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サービス価値を安定して届けるために取り組んだこと

Photo by Mike Hindle on Unsplash

こんにちは、FLINTERS企画本部にて自社プロダクトFlinters Data Hubのプロダクトマネージャーを担当しております箕崎です。

Flinters Data Hubの詳しい説明は下記を参照ください。

FLINTERSが「Flinters Data Hub」の提供を開始
FLINTERSが「Flinters Data Hub」の提供を開始 | プレスリリース|主にインターネット広告事業を手がけるセプテーニグループの持株会社です。グループ紹介・企業情報・採用情報・IR情報等。
https://www.septeni-holdings.co.jp/news/release/2021/01012887.html

そしてこの記事はFLINTERS10周年記念として133日間ブログリレー59日目の投稿です。

私はSepteniグループで長らく在籍し、5年前にFLINTERSへ転籍。開発者中心の組織でプロダクト、プロジェクトの管理、進行をしております。
今回は私が長らく向き合っている業務領域の取り組みについてお話しようと思います。

担当したサービス範囲

主にインターネット運用型広告レポートのデータ取得、更新の自動化、効率化と7年くらい向き合っております。何もしなければすべて手動でエクセル作成。そこをどのようにシステムを活用して効率化させるのか、どのようなサービスを提供するか、研究の日々であります。

今まで取り組み

  • 各媒体社が提供しているAPIを利用して自動的に広告レポートデータを取得する社内システムを引き継ぐ。
    元々基盤があり、媒体ごとに異なる仕様であったが、媒体問わず共通的な機構に作り変える段階から引き継ぐ。
    この基盤が後のFlinters Data Hubというデータ提供サービスになります。(今私が担当しています)
    2021年の1月に外部提供を目的としてリリースされました。
  • エクセルレポート更新を補助するツールたちを用意
    • VBAを使い自動的に取得した広告レポートをエクセルシートに反映するツール
    • 広告レポートはjson形式が多いのでCSV変換するツール

気づき

毎日、最初に生データを取得する、その後いくつかの後続システムが加工や格納をします。

この 最初に生データを取得する ここが安定しないと最終的に安定した価値をユーザーへ提供しにくくなります。

データ取得、提供ツールであるFlinters Data Hubがそこを担っております。
各媒体社が提供しているAPIを利用すること x 多くの広告アカウントのデータを取ること
→対象範囲が広い為、どうしてもエラー発生は避けられないです。
 1ヶ月まるまるエラーなしというのは無理でした。(特に外部要因はゼロにならない)
→結論、障害発生を前提としたシステム設計、運用が必要になります。

そのためSRE(Site Reliability Engineering)を参考にシステム、運用を最大限効率化することに努めています。

  • システム:Flinters Data Hubは自動的なデータ取得において発生する実行結果をすべてログ保存。エラーがあればユーザー環境に通知します。
  • オンコール対応:営業開始時間にエラー通知があれば原因調査、復旧対応します。
  • ポストモーテム:何度も障害を起こすパターンは課題化し、改善策を打ち出し実装、障害件数を減らします。
  • トイル:繰り返し発生したりミスの原因がある運用部分は自動化させます。

今後の取り組み

利用ユーザー様の満足度向上に向けて、障害頻度を減らす実装の改善はもちろんですが、よりわかりやすく障害、復旧状態を報告する、またはシステム化するなど障害が起きても柔軟に吸収、消化が可能なサービスに変化させたいと思います。
そのようにサービス基盤を強くして、今より多くのデータ種類の追加提供に耐えうるものにしたいと考えております。

今後とも自社ツールFlinters Data Hubをよろしくお願いします!

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