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【マネージャーに聞く 第3回】法人営業部・統合プランニング部/ 塩原拓未

フラッグで募集中のいろいろな職種について、より詳しく説明したり、該当する部署のマネージャーについて知ってもらえたりするようなインタビュー「マネージャーに聞く」です。第3回目は法人営業部、そして統合プランニング部とふたつの部署のマネージャーである塩原へのインタビューです。進行は人事総務部のマネージャー・田上が行います。

田上:それでは、よろしくお願いいたします。まずは法人営業部と統合プランニング部について、簡単に説明をしていただけますか?
塩原:法人営業部はその名の通り、法人営業ですが、2軸あります。フラッグが受託しているクリエイティブとかプロモーション、あるいはそれら全部を手掛けるような複合型案件の提案がひとつ。もう一つは自社で配給・宣伝を行う映画のタイアップ先企業に対する営業もやっています。統合プランニング部は、複合型案件を中心とした大型案件の企画立案から施策の実行までを統括しています。
田上:クリエイティブやプロモーションのセールスと映画タイアップの2軸の業務内容を、同じスタッフが両方やるイメージですか?
塩原:そうですね。いずれも企業・ブランドが抱える課題の解決に向けた提案なので、うまくシナジーを生み出せるとよいと考え、特にメンバーを分けてはいないです。

【現在募集中の法人営業部・統合プランニング部 職種一覧】

コンテンツ制作、プロモーション、映画タイアップの提案を行うセールス募集
https://www.wantedly.com/projects/558975
アイデア~エグゼキューション、全てを統括するクリエイティブディレクター募集
https://www.wantedly.com/projects/562190
幅広いディレクションからデザインワークまでを行うアートディレクター募集
https://www.wantedly.com/projects/639586
統合的なコミュニケーションを設計するプランナー募集
https://www.wantedly.com/projects/559009


(映画タイアップの一例)

リーダーシップのある人と一緒に働きたい

田上:統合プランニング部のプロダクションマネージャー(以降、PM)、プランナーに求める資質ってどういったものがありますか?
塩原:PMに関しては、責任感が強くて、真面目で前向きにプロジェクトに取り組める方。また、コミュニケーションが円滑にできて、周囲を巻き込み、チームで仕事を進めることを得意としている方でしょうか。プランナーは企画書作成、プレゼンテーション、クライアントコミュニケーション経験があり、デジタルを活用したコンテンツやPRなどの高度なプランニングが可能な方です。

田上:仕事の内容以外で、人柄や経験などチェックしているポイントはありますか?
塩原:それぞれの職種でいうと細かいものはいくつかありますが、共通して求めているのは、リーダーシップです。我々がやっているビジネスって、どんなにかっこいいことを考えても、それを形にして世の中に出していかなきゃビジネスとして成り立たないわけで……。その過程には痛みを伴う場面もあります。成果を出すためにはクライアントを客観的な立場から否定しなければならなかったり、社内のクリエイターに厳しい納期や予算でやってもらわないといけない時もあったり。それがなぜ必要なのかということを理解してもらう時に統率力が、特に営業と統合プランニング部には求められると思っているので、そこは大事にしているポイントですね。
(注)PMはインタビュー後、入社が決まり、現在募集終了しております

自由度の高い雰囲気

田上:部署のメンバー構成や雰囲気を教えてもらえますか?
塩原:法人営業部は私に加えてもうひとり、マネジメントのスタッフがいます。セールスチームのスタッフは8人、デスクチームが2人ですね。統合プランニング部はプランナーが1名、PMが2名です。雰囲気は部署によってそれぞれですが、どちらも比較的自由度は高いです。

