忙しくてパーティできないので、VRで代表の誕生日を祝ってみた
こんにちわ!採用担当の清野です。
しばらく真面目(笑)な記事が続いたので、GW中にフッと気が抜ける読み物をご紹介します。
フローレンスでは毎年、代表の駒崎(社内ではコマさんと呼ばれています)の誕生日をお祝いしてます。
今回ご紹介するのは昨年の誕生日の記事。忙しい中全員で集まるのがなかなか難しいけど、お祝いの気持ちは伝えたい!ということで最先端メカに詳しい社員が企画した「新しい誕生日祝いの仕方」とは。。。。?
――――(以下は2018/10/22公開記事の転載です)――――
2018年9月某日。
あるイベントを控え、フローレンス広報えみりーは悩んでいました。
えみりー:もうすぐ駒さんの誕生日……
そう、9月18日は、フローレンス代表理事駒崎の誕生日。
スタッフは毎年みんなでその誕生日を祝っているのですが、それもこれもみんな駒崎が大好き!・・・というより、とにかく騒げるイベントがあれば騒ぎたいというメンバーが多いから。いつも何かしら楽しくお祝いをしています。
しかし今年、えみりーは困っていました。
えみりー:誕生日の日、みんな予定が詰まってる……
なんだかんだ言って代表、いつもスケジュールが詰まっており多忙な駒崎。本当はみんなでわいわいとお祝いしたいのですが、今年はスタッフとスケジュールが合わず、集まってお祝いする時間が取れなそうなのです。
えみりー:困ったな……人が少ないと「まあ僕の誕生日なんてどうせ、祝わなくてもいいからさ」とかいって拗ねちゃうからなあ……
そんな困ったえみりーに声をかけたのは、沖縄出身、動画職人の石川れんでした。
れん:はいさい!えみりーさん、どうしたんですか?なにか困りごとですか?
えみりー:駒さんの誕生日お祝いしてあげたいんだけど、みんなと予定が合わなそうなんだよね。どうしようかなあ……
れん:なるほど……それだったら、実際にその場にいなくても祝えるようにすればいいんじゃないですか?
えみりー:え、どういうこと?
れん:VR(バーチャルリアリティ)さー!
えみりー:よくわかんないけど……じゃあ、やってみましょう!
こうしてVR誕生日プロジェクトが始まったのでした。
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そして、9月18日。
やってきた駒崎の誕生日当日。広報メンバーは、架空のミーティングを設定し、駒崎を会議室に呼び出しました。
駒崎:今日のミーティングのアジェンダ、何だっけ?
えみりー:その前に駒さん、ちょっと目をつむっていてもらえますか?
駒崎:え? ああ……そうか、今日は誕生日だから……わかったよ……
駒崎:えっ? なにこれ?
えみりー:ではスタートです!
ここから、VR誕生日お祝いセレモニーの始まりです。
【駒崎ビジョン】
ドアが開くと、会議室の中でたくさんのスタッフが「駒さん、誕生日おめでとう!」と拍手で迎えます。
【実際の様子】
誰もいない空間で歓声に応える駒崎。
【駒崎ビジョン】
360度視界があるので、ぐるっとまわって周りを見ることができます。
【実際の様子】
【駒崎ビジョン】
VR内ではスタッフが楽しくハッピーバースデイの歌を歌います。
そして、クラッカーでお祝い。
【実際の様子】
VR内でクラッカーが思いのほか近く、若干ビビる駒崎。
【駒崎ビジョン】
クラッカーのあとは、バースデーケーキでお祝いです。
当然、ローソクの火を吹き消すのは、主役の役目。「ローソク消してください!」と呼びかけられ・・・
【実際の様子】
【駒崎ビジョン】
火を消したあとは、せっかくなので、ケーキを「あーん」することに。しかし、そんなコンプラリスクの高いことを誰がやるのかと思いきや……
フローレンス立ち上げ時にインターンとして参画しており、駒崎と付き合いの長い低引(そこびき)が立候補。
スタッフの「あーん」の声かけとともに、バーチャルにケーキをぱくり。
【実際の様子】
バーチャルもぐもぐ。
【駒崎ビジョン】
爆笑が収まると、「39歳もがんばってくださいねー!」というスタッフからのメッセージで、セレモニーはお開きとなりました。
・・・そんなわけでいい雰囲気かと思いきや、VR内では「じゃ、ケーキ食べよう!」ということで、駒崎のためのバースデーケーキを、スタッフが群がってすべて食べてしまったのでした。
【実際の様子】
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・・・さて、バーチャルなセレモニーを終えた駒崎に、感想を聞いてみました。
駒崎:いやあ……VRすごいね!テクノロジーすごいわ!!よく作ったねこんなの!作ったのれんくん?ほんとにすごいよ!
えみりー:お、おう……
れん:あ、ありがとうございます……!
正直なところ、VRが終わったら部屋にぽつんと一人でケーキもなく、「実際にはなんもないのかよ!!」みたいなツッコミを期待していたのですが……
VRという最新技術が、駒崎のイノベーター魂に火をつけてしまったようです。
駒崎:いやー、これいいね。いつか保育現場の疑似体験とか、スタッフの研修とかにも取り入れられたらすごくいいと思う!いい気づきになったわ!
えみりー:そ、そうですね……!
れん:(……意識高い!意識高いですよ駒さん!オチが……オチがないじゃないですか!これじゃあ!)
予想外にも、駒崎がVRコンテンツのポテンシャルを実感するという結末で、誕生日セレモニーは幕を閉じたのでした。
そんなわけで、なかなか予想どおりには動いてくれない代表ですが、スタッフ一同、39歳の1年も応援すると同時に、ともに走っていく所存です。改めて、おめでとうございました!