごしてほしい、という思いから、「チャリーズエンジェル」通勤自転車貸与制度を開始することにしました。

これは、自転車通勤の希望者は会社で自転車を貸与するという制度です。

そして、せっかく取り入れるからには思い入れをもって大事に使ってほしいので、ロードバイク、あるいはクロスバイクを貸与しています。

もちろん安全に配慮し、ヘルメットも貸与。
万が一のことがあっても生活ができるよう、自転車保険の加入も行います。

また事務所付近の駐輪場も会社で借り上げます。
自転車の整備に必要な道具も支給します。
しっかりとメンテナンスする習慣をつけて貰って、道具を大切にする習慣もぜひ持ってもらいたいと思っています。


今後の妄想

会社の中で自転車好きが増えて、サイクリングはもちろん、キャンプや釣りに行くことができたら、楽しいだろうなと妄想しています。

会社でチームを作って、レースに参加してみる、というのも面白いかもしれませんね!

そんな妄想、面白そうだな!と思ってくれる方からのご連絡、お待ちしています!

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