法人営業部では、こちらから「一日にテレアポ100件やりなさい」とか「何々しなさい」と指示することはありません。それぞれ得手不得手があるだろうし、自分が好きな業種のお客さんを開拓していった方がモチベーションは上がって成果にもあらわれると思っているので、手段も限定していません。
田上:営業部って体育会系なイメージを持つ方が多いと思うんですけど、フラッグは全然違うなぁ、という印象です。
塩原:会社の置かれている状況が変わってきているのもありますけどね。私が新卒で入社した2012年には、まだまだ取りにいかないと仕事が無かったので、毎日テレアポしていたんですけど……。今は比較的クライアントからのご紹介だったりとか、お問い合わせいただくことも増えてきたので。それに甘えていてはいけませんが、そういった環境の違いもあるのかなと思います。
田上:統合プランニング部については、いかがでしょうか?
塩原:メンバーみんな、主体性があるので信頼して任せています。
田上:法人営業部も統合プランニング部も他部署と関わることが多いと思いますが、その点でそれぞれの特異性というものはありますか?
塩原:逆によそから見てどうですか?
田上:法人営業部でいうと、それぞれの独立した人がいるっていうイメージはありつつも、それをマネジメント層がきちんと支えていて、マネジメントはマネジメントですごくしっかりしていて、みんなちゃんと個性が立っていてすごいなと思っています。
塩原:個人商店であってはならないと思っているので。ひとり一人は立ちつつ、チームとしてのまとまりはもっと持たせていきたいですね。
田上:塩原さんの部署はスタッフの離職率が低いのですが、思い当たる理由はありますか?
塩原:個人の向き不向きを考慮し、やりたいことを尊重するようにしているので、そのへんを気に入ってくれている……だとしたら嬉しいですけど、実際はみんなに聞いてみないとわからないですね。


(入社10年目を迎えた同期と)

フラッグ新卒入社。10年目を迎える

田上:では、塩原さんのお話を聞かせてください。現在の役割、ポジションについて教えていただけますか?
塩原:法人営業部と統合プランニング部、ふたつの部門以外に今年からもうひとつ、大阪オフィスのセールスチーム、3部門の採用・教育だったり、マネジメントをやらせてもらったりしています。他にも、会社概要の作成や拠点間での顧客連携など全社的な営業企画もやっています。
田上:フラッグでのこれまでのキャリアパスを教えていただけますか? 今は10年目ですか?
塩原:はい、2012年4月に新卒で入社して、法人営業部に配属になりました。2年半後にマネージャーを務めることになり、そこからはずっとマネージャーで、去年の10月に統合プランニングの立ち上げに関わらせてもらうとともに、マネージャーを兼務させてもらうことになり、今年1月からは大阪のセールスチームのマネージャーもさせてもらっています。
田上:新卒で入って2年半でマネージャーに就任、というのはなかなかの抜擢ですよね。
塩原:タイミングが大きかったと思います。先輩が退職されるタイミングがあり、次にそこをやってくれないかと社長に提案いただいたので、よく考えず二つ返事でOKしたらそうなったという感じですね。
田上:マネージャーになるのは嫌じゃなかったですか?
塩原:いえ、知っている人は知っているんですけど、新卒1年目、めちゃめちゃ新人賞(※)にこだわっていたんですよ。いまだに「今年の新人賞は僕ですか?」っていうのを社長に言うくらいに執心しているんですけど……(笑)。 それはなぜかというと、そもそもずっとフラッグにいるつもりはなくて、それこそ3年ぐらいで転職する可能性もあると考えていたので、その時に何もないよりは社内のものだろうが「新人賞」って箔がついたほうがいいだろうなって思っていたんです。でもそれが獲れなくて、じゃあ次はMVP(※)しかないなって頑張っていたら、マネージャーになる機会を与えられたので、喜んでっていう感じではありました。
(※)社内の表彰制度で、年に一度マネージャー等の投票で選ばれる。新人賞、MVPの他に、ベストビジネス賞やベストチーム賞などもある。

田上:今後、ここまではやりたい、みたいなものはありますか?
塩原:キャリアビジョンみたいなものをそもそもあまり持ち合わせていないんですよ。キャリアってあとからついてくるんじゃないかなっていう考えがあって、それを身を以て体験しているんですよね。目の前のことを頑張ってやっていたらマネージャーになったし、新しい部署の立ち上げとマネジメントの兼務というのもさせてもらったし、別部門のセールスチームも任せてもらえることになった。なので、あんまりここまでやりたい、というのは特にないですね。

