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「SNS運用会社じゃない。『クライアントの部署に入社するつもりで顧客に寄り添う』サイバー・バズ卒FinTトップセールスのやりきり力」

みなさんこんにちは。FinT広報担当です。

FinTは、「みんなの強みを活かして、日本を世界を前向きに」をパーパスに掲げ、前年比200%で成長中のマーケティングを強みにしたSNSソリューションカンパニーです。

2019年より3年間で社員数は10倍増、2023年には海外を中心とした事業を複数スタートし、さらなる成長を目指し様々な挑戦をしています。

今回は、サイバー・バズに新卒で入社、その後半年でMVPを受賞し、2020年にFinTに転職をしたアカウントコンサルタント 永井梨緒(ながい りお)へのインタビューです。

その顧客への圧倒的な「寄り添い力」から、今ではクライアントからの指名が絶えないFinTのトップセールスとして活躍しています。そんな永井に、日頃からどんな姿勢で業務と向き合っているのか を聞いてみました。

【こんな方におすすめです】

  • 市場価値を高めたいと思っているがどうしたら良いかわからない
  • 成果を出したいのになかなかうまくいっていない
  • スタートアップのリアルを知りたい
  • もっと裁量持って組織や事業に貢献していきたい

このように思われている方の参考になれば幸いです。

|永井 梨緒 

1995年生まれ。SNSマーケティング事業部 アカウントコンサルタント。大学卒業後、株式会社サイバー・バズに入社し、営業・プランナーを担当。上半期新人賞受賞。2020年に株式会社FinTへ入社し、インフルエンサー事業部の立ち上げに従事した後、現職に至る。

なにも持っていない新卒だったからこそ、立ち回りを考えて成果を出すことを意識した

——新卒では、現在と同じSNSマーケティングの会社に入ったそうですね?

はい。サイバー・バズという、学生の頃からインターンをしていた会社に入社しました。私が求めている組織環境が、「みんながモチベーション高く、目標に向かって仕事をしている状態」なんです。学生の頃から、社員の方が高い目標に対してプライドを持って働いている姿をみていて、自分もここに行きたい! と思いましたね。

——当時から、今と同じセールスプランナーを担当していたんですか?

そうですね。新規顧客を開拓したり、営業したり、今と基本的には変わらないです。

ただ、今はSNSマーケティング事業部という部署でありつつ、クライアントの課題解決のためであれば、強みであるデジタルを起点としてオフライン施策や地方創生まで、解決する課題の幅は広がっているように感じます。

——新卒1年目でMVPを獲得されたという噂を聞いたのですが、本当ですか?

はい。私の場合は入社して4ヶ月目で新規クライアントの開拓をして、目標以上の売上達成をすることができ、その月は単月の社内表彰もして頂けました。それを評価して頂き、半期の新人賞を受賞しました。

——えっ、どうやって達成したんですか......?

う〜ん。端的に言うと、気合いですかね(笑)。どういう努力をすれば数字的成果に繋がるか、を常に考えてアクションしていました。あとは、やるべきことを愚直にやって、「やったほうがいいよ」と言われたことは全部しました。また、直接的に成果に関係なさそうに見えるのですが、朝ちょっとだけ早く出社して、役員の人に同期の状況を伝えるとかもしてました。

——橋渡しのような?

そうですね。私、会社での立ち回りをめちゃくちゃ考えてたんですよ。ふつうにやっていてもそこそこの成果しかでないな、と。当時、「周りをよくみてるね」と言っていただくことが多かったので「じゃあそれを活かそう」と。

いつも以上に観察して、同期が何を頑張っているか、どんな状態なのかを役員の方にシェアするようにしたんです。すると「永井ちゃんっていつも色々教えてくれるよね、永井ちゃんは最近どう?ついでに提案資料みてあげようか?今何困ってる?」と言われるようになって、その役員の方に提案資料やクライアントとのコミュニケーションにフィードバックを頂いていました。フィードバックをくれた方は皆レジェンド級の立ち上げ期のサイバーエージェントのトップセールスなどを経験している方々だったので、すべてが本当に勉強になりましたね。

——たしかに、スキルや能力など何も持っていない新卒だからこそ、自分がそれ以外で何を提供できるかという視点は大切かもしれませんね。

そうなんですよ。新卒はだいたい気合いがあればなんとかなります(笑)。それが強みでもある。

「自分の成長」から「会社の成長」へ

——組織において、自分を客観視しているのは今も同じですか?

