1
/
5

日本オラクル社より5年連続でひとり親支援活動に寄付、手作りマスクもいただきました


「ひとり親家庭の就労継続」をはじめ、活動全体を支援

企業向けITシステムを提供する日本オラクル株式会社は、未来を担う子ども達の育ちや、多様な人材が働き価値を生み出すダイバーシティ環境への支援を積極的に実施されています。

フローレンスは、このたび「ひとり親家庭の就労継続支援」を目的とした活動に対する寄付先団体に選定されましたので、ここにご報告いたします。

日本オラクルからの寄付は、2016年から継続いただき、今年で5年目となります。

日本のひとり親家庭の相対的貧困率は50%以上と言われ(※OECD調査2017年)、子どもの貧困問題にも直結する国内の大きな社会課題のひとつです。

また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ひとり親家庭を取り巻く環境は一段と深刻な状況に陥っています。
一斉休校・休園による、子どもの預け先不足、給食の停止、そして休業や解雇による収入の減少は、仕事と育児を一手に担うひとり親家庭に大きな打撃を与えています。

フローレンスが4月に行ったひとり親家庭を対象としたアンケートでは、実際に「自分の昼食を抜いて子どもの食事にあて、毎日の食事すらままならない」といった切実な声も寄せられています。


どのような環境に置かれた人も働くことが選択でき、子ども達が自由な将来を選択できる社会を実現するため、日本オラクルとフローレンスは共に活動を続けてきました。

2019年度は、 日本オラクルからの支援を受け、49名のひとり親家庭に病児保育を1年間提供することができました。


また、関連団体の医療法人社団ペルルにて、ひとり親家庭向けのインフルエンザ予防接種を1,000円という安価で提供するなど、数々の取り組みを実現することができました。


加えて、現在は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急支援として「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を立ち上げ、ひとり親家庭への支援を強化しています。

ボランティア活動による手作りマスクの提供も

日本オラクルは寄付でのサポートに加え、同社ボランティアグループによる様々なボランティア活動でフローレンスの活動を支えてくださっています。
オラクル社内有志の皆さんが、フローレンスのスタッフと共に活動する機会も多くありました。


先日は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い市販のマスクが品薄の状態が続くなか、日本オラクル社員から、あたたかなメッセージが添えられた100個の手作りマスクのプレゼントをいただきました。


頂いたマスクは、フローレンスで働くスタッフの感染予防・咳エチケット用品として活用させていただきました。

▼スタッフからの感謝のコメント

「お忙しい中、手作りマスクを作成頂きありがとうございます!マスクについては入手困難な状況が続いており、昨年使用していた物も数が少なくなってきましたので本当に助かりました!頂いたマスクで体調管理をしっかりと行い、コロナで困っている親子を支援するための活動をしっかりと続けて参ります」

「手紙も読みました!大変な時期にボランティアでマスクをつくって頂き本当にありがとうございます!皆の力で未来を明るいものにしていきましょう!」

「サージカルマスクは現場スタッフ向けに使ってもらいたいので、事務局スタッフの私は自宅用に買ったマスクを使い利用者訪問に行っています。これからは自分の普段利用として布マスク使わせていただきます。ありがとうございます」

「この度は素敵な手作りマスクをありがとうございました。メッセージも読ませていただき、皆さまの温かいお心遣いに感動いたしました。私たちもまた皆さんに支えられながら活動しております。みなさんの応援メッセージ、本当に嬉しかったです。一人でも多くの方に様々な支援をお届け出来るよう、これからも活動してまいります。どうもありがとうございました」

日本オラクルからのご寄付は、人件費を含め活動に関わる使途に制約のない点が特徴です。
フローレンスの活動実績に信頼をいただき、私たちにとってより自由度の高い支援をとお心遣いいただきました。

こうした制約のない支援により、新型コロナウイルスのような予期せぬ緊急事態において、スピーディで柔軟な支援活動が始動できます。

親子を取り巻く社会課題は日々増加し、複雑さを増しています。

フローレンスはこれからも、寄付やボランティアを通して事業を支えて下さる企業と志を共に活動することで、社会的インパクトを最大化してまいります。

企業の社会貢献活動としての支援はこちら

https://florence.or.jp/donate/csr/

認定NPO法人フローレンスでは一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング
認定NPO法人フローレンスからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?