(2児の父として育児にも奮闘)

心に残っている出来事

田上:今までで印象的なお仕事は何ですか?
塩原:とあるクライアントから「自分たちの商品のセールスをやってほしい」って言っていただいたことかな。それって営業としてすごく嬉しくて……。お客さんのサービス、商品をよく分かってないとそういうことは言ってもらえないし、営業冥利に尽きるなって。まだ社会人になって2年目くらいの出来事だったのでそこから自信がつき、今でも営業の糧になっていますね。
田上:お客さんからかけてもらった言葉って心に残っているものですよね。

田上:心に残っているといえば…… 今はリモートワークですが、以前に出社されていた時もお子さんのお迎えだったり、お子さんの発熱で保育園からの呼び出されたりにもしっかりと対応していた印象があります。
塩原:そうですね。保育園の呼び出しはきつかったですね。当時は毎日のように呼ばれましたからね。親になったらみんなそうなんだとは思うんですけど。
田上:私は母と同居していたこともあって、夫がそういう対応をしたことがほとんど無かったんですが、ご夫婦ふたりで分担して対応されているのを見て、理想的だなぁ、と思っていました。家庭内での約束事ってあるんですか?
塩原:いや、とくには無いですよ。妻も結構忙しい仕事をしているので、対応できる方がすればいいかな、と思っています。幸い、今は社内の仕事をしている事が多いので、そういう意味で調整がしやすいというのもありますね。子どもより優先すべきものは無いので……
田上:おっしゃる通りですね。

田上:フラッグについて、入社時と今で印象が変わったことはありますか?
塩原:実際に変わったことなんですが、社長が人に任せるようになった、というのがありますね。昔は社長が窓口をやっている案件もあったし、社員面談も60人ぐらいの規模でも社長が全員やっていました。それを細かく部門を分けて、それぞれマネージャーを置いて業務を分担する、という流れに変わってきました。その分、組織が大きくなっていくなかで、経営陣を含めたマネジメント層が何を考えているかわからないというスタッフもいると思うので、個別の案件は私たちに任せて、会社としてのビジョンの解像度を上げることや、それを浸透させるところにリソースを使ってくれるといいなって思います。

フラッグにマッチするのはどんな人?

田上:どんどん大きくなっているフラッグですが、フラッグで働くメリットはどんなところにあると思いますか?
塩原:やりたいこととか、やるべきことみたいなものを持っていて、そこに合理的な理由と遂行する能力がある人に対して、ヒト・モノ・カネを惜しみなく投じてくれるところですね。失敗にも寛容です。挑戦することが好きな人とかが適していると思います。
あと、制作をやっている会社には珍しく、「この人にはイエスしか言っちゃいけない」みたいな絶対的なクリエイターがいないのは、どちらかというとメリットなのかなと思っています。それはプロモーション含め制作以外も手掛けているため、各部署の力の均衡がとれていることが大きいんじゃないかな、と。どうやったらメディアに取り上げられるのか、どうやったらソーシャルメディアで話題になるのか、などという要素を模索する時には、比較的若いスタッフの意見も取り入れていかないといけないですし、それが絶対的なスタッフが生まれづらい要因なのかなと思っています。
田上:フラッグに合う人ってどんな人でしょう?
塩原:さっきの話に通じるところもあるんですけど、めちゃめちゃかっこいいCMを作りたいんだったらCM制作会社に入ればいいし、Webを作りたいんだったらWeb制作会社に入ればいいと思っているので、ひとつのことを突き詰めたい、というよりはいろいろなことに興味を持ってそういうものを貪欲に吸収できる人が、いまのフラッグが手掛けているビジネス的にはいいんじゃないかなという気がしています。
田上:フラッグのビジネスを面白いと思ってくれていて、自分が事業を拡大していくんだ! という気概のある人が加わってくれるといいですね。

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