同じですね。ただ、今はもっと客観視する視点が高くなっていると思います。スタートアップだと、やっぱり会社と自分は切っても切り離せないくらい近いんですよね。

——というと?

前までは、目の前の小さな課題や自分の売り上げしか考えていなかったんです。でも今のFinTは、50人以上いるとはいえまだまだ小さな会社。自分がいかに大きなインパクトを出せるかが、会社にダイレクトに響いてくるんですよ。

——自分の課題ではなく、会社の課題を考える必要性がでてきた。

はい。会社の成長のためには、自分にとっては未知数なことにもチャレンジしないといけなくなりました。それが結局は、社会人生活に慣れてきた自分の成長を促すことにもなってるんですけどね。

——過去、FinTで未知数なことや難しい課題にチャレンジした経験はありますか?

いっぱいあります。でも1番最初が衝撃的でしたね。

FinTに入社してからすぐにCOOから「インフルエンサー事業部を立ち上げたいって言ってる熱量高い新卒の子がいるから、何もわからない状態ではあるんですけど、4ヶ月後には目標売上作ったので達成しましょう!2人で頑張ってください!いけると思います!」って言われたときには流石に「え?」って思いましたね。「何言ってんだろう」と(笑)。

——新卒と2人で新規事業部の立ち上げ、相当に大変だったのでは?

でも、意外と2人3脚であることの苦労はそこまでなかったですね。その新卒メンバーは現在セールスとマーケティングのマネージャーを勤めている田中なんですけど、彼はその頃からとても優秀で。私がマネジメントする必要はいっさいなかったです。ビジネスマナーに対しては教えることも多かったですけど、常に私より倍速でインプットしてきたし、なにより根気づよくて情熱がある。結果的にはなんと3ヶ月後に目標も達成できて、立ち上げから半年後には会社の1/4の売上を担う主力事業の1つとなりました。田中の姿をみて、私も「事業部立ち上げや新しいチャレンジに必要なのは経験値じゃないんだな」と気付かされましたね。


「その施策はクライアントのためになるか?」が第一優先

——当時の2人、すごく良いコンビでしたよね。でもその目標達成のあと、すぐに異動したんですよね?

はい。インフルエンサー事業部から、今いるアカウントコンサルタントチーム(以下、AC)に配属されて、再びセールスプランナーになりました。クライアントの課題に沿って、どのSNSを用いるか?から施策のご提案をしています。

——異動を告げられた時、どんな気持ちでしたか?

最初は正直、え!と思いました(笑)せっかく結果が出始めて、これからという時だったので......。

でも、ゆいちゃん(CEO大槻)ややまぴさん(COO山下)が私のことをとても信じてくれたんですよ。「りおちゃんの本当の強みはACで絶対に活きると思う」と。経営陣がそんなに言うならと思って、期待に応えるべく異動しました。異動先でマネージャーになってほしいと言われましたね。

——ACに異動して、「やっぱり自分は向いてるな」と思った瞬間はありましたか?

チームに入って1ヶ月ですぐに受注できた時に感じました。結局、マネージャーになって3ヶ月目からプレイヤーに戻るまで、チームの売上目標は毎月かかさず達成し続けていました

——素質を物語るようなエピソードですね。ちなみに、当時ACは何人いましたっけ?

私を含めて3人でした。当時は少数で売り上げを追わなければいけなかったので、「今提案しているこの案件は会社の中でどのくらいインパクトがあるか」「売上目標に対してのGAPをどのように埋めていくか」といった目線合わせを丁寧にしてました。

——チーム全体で数字にかなりこだわっていたんですね。

でもそこが難しかったですね。FinTはお客さんに対して何かを無理に提案して売り上げを立てることはしないんですよ。売り上げ目標はありますけど、それを達成するためだけに受注してくるのは本質的なSNSマーケティングではない、長期的にみてもお客さんは離れるというのが会社の思考。目の前の案件を受注するためだけの営業をせず、本当にクライアントにとって必要な施策を受注することで目標を達成するのは、すごく大きなチャレンジでしたね。


やりきる=クライアントのマーケティング責任者を勝手に自分が引き継いで情報をキャッチアップする

——そこから、トップセールスとしてのスキルがさらに磨かれたわけですね。

そうですね、よくある成功パターンを売りつけるのではなくて、お客さん1人1人のことをしっかり理解して、そこに対して成果が出るようなプランニングをするように意識していました。そこから、マネージャーよりもプレイヤーとして活躍するほうがさらに強みが活かされるんじゃないかと言われて、ポジティブな形でプレイヤーに戻り、今はFinTではまだお取り組みのない新規大手開拓やデジタルマーケティング全般のプランニングを担当しています。

——よく、社内ではりおさんの顧客への寄り添い力がすごいという話を聞くのですが、具体的にはどんなことを意識してるんですか?

私、「クライアントのマーケティング責任者を勝手に自分に引き継ぎしたつもり」でインプットするんですよ。クライアントの部署に社員として入って、マーケティング責任者を引き継ぐつもりで情報をキャッチアップをするようにしてます。そのためには全部を知らないといけない。商品の売上目標数値も、過去の施策もIR資料も商品ページ構成も、SNSの口コミも、目を皿にして見ます。店頭配荷のある商品であれば、どの位置に新商品があって、どういう並び順で置いてあるか、隣に並んでいる競合ブランドはどこで、良い棚位置につけているブランドやリプレイスすべきブランドはどこかも見る。もし自分がマーケティング担当だったら、最低でもそれくらいは把握していますよね?

——していると思います......でも、そうすればいいと分かってはいても、そこまでの熱量を捧げられる人ってなかなかいないと思うんです。なぜそこまで顧客に貢献したいと思えるんですか?

シンプルに、相手に感謝されることが好きなんです。小さい頃からそうでした。

前職でMVPを獲ったときも、獲れた自分が嬉しいというよりも会社の人が喜んでくれるのが嬉しかった。数値目標は常に念頭におきつつも、最後はクライアントさんに喜んでもらえるように行動していたら不思議と成果に繋がっていきましたね。

「自分が会社のNo.1になる」ではなく、「No.1の会社を作り上げる」ことを目指して

——どんな人がFinTにきてほしいですか?

やりきれる人です。FinTはフレックスタイム制でリモートでも仕事ができるので、やろうと思えばどこまででもできる。そんな環境で、自分の中に強いこだわりを持ってどこまでやりきれるかが大事だと思います。FinTはまだまだ小さな会社なので、全員が自分の強みを最大限に活かして成長し続ける必要がある「自分がNo.1をとるか」ではなくて、「会社をNo.1に作り上げられるか」が重要だと思っています。

——最後に、今後の目標を聞かせてください。

あまりキャリアプランをしっかり練って理想像を描くタイプではないのですが、FinTは優秀なインターン生や新卒メンバーが多いので、そのメンバーたちに成長率で負けたくないとは思います。インターン生や新卒メンバーは良い意味で土台となる経験がないし、スポンジのようになんでも素直に吸収するので、環境さえよければとても伸びるんです。特に、FinTの新卒のメンバーたちは伸び率がとても高い。彼らがインプットする量や成長スピードに、同じように私も新しいことを学び続けて成長したい、負けたくないんですよね。ある程度の経験があるからこそ、新卒のメンバーたちよりも新しい知識をつけないといけないし、できることを増やしていかないといけない。前職の経験があるからって、のんびりしている暇はないです(笑)。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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https://marketingnative.jp/john_masters_organics/

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